ポップコーンは買わない派です。vol.55
愛がなんだ
劇場に入った時の客層は僕以外はみな若い女性でした。
予告編
あらすじ
28歳のOL山田テルコ。マモルに一目ぼれした5カ月前から、テルコの生活はマモル中心となってしまった。仕事中、真夜中と、どんな状況でもマモルが最優先。仕事を失いかけても、友だちから冷ややかな目で見られても、とにかくマモル一筋の毎日を送っていた。しかし、そんなテルコの熱い思いとは裏腹に、マモルはテルコにまったく恋愛感情がなく、マモルにとってテルコは単なる都合のいい女でしかなかった。テルコがマモルの部屋に泊まったことをきっかけに、2人は急接近したかに思えたが、ある日を境にマモルからの連絡が突然途絶えてしまう。
恋人中心の生活
恋人がいてその人が好きで気づけはその人のことばかり考えてしまうような毎日。連絡がくるとドキドキするし会いたいこと願ってやまないことがあるでしょう。
会ったらものすごく幸せな気持ちになり、ずっとこの時間を過ごしていたいとさえ思えてしまう。
気がつけば恋人に会うたいがために仕事を早退したり、やめてしまったり、その人のためなら他のことはどうでもよくなってしまう。
一見素敵なようにも思えるけれど、別の角度から見ると大丈夫かなと心配になってしまう。
ヒロインの山田テルコをみてるとそんなような印象を持つ。
一方でマモルの方はというと、テルコのことは恋人としては捉えておらず、連絡をすればすぐにきてくれるというマモルにとっての都合のいい女性になっている感じだ。
テルコのことを特別に思っていない分他の女性に対する興味を普通にテルコに話したりする。
テルコのことを思うとこちらは心が痛む。。
なんてたってテルコとマモルの甘甘なやりとりをみてしまっているから余計に。。。
同世代の共感 feat. 金麦
この日に訪れていた客層はもちろんのこと、この映画に登場するのは20代中盤から後半にかけての男女。
この時期の大人の恋愛を経験、もしくは真っ最中、憧れている人は共感を生むのだろう。
僕も共感というか心をうつ場面が多くてどのシーンも印象的だが、中でもテルコが夜道の帰路で金麦を飲んでいるシーン。
生ビールではなく発泡酒というあたりに若者の懐具合というか、そこまでこだわりないからこっちでいいや、むしろこっちがいいやって感じが強くて共感できた笑
エモい!!
今こそこの言葉を使いたい。
確かにあれがスーパードライとかだったら印象ブチ壊れなんだろうなと思う。
最後に
カップルでみたら間違いないだろうし、好きというか気になる人とみても間違いないだろう。
はじめに劇場には僕以外は女性しかいなかったと述べたと思うが、全国的にそんな感じなのだろうか。
だとしたらこの映画が女性の総意じゃない!?
女心のヒントはここにあるのかもしれん。男性諸君こぞって見るべきでは。
し、し、知らんけど!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?