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【KIRINJI株式会社】起業して最初の上期が終わりました!
さあ今年もラスト1ヶ月、
7月に開始したKIRINJIも順調に軌道に乗ってきたぞ!
やりたいのにやれていなかったことも、この12月ちゃんとやるんだ!
そして下期に向けて、このまま上期ラストを駆け抜けるぞ!
と思っていたら、KIRINJIは5月決算で、
11月末が上期の締めでした。気づいたら上期が締まってた。ナンテコッタ。
なんで5月決算にしたんだっけ…と思い返すと、
KIRINJIはスタートアップのコーポレート部門支援を主な事業としています。
そのため、お客様の決算期と被らないタイミングを期末にしようと、微妙にずらした期末にしたことを思い出しました。
そのようなわけで、上期も終わっておりました。
この上期は「まずやってみよう」の精神で多方面に取り組んできましたが、
ようやく方向性が定まってきた気もしております。
そこで、良い機会ということで、
あまり対外的に説明していなかった「KIRINJI株式会社」のことをまとめてみたいと思います。
KIRINIJIは「次の世界を担う麒麟児のため」今の環境を変える、
そんな想いを込めて立ち上げました。
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麒麟児たちの輝く才能→星。そして、星が社名の頭文字Kになっています。
次の世界を担う麒麟児とはどんな人か。
特に定めてはないのですが、、、(極論、将来のサッカー選手でも良い)
現時点における自身の得意分野と志向性を重ねて、
「若手のコーポレート人材」「学生クリエイター」
ここら辺かなと決めました。
若手コーポレート人材は言わずもがな、
今まで私がやってきたことをそのまま継続していきたいと思ったからです。
学生クリエイターは、ただただ好きだからです。学生の絵って良いよね。
(もちろん好きになった理由はあるけども。。。
10年以上前の、最初の起業に関わる話なので今は割愛)
変えたい環境としては、起業前からずっと言い続けている、
スタートアップのコーポレート部門における、車輪の再発明をなくしたい、
というところが一貫しております。
コーポレート領域、特に経理や労務などのオペレーション領域について、
どの会社でも同じ仕事をしているのに、
社会的なナレッジの共有が、他の領域と比較して遅れている分野です。
コーポレートの、特にオペレーション業務の構築方法や効率的な運用は、
協調領域として、会社の垣根を超えてナレッジをシェアしていければ、
もっともっと日本の生産性が上がるのではないか、と心から思います。
コーポレート領域における情報の非対称性をぶっ壊すことで、
次世代のコーポレート人材が働く環境を変えて、
コーポレート部門をキラキラした花形に絶対する!と思ってます。
そんなわけで、まずは、
KIRINJIとしての主な事業(自分が価値発揮できる仕事をする事業)と、
麒麟児たちのための事業(自分が自分であるための事業)、つまり、
「若手のコーポレート人材」「学生クリエイター」のための事業を、
それぞれやることに決めました。
現在は、この事業アイディアを、
「コーポレート構築支援事業」「コミュニティ事業」「NFT事業」
の3つに分類して、サービスを提供しています。
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このうち、「NFT事業」は少し毛色が異なるため、本noteでは、
「コーポレート構築支援事業」「コミュニティ事業」について紹介させていただければと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1670689424470-ePIgRy3SbQ.png?width=1200)
「コーポレート構築支援事業」は、
自分が価値発揮できる仕事をする事業と言いましたが、
私のバリューは、IPOやM&Aといったアクションを乗り越えられる、
高品質なコーポレート体制の構築にあると思っています。
そのため、将来的にIPOを目指すスタートアップ企業に対して、
経理、労務、法務、総務といったコーポレート領域の立ち上げや、
コーポレート周りのシステム構成の検討・導入、オペレーション構築、
もう少しレイターな企業だと資金調達、上場準備、M&A周りの実務まで、
ご支援させていただくことにしました。
可能な限りハンズオンでご支援をしたいと思っておりますが、現状では私のリソースに限りがあることもあり、既に社内にいらっしゃるメンバーに私の知見を伝播させることを重視しています。
社内にいる既存メンバーにご活躍・ご成長いただいて、持続可能なコーポレートを作り上げて、自分がお役御免になることが喜びだったりします。
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お詳しい方だと、
労務や法務(あともちろん税務)について、独占業務に当たるのでは…と
ご心配いただくことが多いのですが、KIRINJIとご契約いただく場合は、
各士業の先生方とのご契約を必須としていただいています。
独占業務は、もちろん士業の先生にお任せする体制をとっております。
コーポレートの人を、ただのオペレーションリソースで終わらせてはなりません。オペレーションを高品質なまま効率的に回す仕組みを作ることで、
そこで生まれたリソースを起業を成長させる仕事に再投資することで、もっとコーポレートの人が輝けるのだと考えています。
今は私以外にも、複数名のハーフコミットメンバーも加わって、
複数社の案件を手分けして担当しています。
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「コミュニティ事業」では、現在2つのコミュニティを立ち上げ・運営しています。
便宜上、事業という言葉を使っていますが、KIRINJIとして収益化させるつもりは一切考えておらず、ただただ協力してくださる皆様と一緒になって、
コミュニティを運営しています。
実はコミュニティの立ち上げ自体は、遡ること2021年からずっと考えていました。この部門、横のつながり薄すぎる!
当時から、コミュニティを2つのレイヤーに分けることは決めていて、
①CFOレイヤーのナレッジシェア
②メンバーレイヤーのナレッジシェア&成長
③相互交流
みたいな、情報が流通し還元されるエコシステムを考えていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1670768942938-KX5O6QhcEp.png?width=1200)
現状、多くのスタートアップにおいて、コーポレート管掌がCFOなので、
分かりやすさ優先で上記の図としています。
そこで2021年11月頃から、
トライアルでCFOレイヤー限定の交流会を開始しました。
1年経過し、既に数十名の方にご参加いただいてはおりますが、
こちらは、1年経った今でも、「完全紹介制」の交流会を厳守しています。
CXOレイヤーでさえ、社外の方との横の繋がりが十分ではありません。
企業の成長過程における検討事項に対して、限定された情報をもとに意思決定する状況も多々あると思います。
さらに、スタートアップの調達市場・環境の変化は激しく、しかも新しい手法が次々と出てきます。キャッチアップコストもかかります。
この交流会を通じて、CXOレイヤーの方々が、相互にナレッジシェアすることで、単純に情報量が倍増します。
情報が多い方が、正しい判断を下せる確率が高くなります。
だからこそ、鮮度高い情報が得られる場を作って、みんなで日本のスタートアップを良くしたい。そのための「場」として交流会を開催しています。
ただ、トライアルをしていてわかったのですが、
ナレッジシェアリングを快くしてくださる方がいらっしゃる一方で、
一定の割合で、一方的に情報を受け取って終わってしまう人が現れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1670772738351-lks2EdaBMr.png?width=1200)
目指しているのは、Giver同士のナレッジシェア・サイクルです。
いかにコミュニティの中でナレッジサイクルを生み出していくか。
そこに僕のコミュニティの価値は生まれると考えています。
なので、いかにGiverな人を集めるかが大事だなと痛感するものの、
同時に収益性を考え出すと、Takerを受け入れる必要性がいつかは出てくるかもしれません。
なので、収益を考えないようにしています。
交流会は元々、自身の「コーポレート領域における車輪の再発明」をなくす想いからはじめたことです。
スタートアップで頑張るCXOが、ナレッジシェアを促進させて行くことで、彼らの企業が成功する。そして新しいナレッジが生まれ、またそれがシェアされ、次のスタートアップが成功していく。
そうして、完全紹介制のCXO交流会が生まれました。
2022年でトライアルは完了し、2023年からはコミュニティ化する予定です。
![](https://assets.st-note.com/img/1670773878935-rnZUksWdue.jpg?width=1200)
こんな感じで定期開催してます!
もう1つ、経理メンバーから部長クラスまでを対象としたコミュニティを、
2022年1月よりfreeeさんと一緒に立ち上げ、運営しています。
元々、経理コミュニティ自体は、先に示した図の通り、どこかで作るつもりでした。ただ、そこには大きな壁がありました。
「経理業務」と一括りにするのは簡単ですが、
実務の中身は、業種・業態・立地・企業構造・その他様々な要因によって千差万別ですよね。全く同じ状況・悩みを抱えている会社を探す方が大変なんです。
そのため、ただ「経理コミュニティ」を立ち上げても、
ナレッジシェア・サイクルを生み出すのは容易ではないと感じていました。サイクルの回らない、課題解決力が低い「場」となってしまったら、
そのコミュニティは活性化していきません。
どうしたものかと悩んでいたときに、freeeさんにお話をいただいて、
freeeユーザーを対象としたユーザーコミュニティを作ることにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1670774293289-LnFwJGyUMt.png)
立ち上げメンバーで話し合って、「つばめの巣」と名付けました。
freeeユーザー同士であれば、企業ごとの特性・差を一定無視して、
freeeというツールの上での課題・悩みに特化して情報交換が行えるため、
(サービス利用者としての制約はあるものの)参加者にとって課題解決力の強いコミュニティが作れるのではないか、と考えたからです。
また、もう1つの目的として、
「Takerな人」を「Giverな人」に育成していくことを、
このコミュニティを通じて実現できるのでは、とも思っています。
そもそも、なぜTakerな立ち回りとなってしまうのか…
それはひとえに、情報発信に慣れていないからだと思っています。
つばめの巣でのコミュニティ活動を通じて情報発信に慣れていくことで、
TakerからGiverへ成長できる。発信を続けることで、その方の市場価値も高めていける。その結果、コミュニティ自体の価値も高めていただける。
そんな参加者・運営双方にとってWin-Winな場にできたらと思っています。
つばめの巣については、あらためて、立ち上げからこれまでの流れや、
今後目指していきたいことをnoteにまとめて、近日中に公開予定です。
ここまで、勢いのまま書いてきましたが、
自分の起業を利用する形で、私は「自分が叶えたいこと」を実現するために事業展開しています。
(細かなリリースはTwitterでしてます)
どの会社でも使える汎用的な、事業計画管理スプレッドシートの構成を考えた。
— 早瀬友貴@KIRINJI CEO (@tomotaak) October 20, 2022
来月、スプレッドシートに全部落としますが、
個社化する部分も多く、公開できるか不安なので、
むしろこの概念を転用してもらえたら!
1人目コーポレートとして計画策定や運用に悩んでる方がいたらぜひ。 pic.twitter.com/ZqlkJaj5h8
KIRINJI自体は、
今まで在籍していたどのスタートアップよりよっぽど泥臭いし、
スケールとか調達とか、そういう感じでもないのですが、
引き続き、コーポレート領域の既得権益者が作った壁をぶっ壊して、
新時代を作るべく邁進していきます!
下期も頑張るぞ!
皆様、引き続き、よろしくお願いいたします!
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