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IPO準備企業のコーポレートカードは「UPSIDER×freee会計」が最適解だと思ったので、 UPSIDERの良さと利用時の仕訳をまとめてみた

みなさま、こんにちは、こんばんは、
AIスタートアップでコーポレートの立ち上げをやっている早瀬です。

今回は、自分的に便利だと思った他社サービスについて、
仕訳例まで含めて、経理向けマニュアルとして使っていただけるよう、
語っていきたいと思います!
(あくまで2021年8月時点の情報となります。
 最新の情報は、サービス提供者様へお問い合わせください)

今回ご紹介したいサービスは、
IPO準備の強い味方、上場のためのコーポレートカード「UPSIDER」です。

こんな感じで、freee会計とAPI連携させ、大活躍いただいています。

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私がオススメするポイントは 「3つ」あります。
オススメ順に並べると、こうです!

その1:海外サービス利用時の外貨取扱手数料がかからない
その2:当月利用分が、決済者側の処理に関わらず、当月に連携される
その3:利用限度額と残額が明瞭(しかも利用限度額も高い)

その1が圧倒的「神!」ですね。
会社様によってはどんだけコストカットになるのよ、、、

という事で、それぞれ細かく解説していきたいと思います。

UPSIDERがオススメな理由1:外貨取扱手数料無料!

特にプロダクト開発を内製化されている会社様では、複数の海外サービスを、クレジット決済にて利用されているのではないでしょうか。

一般的なクレジットカードの場合、これらのサービスの決済毎に、為替レートに加えて1.6%~2%くらいの外貨取扱手数料が追加で発生しています。

海外サービスの外貨取扱手数料が0円というのは、
コストカットの面からも非常に魅力的なのではないでしょうか。

<余談>
私が以前お手伝いしていた会社様では、海外取引が非常に多かったため、
監査法人より、為替手数料と外貨取扱手数料はそれぞれ別で計上するよう
リクエストされてしまい(外貨取扱手数料だけは営業利益にHitさせるため)
この管理が煩雑で煩雑で、、、ということがありました。
そのため外貨取扱手数料がとても嫌いになりました。

UPSIDERがオススメな理由2:発生主義での費用計上

クレジットカードを会社の決済で使っている場合、
たまに、費用が遅れて連携されることありますよね。
(決算締めた後に、前月の費用がクレジットカード連携されるとか)

これ実は、クレジットカード決済をした際に、
サービス提供事業者側の「金額確定」タイミングでしか、
クレジットカードに金額情報が飛んでこないことが原因だったんです。

この問題に対してUPSIDERカードでは、
カードの利用タイミングで費用を認識します。
月内にサービス提供事業者様に金額確定いただけてない場合、
この概算計上金額がAPIで連携されます。

そして、金額が確定したタイミングで、
概算計上された金額との差分だけが計上されるという、、、
もうパーフェクトじゃん。

UPSIDERがオススメな理由3:限度額が一目でわかる

画面に表示されているのでいつでもわかります。
大きな買い物の瞬間って結構ありますよね。

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そういう時に都度カード会社に問い合わせる時間が削減できるので便利です。特に、コーポレートカードではなく、今、代表者名義のクレジットカードを会社で利用している会社様には朗報なのではないでしょうか。
(クレジットカードの与信限度を引き上げられるよう、
 最初に代理人登録とかするの大変ですよね)

実践編:UPSIDER利用時のカード仕訳の流れを公開

導入するにしても、仕訳の流れを考えるのって大変ですよね。
そこで、月次の仕訳手順を公開します。
(実際自社でこの通りにしているので大丈夫だと思うのですが、
 あくまで自己責任で真似してください)

前提として、UPSIDERカードは、

①口座引落(一般的なカードと同じですね)
②翌月15日支払(こっちを選択して早めに支払うとポイントが貯まる)

の2パターンでの支払方法が選択できます。
(①の支払い方式は、お客様に順次ご案内中とのことです)

私はどちらも経験していますので、それぞれの月次仕訳をまとめました。
まずは口座引落の場合です。

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簡単ですね。一般的なクレジットカードと一緒だと思います。
次は翌月15日支払の場合です。

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翌月15日支払の場合は、ちょっと特殊なのですが、
③支払依頼を仮払金で計上し、
④仮払金をUPSIDERからAPI連携されて計上される未払金科目で消す
処理をしています。

これはfreee会計の仕様上、
「支払依頼」の相手先科目としてUPSIDER(カード名)やUPSIDER未払金を選べないための回避策となります。

が、上記の通りオペレーションに組み込んでしまえば問題ないので、
ぜひこのままマニュアルとしてお使いください。

まとめ

ここまで、UPSIDERの良い点と、
freee会計での仕訳について説明してきました。あとは皆様の会社ごとに、ROIを見極めてご導入判断いただければと思います。

(1)金額的・工数的な削減効果
UPSIDERの利用料金は、1カードあたり月額1,500円です。
そのため、月当たりの外貨取扱手数料が1,500円を超過する場合、導入するだけで得になります。
あとは決済残高が見えるので、クレジットカードがいつも限度額ギリギリな会社様は確認工数が浮くかもしれません。
→な、な、なんと、2021年10月より、
月額5万円以上の利用があれば、月額料金が無料になるとのこと!
そうしたら、導入しただけ外貨取扱手数料分お得になるじゃないですか…!
どんどん神サービスになっていきますね。

(2)会計的なメリット
発生主義で認識できること、本当に大事です。
必ず連携が遅れるとわかっているサービスは、事前の購買申請を元に、毎回概算計上しなきゃなない会社様もいるはず。UPSIDERは、そうした工数的にも精神的にも感じていたストレスからの開放してくれる神サービスでした。

個人的には、IPO目指していて、freee会計ユーザーであるならば、
UPSIDERで決まりでは?というくらい超オススメです。

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再掲になりますが、弊社はクレジットカードをUPSIDERにどんどん寄せていってます。そのため、これからもfreee会計との連携を密にしていただき、
いろいろ開発頑張って欲しいと願っております〜!笑

お読みいただきありがとうございました。
今後も個人noteでは素敵なサービスを紹介していきたいと思います。

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