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心の平穏|140字小説

幸福と不幸、嬉しい事と悲しい事、全ては半々で均衡を保っているとは言うけれど、現実は不均衡だ。

だって、たい焼きを半分にすると、尻尾の方にあんこが少ない。

でも、頭の部分を彼女にあげると「ありがとう!」って笑顔になったから、まぁ不均衡でも良いかな。

何より、僕の心の平穏が保てるから。

【140字小説】


オンライン文芸コミュニティ「星々」さんが主催する140字の小説コンテスト、「十一月の星々」に応募したものです。

毎月テーマが異なり、今月のテーマは「保」。
文中に最低1回は「保」の文字を使うことになっています。

「11月の星々」、予選通過しました。

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トガシテツヤ
ありがとうございます!(・∀・) 大切に使わせて頂きます!