![マガジンのカバー画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121630036/78740ca1711ab6bd3aadf4d3378017d3.png?width=800)
- 運営しているクリエイター
2023年9月の記事一覧
つまみ細工の素材について考えた…というお話
つまみ細工が江戸後期に形を成して、そこから明治、大正、昭和、平成…そして現在令和まで、
その時々で流行りや主流は変わりつつも、「つまみ細工」というものとして存在していますが、ここから100年、200年先まで、自分の作ったかんざしが残って、子孫の人たちが見ることがあるんだろうか…
とか考えると、ちょっと年数の規模に頭回りません笑
でも250年前に作られたつまみ細工の櫛は、しっかりしてたので、目指
つまみ細工はとても自由!
つまみ細工って、基本的に「こうしないといけない」という決まりがないんです。
意外とあいまいな、ふわっとした世界あると思うじゃないですか?
決まり事はないんですよ…
江戸時代から続いてるなんていうと、
「決まり事が厳しそう」
「やり方に細かい手順がありそう」
「こうしないといけない、というラインがわからない」
とか。
でも、実際にはなんともあいまいな世界。
ではなんでもいいのか?というと
つまみ細工小話〜色の話その一「赤」(紅)
歴史、材料、モチーフ…ときて、おそらく皆さんがかんざし選びの時に一番気になる「色」のお話です。
日本人は様々な気持ちを色に乗せてきた…またちょっと民俗学っぽくなってしまいますが笑、こういう話は結局、その土地に住んでいた人たちがどうしてきたのかな…ということを学ぶところからになってしまいます。
昔の歌にも色の名前、言葉がたくさん出てきます。
そして、現代の私たちも、それを見ると「ああ、こんな感じ