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「やりたいからやる」が「やらなければならない」に変わってしまったら自己満足という名の幸せは得られない。

T&Sです。

今回は自分にも心当たりのある人生の落とし穴とも言えることについて投稿します。

皆さんも1度は考えたことがあると思いますが「やりたいことで生きる」「子供の頃からの夢を叶える」「好きなことで生きる」「自由に生きる」「世界を幸せにする」「笑顔いっぱいの家族を作る」「お金持ちになる」「自分の会社を持つ」「世界を変える」。
夢や目標や目的を持ったりそういう生き方を目指している人がここ最近多くなっています。
そういった本やSNS、ブログなども増えていて推奨するような動きさえもあります。
もちろんこの考えや生き方は素晴らしいですし、わたしもこちらを推奨する側の人間です。

今回伝えたいのは1度掲げた夢や目標、理想などに異常に依存していたら幸せと真逆の道を歩み始めているということです。
始めは誰もが誰かに強制されたわけでもなく「自分がこうしたいから」「自分がこう生きたいから」という自発的で始めます。
しかしこれが「こう生きなければならない」「絶対にその目的を達成しなければならない」と狂気の沙汰のように依存に変わる場合があります。

そうなると本末転倒で、そもそも夢や目標や理想などは幸せになりたいから自分が満たされたいから始めたはずです。
ところが盲目的にそれに依存すると幸せどころかその考えが自分を苦しめて、自分で自分を不幸にする結果を呼び込みます。

例えば「世界を笑顔にしたい」と思ったとしましょう。
そのために計画も目標も立てて行動します。
ただその過程でものすごい自己犠牲をしながら生きていたらどうでしょうか?
世界を笑顔にするためなら自分はどうなってもいい。
それ以外の自分の欲望や願いなどは全て押し殺して生きたとしたら?
あきらかに不幸で菩薩様のような人じゃなければ、とても無理だと思いませんか?
目標や理想の生き方、人生の目的を作るのは素晴らしいことです。
しかし、それ以上にそもそも何故それを考えたのかを絶対に忘れてはいけません。
自分が幸せを感じたいから。
それ最大の理由のはずです。

目的や目標や何を叶えるかなんて、しょせんは自分が幸せを感じながら一生を終えるための手段にしかすぎないのです。
掲げた夢以上にこのことを絶対に忘れてはいけません。
1度決めたからという理由だけで絶対に叶えなければと自分に厳しくしすぎてはいけません。

わたしは夢や理想なんて人生の中で何度だって変えていいと自信をもって言えます。

せっかく誰に指図されるわけでもなく自発的にこうしたいと思ったのなら、自分で自分の考えにわざわざ縛られることないです。
あなたを縛ることは誰にだってできない。自分自身にさえもです。

「やりたいと思ったからやっている」「自分が満たされながら生きたいからその目標になっている」「自分を苦しめていると感じたら何度だって変える」「夢や目標は手段にすぎない」
このことを忘れずに自分がやりたいことを目指してみて欲しいです。
自分自身が幸せを感じることを忘れないでください。

もし、夢や目的や目標というもので苦しんでいたら少しでも心が軽くなる支えになったら幸いです。

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