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今までの人生32(食べて寝るだけの生活)

泣き疲れて薬を飲んだ私は
布団にうずくまりいつの間にか寝ていた。

ご飯も食べず。
トイレにも行かず。
シャワーもせず。
好きなPCにも触れず。
スマホも見ず。

何も考えてなかったのか
考えられなかったのか
何もしたくなかったのか
何も出来なかったのか
そんなことすらも分からず
その日は過ごした。

夜中に布団から起き上がり
よく飲んでいるダイエットコーラを飲んだ。

生きてるんだって感じた。

薬を飲もう!
冷蔵庫の中身、その他食材は
限られていた。

常備していたシリアルと牛乳。
インスタント袋麺。
チョコレート。
ダイエットコーラ。

これだけあれば生きていけると思っていた。

シリアルに牛乳をかけて食べ薬を飲む。
気がついたら涙が出ていた。
理由は分からない。

そしてまた布団にくるまる。

眠れない。
眠剤を飲んでない。
起き上がって眠剤を飲む。
布団にくるまる。

眠れない・・・

トイレに起き上がり
チョコレートを食べる。

布団にくるまる。

眠れない・・・

お腹は空いてない。

でもインスタントラーメンを作って食べる。

布団にくるまる。

眠れない・・・

もう朝だ。

薬を飲もう!
シリアルと牛乳
薬を飲む。

布団にくるまる。

スマホで時間を確認する。

ネッ友からLINEが沢山来ていた。

「生きとるかー?」

関西のネッ友。

「寝れないからお腹すいてるのかと思って〜
 食べては横になって、食べては横になって、
 薬飲んで眠れなくて、でも生きてるよ〜」

吐きはしないけど、食べるのが止まらない。

「おー生きとるならええな。
 沢山食って沢山寝てどんどん肥えろ(笑)」


「うん〜そうする〜(笑)」

毎日のように夜に通話していたので
気にしてくれていたらしい。

ありがたい 変わらないネット仲間。

そしていつの間にか眠っていた。

自分のためというより
心配させてしまった母のために
薬は飲もう。

壁掛けの薬ホルダーを買って
薬の管理をする
ことにした。

不思議と時間は多少ズレても
一日に飲まないとならない薬は
飲めるようになった。

定期訪問してくるケースワーカーに
薬が飲めていることも目視で確認できたせいか

「通院だけは頑張ってやりましょうね。」

と、言われて書類にサインをし

予約していたメンクリの通院日がやってきた。

私の心に残っているのは
あの冷たい言い方をした看護師
違う人だといいな・・・
そう思いながら受付に向かう。

「あー○○さんね。
  完全予約なので時間遅れても
  予約日の受付終了時間までには
  来て貰えます?」

あの電話の看護師だ。

私は何も言わず待合室に行き
呼ばれるのを待った。

こいつの声は聞きたくない。
顔も見たくない。
早く帰りたい!

たった10分くらいの待ち時間が
何時間にも感じた。

やっと呼ばれて気がついたら
私は泣いていた。


今日はここまで


今朝も何度も寝起きし5時過ぎに目が覚め
次寝たら起きるのが遅くなると思い
顔洗って散歩に行くことにした。
準備をし朝6時、外は真っ暗。
30分散歩し、帰宅したら母も起きていた。
実家の朝食はパンとコーヒーの
お決まりコース。
食後に老眼の目を駆使しながら
noteを書いている(笑)

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。