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今までの人生30(3ヶ月の代償)

ちゃんと病院に行こう・・・


母の姿が見えなくなるまで
手を振って見送った。

母のおかげでそう思いなおすことが出来た。

翌日、すごく嫌だったけどメンクリに電話。
3ヶ月の間に担当受付看護師が変わっていた。
声で分かった。

聞こえてきた声はとても
不機嫌そうな中年の女性の声
通院していたのは総合病院内のメンクリ。
担当も数ヶ月で変わって
いろいろ経験していくのだろう。

理由を話し、予約を入れたいと伝える。
この受け答えをしている最中から
看護師が不機嫌なのがわかる。
私もだんだん怖くなる。

伝えることは簡単だ。
診察番号
名前
生年月日
最短で予約できる日に予約。
もう薬がないので薬だけでも欲しいということ。

返って来た言葉は今は理解できる。
ただ言い方がものすごく冷徹だった。

「メンクリは完全予約制で早くて
 来月の○日ですね。」

もうすでに私は泣いていた。
相当怖かったのだろう。

でも私は母の背中を見送った時に
通院だけは頑張ろう
と決めた。

薬がないので眠れないし
手も震えるし
辛いです。
薬だけでももらえませんか?

と頑張って伝えた。

これも今思えば当たり前のことなのだが

「3ヶ月も通院していないのに
 診察しないでお薬出せるわけないでしょう?
 予約日に来てください!」

看護師は、かなりイライラしていた。

もしかしたら私の心がそう感じさせていた??
いや、あれは確実にイライラしていたなぁ・・・

「わかりました。では○日に予約お願いします。
 次は内科につないでください。」

内科で最初に担当してくれた医院長がいたら
助けてくれるかもしれない。

とっさにそう思ったのだ。

直接医院長と話は出来なかったが
内科の受付看護師が、私の泣いてる状況を察してか

「待ち時間すこし長いですけど
 今すぐ来てください。」
 気を付けてきてくださいね!」

と、優しく言ってくれた。

いままでは徒歩で病院まで行っていたが
すでにそんな元気も勇気もなかった。
タクシーを呼び急いで病院へ向かった。

総合受付・内科受付をしている時点でも
すでに号泣していた。
たくさんの人、きっと誰も私のことなんか
見ていないのに

じろじろ見られているような恐怖

内科はものすごく混んでいた。
空いてる端の席を探し
グズグズ涙をこらえながら耳をふさいでいた。

どのくらい時間が経過したかもわからない。
肩をトントンされて
看護師さんが私の名前を確認した。
耳をふさいでいたので
呼ばれたことに気づかなかったのだ。

やっと先生と話せる。
医院長が優しかったのは覚えている。
ホッとしたのかまた涙があふれだす。
そんな私を医院長は優しく診察室に
迎え入れてくれた。


今日はここまで


これから隔週の実家訪問。
朝から忙しい日だ。
寒かったり
ほんのり暖かかったりする日がある
天候に振り回されやすい時期。
着るものにも持ち歩く荷物にも悩む・・・

実家にはPCもWi-Fiもないけど
繰り越し20ギガだから余裕!
行ってきます!

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。