見出し画像

今までの人生49(父に囁いた母の言葉最終章)

母が父に言ったその一言
「お母さんもすぐ行くからね・・・」
が、私にはどれだけ
重く
苦しく
悲しく
寂しく
孤独

を感じたか・・・
うつ病のせいもあるのかもしれない。
でもこの感情を私は母にぶつけてしまった。

母は私のぶつけた感情と状況に
かなり驚いていた。

私には母の父に言ったその一言が怖かったのだ。

弟たちは本州にいる。
私はまだ重いうつ病で一人暮らし。
身近な家族は母だけだ。

その母が

「お母さんもすぐ行くからね・・・」

なんて言ったら
私には後追い自殺でもするかのような
勢いの言葉に思えたのだ。

私は母にこの気持ちをぶつけた。

「お母さんがお父さんに、すぐ行くからねって
 言ったの聞いたら、お母さんもすぐ
 いなくなっちゃうとかと思って・・・
 私独りぼっちになっちゃうと思って・・・
 やっと会えた亡骸のお父さんと
 まだ元気でいるお母さんまで
 いなくなっちゃったら
 私どうやって生きていけばいいのか
 わからない!!!!」

母は泣くのを我慢しているように見えた。
私がそんな風に思っているなんて
思ってもいなかったのだろう。

母は目を潤ませながら泣くのをこらえ

「お姉ちゃんがそんな風に感じてたとは
 思わなかったよ・・・
 お父さんを寂しく逝かせたくなかったから
 安心して逝って待っててね。
 と逝ってしまったお父さんに
 伝えただけだよ。
 お母さんが自ら命を絶つなんて
 するわけないのお姉ちゃんだって
 わかるでしょう?」

 
泣きながらウンウンと首を縦に振る私。
きっと私も頭では分かっている。
でも心がソワソワして不安で怖かったのだ。

片付けの作業も手が止まり
母から理由を聞き、納得しているはずなのに
私はまた同じ話を繰り返す。

私「お母さんがお父さんに言った言葉は~」
 「私独りぼっちになっちゃう~」
母「そんなことする訳ないのわかるでしょう?」

たぶん母がもうやめてくれと思うくらい
私は泣きながら何度も聞いたと思う。

我慢してた母もいつの間にか泣いていた。
2人で泣きながら同じ話を繰り返し
そのたびウンウンと縦に首を振り・・・

どのくらい時間が経っていたかもわからない。

「片付け一旦休憩しよう!
 お父さんの好きだったコーヒーでも飲んで
 少し落ち着いたら昼寝でもしよう。」

涙をぬぐい母の作ってくれたコーヒーを飲み
母が父に言ったその一言。

「お母さんもすぐ行くからね・・・」

の意味も私的に納得がいったのか
少し落ち着きコーヒーも飲み終え
居間に2人で寝転んで昼寝をした。

とっくにお昼は過ぎていたが
2人とも泣いて話疲れて
すぐ眠りについた。

母はいなくなるわけじゃないんだ。
私は独りぼっちにはならないんだ。

今思えば本当にしつこく話して
母も父を亡くし心も体も疲れていたはずなのに
申し訳なかったと思う。


今日はここまで


眠剤の飲み方が昨晩から変わり
寝るときの微熱も気になっていたが
眠りにはすぐついた。
が!
熱のせいなのか、私が怠慢なせいなのか
6時に起き熱を測ったら37.4℃
そのまま寝た。
7時に友人にモーニングコールし
気が付いたらまた寝てた。
朝活が・・・(涙)
でも熱ある時はダメだよね。
やりたいことはあるけど
とりあえず記録として残るnoteを先に!
明日は昼から大雪予報なので
もう少し熱が下がったら
頑張って買物の行かなきゃ~

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。