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今までの人生86(私のうつ病と伯母の認知症18)

この機嫌の良い姉がいる時にショートステイ
提案をすることになる。

結果は・・・

いつものあれだった。

あんたは自分の親を捨てる気で

いるのかい!?

施設にやって死ねばいいと

思ってるんだろ!

この状態の伯母を従姉の姉は初めて体感する。
もうこうなったら暴れだし
手をつけられない。

従姉は慣れてきていて数分経てば
元に戻るからそれまで辛抱。

と伯母の暴言を聞きながらも腰を痛めないか
転ばないかなど気を使わなくてはならない。

いつものごとく、5分もしないうちに機嫌は戻る。
姉妹でそれを見守り
デイサービス行ってくれてるだけでも
今は良しとするしかないのかな・・・

と姉がいる間の数日間は、買い物したり
お出かけしたり楽しんでいたらしい。

この話を聞いた時も
私だったらどうしていただろう。
と、考えた。

姉が本州に帰った後、お土産を見せて

「先日姉ちゃん来た時、母ちゃんに
    買ってくれたんだよ〜」

と言った従姉に

「お姉ちゃん来てたの?」

なんで私はこんなバカになったんだ!

バカバカバカ!死ねばいいこんなバカ!

と自分の頭をポコポコ叩き泣き
従姉は腰をさすりその場を乗切る日々。

デイサービスにも復帰し
通常の生活に戻ったのも束の間

また同じところを痛がって
さすってくれとせがむ日々がやってくる。

退院してから2週間くらいしか経っていない。

もうここまで来ると判断が難しい。

・本当に痛いのか
・治りかけの痛さなのか
・甘えているだけなのか
・認知症のせいなのか

ちょうど私が実家訪問の到着日
従姉にお菓子を持って行った。
うつ病でも少しずつ活動できていて嬉しかった。

玄関の鍵は開いており
おじゃましまーす!
と玄関から部屋に入ると
伯母は横になっていて

「しーっ今やっと寝たんだわ・・・」

従姉はずっと伯母の腰をさすっていた。

「お姉ちゃん寝れてるの?」

と聞く私に

「さするの止めると、さすってって起きるんだ。
    だからさすりながら自分もウトウトしてる
    程度で仕事に行ってるよ。」

もちろんデイサービスは休ませている。
2週間ほど前から続いているという。

治ったと退院してきた伯母がまた?!

とりあえずそんなに痛がってて
お姉ちゃんも眠れてない日が続いてるなら
すぐ病院行こうよ!
入院してた病院は緊急外来もあるしカルテもあるし
まず電話しよう?


と、促す私に

「もう私出来ない・・・」

涙を浮かべている従姉。

私はすぐ電話をし担当医の日ではなかったが
違う先生が状況みてくれると言うので
タクシーを呼びすぐ向かった。

先生はオペ後の写真を見て

「ん〜これで痛かったら
   またヘルニア起こしてるのかもですね。」

ええええ!?

「とりあえず担当医判断になるので
   今日はこのまま入院してもらいます。
   動けなさそうですし。」

この日は金曜日。
従姉は土日休みで担当医も月曜日出との事。

従姉はまた休みを貰い
またも入院の手続きをし
入院準備の備品を帰宅し、またもって行く作業。
全てに付き添い実家に戻ったのは
夕飯時間をとうにすぎていた。

まだ時間かかるとしか母に連絡していなかったのと
入院荷物の付き添いまでして帰ってきたことに
母は私に怒りをぶつけた。


今日はこのままで


カーテンを開けて寝ると目覚めが良いと
SNSで見てちょうど少し空けるくらいで
ベットの中心に当たるので少しだけで開けて
寝てみた。
中途覚醒しながらも起きれたのは良し
ただ窓からさす他マンションの灯りが
かなり眠りを妨げ寒さも増した(笑)
何事も経験。
眼科検診は経過観察。
多分今日は順調な日。

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。