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今までの人生72(私のうつ病と伯母の認知症4)

数日後、母から電話があり
従姉からデイサービスの相談話をされた
と、少しホッとしていた。

私も良かったと思った。
だが嫌な予感もよぎっていた。

そしてその嫌な予感は的中する。

従姉が伯母に

自分が仕事に行っている昼間。
退屈だろうし運動にもなるし
いろんな人とおしゃべりもできるから
デイサービスに行ってみない?

と、話したところ・・・

伯母は

あんたは自分の親を捨てる気で

いるのかい!?

施設にやって死ねばいいと

思ってるんだろ!


と暴言を吐き大暴れしたらしい。

従姉は施設じゃなくて
運動したりおしゃべりしたりするところで
おじちゃん(私の亡くなった父)も週に数回
行ってたでしょ?
楽しそうに帰って来てたよ?

なだめようとしたらしいが
カッとなっている伯母の耳にはもう届かない。

どう声をかけても暴れて暴言を吐く伯母に
従姉はもう何も言わず洗面所に駆け込み
泣くのを我慢したと言っていた。

数分すると伯母は何もなかったかのように
洗面所で泣くのを我慢している従姉に

「○○ちゃん(従姉)どうしたの?大丈夫?」

と伯母は声をかけ
従姉は

「なんともないよ。」

と応えたらしい。

辛くて珍しく従姉から電話が来た時に聞いた話だ。

私は母に相談するよう伝えた。

もう半強制的に行かなければならない状況を
作ったほうが伯母はデイサービスに行くものだと
認知すると思たからだ。

病院から指定のケアマネを紹介してもらい
訪問面談までの準備が整った。
後はデイサービス通所の許可がでるか・・・
面談で決まる。

従姉は一人では心細いので母に付き添いを頼んだ。
伯母、従姉、母で三人での面談だ。
ケアマネは伯母にいろいろ質問し
それの返答により判断されるらしい。
体の障害と違って目に見えない症状なので
判断が難しいそうだ。

夜眠れているか。
朝起きれるか。
食事は決まった時間にできるか。
一人で買い物に行けるか。
一人でお風呂にはいれるか。

そういったような基本的な事が聞かれるらしい。

認知症の伯母は

はい出来てます!
(全然できていないのに)

とすべて答え足腰も元気なため
要介護認定がつかなかった・・・

母に状況を聞くと
全て機嫌よく質問にはきはき答える伯母は
母から見ても認知症には見えない
普通の伯母に感じたらしい。

「従姉は今はこんな感じだけど
 いつもは違うと
 家での状況抗議しなかったの?」

と母に聞くと

「母ちゃんを目の前に認知症がひどいって
  家での出来事話したくなかった。」

と言ったらしい。

ケアマネは利用しようといている家族の気持ちを
感じ取ろうとはしてくれないものなのだろうか?

私と母は疑問を感じながらも
今度は伯父の家に訪問する日がやってくる。

自分のうつ病と伯父宅の訪問。
伯母の様子見。


父にしてあげられなかったことをする
決めた私は
これもうつ病のリハビリ!
と、言い聞かせ
どうしたらいい方向に事が進むのか
考える日々が続く・・・


今日はここまで


今年に入ってから朝の調子が良くない。
早く寝ても朝目が覚めてても布団から出られない。
眠剤の相談もし変更になったばかりなので
様子を見るしかないのだが・・・
復職を目標にしている私は
焦っていて、朝起きれなくなってる自分を
追い詰めてしまっているっぽい。
早朝に起きれないだけで
午前中には起き上がれるので
少し自分に優しくし
もう少しゆっくり進もうと決断。

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。