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【学び④冊目】大人の語彙力ノート


この本を手にした理由

まずはじめに、この本を手にした理由ですが、他でもなく語彙力の向上です。これから仕事をするにあたり、ビジネスでの言葉遣いを習得する必要性を感じ、それをこの本でキャッチアップしたいと思い購入に至りました。大学生活が終わりに近づくにつれ、インターン、就活、などと、フォマールな言葉遣いが求められる場を多く経験してきました。その際にたびたび感じたのが、「語彙力の足りなさ」です。自分は、このように言うが、大人たちは、別の言い方をするという場面に多く遭遇し、いわゆる「社会人」の言葉遣いと「学生」の言葉遣いの差異をこの機会に知り、自分の語彙力の向上につなげたいと思い、こちらを読み始めました。

得ることができたもの

まず、この本の構造上、場面やフレーズとごとにセクションが別れており、それぞれの項目ごとに言い換え方が紹介されており、項目別に、いわゆる「学生言葉」と社会人がどのように言うかについて、学ぶことができます。なので、普段すでに使う機会が多い言葉の言い換えについては、すぐに覚える事ができ、すぐ実践することができました。

例えば、「思う」という言葉はすでに、多く使っていますが、その言い換えとしては、理解する、信じる、決心する、存じ上げる、回想する、追想する、など文脈に合わせて様々な言い換えができ、かつ既に使う機会が多いため、実践をすることも容易です。

得ることができなかったもの

自分の場合、まだ本格的にフルタイムで働き始めていないこともあり、そもそも現状として使う言葉が少ないものに関しては、中々イメージが沸かず、当然言い換え方についても、頭に中々入って来ないものもありました。

例えば、お客様からいただいたものを、その場で召し上がっていいただくときに、「いただきもので失礼ですが」という言い方があり、言い換え方として「おもたせで失礼ですが」という表現が紹介されていたものの、自分にとってこの状況そのものが、経験したことが無いものなので、当然表現そのものも、耳に慣れず、頭にも残りませんででした。

まとめ

先に紹介したように、まだフルタイムで働いていない学生だとしても、既に使っている表現や、馴染みのあるシチューエーションの部分の言い換えは、一周読んだだけでもすぐに覚えられ、利点はかなりあります。ただやはり、読み物の側面より、表現集としての側面が強いです。英単語帳を一回読んだだけでは全て覚えることができないのと同じように、一回読んで終わりにしては、効果があまり発揮されないかもしれません。実際にそのシチュエーションに遭遇した後に、後でこの本を開き、言うことができた表現を調べる、という辞書のような使い方をするのがいいのではないかと思いました。どんなに分かりやすい説明文を読むよりも、やはり実際にシチュエーションに遭遇した方が何倍も、早く覚えられます。


ここまで、読んでいただきありがとうございました!!!








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