見出し画像

これ知らないと厄介…

こんにちは。心理カウンセラーをしています。ともみと申します。読みに来てくださりありがとうございます。あなたの人生のヒントになる事を本気で考え続けています。どうぞよろしくお願いします。

今日は厄介な心理を紹介します。

「認知的不協和」
ご存知でしょうか?以前何度かstand.fmでお話させて頂きました。この「認知的不協和」人間の行動の鍵となる部分と考えております。

認知的不協和とは、人が自身の認知とは別の矛盾する認知を抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す社会心理学用語である。アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された。人は不快感を解消するために行動や態度、考えを変えたりする。


ザックリ言うと、人間は思っている事や周りの情報などで分かっている事と今やってしまっている行動とが辻褄が合わないとモヤモヤしてしまいます。このモヤモヤする不快感が認知的不協和です。モヤモヤがあると解消したくなります。「なんでこんな事やっちゃったんだー」って考える事ってないですか?ダイエットしようとしていたのに食べちゃったとか。この悩んだり、考えたり、自己嫌悪に陥るのは認知的不協和が生じたからです。そしてどうしても解消させくなります。そのため、答えを探したくなったり、納得する何かが欲しくなります。この認知的不協和(矛盾)が生じると答えと一致させたくなるんです。

都合の良い情報を集めたり、都合よく考えたりするのはそのためです。

これ、たまに厄介なんです。

都合よく考えるとそれが思い込みとなり前に進みにくくなります。また、同じ事をグルグル考えて悩みだし、そもそも無い答えを探していると脳は疲れます。そして、なんと、依存するきっかけにもなるんです。恋に落ちるのも認知的不協和が関係しています。相手が分からないから答えを探したくなって気になり追いかけたくなるのです。また、DVにハマってしまうのも、この認知的不協和が関係していると考えます。好きだからに違いないと思い込んだり、自分にだけ見せてくれる顔なんだと思い込むのです。この認知的不協和を同じパターンで解消し、何度も繰り返されてしまう事によって依存状態になると考えられます。

また理想と現実のギャップも認知的不協和。罪悪感もそうです。そして占いへ行くのも答えを探したくなる心理です。Google検索もそうですね。人は何でも自分に都合の良い答えを探したいのです。

そしてビジネスにも沢山応用されています。

ギャップに惹かれてしまうのも認知的不協和。本や映画でヒットした「ビリギャル」もそうです。学年一勉強できないギルが慶応?どうして?なんで?知りたいってなるのです。そして読む、見るという行動に導かれてしまうのです。

如何でしょうか。認知的不協和について知っていただけたでしょうか。知るだけで随分見え方が変わってくると思います。

また今度、認知的不協和に踊らされないようにするにはどうすれば良いかについてもお話をしていきたいと思います。

stand.fmにて認知的不協和の応用方法をお話ししています。良かったら聞いてみてね⭐︎
https://stand.fm/episodes/60fc2b162d2fc500071f6004

ともみ⭐︎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?