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115.あれ?おれ将来どうなりたいんだっけ?~自分を語る-⑤就活編~

ごきげんよう。

しばらく間が空いてしまいましたが、
連作自分語りシリーズ、今回は就活編です。
これまでの話は以下ご参照ください。
幼年編少年編高校編大学(部活)編海外旅行編

気がつけばそんな時期

さて、そんなこんなで色々な自分の変化も体感しながら
それなりに充実した大学生活を送っているうちに、
あっという間に3年生の冬となりました。

そう、就活の季節です。

いまはどうなっているのかわかりませんが、
僕が新卒の頃は、3年生の年度末頃から就活がスタートし、
卒業年の4月頃には内定が出ているのが「普通」でした。

自己分析とはいいますが

僕もご多分にもれず
ごく普通に、当然のように就活に取り掛かりました。

ぶっちゃけそんなに就職したいとも思ってなかったんですが、
かといってそれ以外の道が自分に選べるとも考えられず
「仕方ないけどやるしかないか~」というのが本音のところでした。

そうしてまず何から取り掛かったかというと
そう、お決まりのあれ。
自己分析です。

自己分析、みなさまはされましたか?
僕はあれがめっちゃ苦手でした。

だって、それまで20年間生きてきて、
自分の人生を振り返ってグラフにしてみたり、
強み弱みを分析したり、
あんまりしないじゃないですか。

とはいえ、苦手とだけ言っていてもはじまりません。

診断サービスの結果はまさかの…

そんなわけで、当時の僕が頼ったのは
職業適性診断サービスでした。

プロの手を借りようというわけですね。

ちゃんとした結果が欲しかったので、
よくある簡易的なものではなく、
50問くらいあって、診断結果が送られてくるまでに日数を要する、
結構本格的なものをやってみました。

回答に悩むような設問もあった気がしますが、
ふざけたりせず、真面目に回答しました。

回答してから確か2週間くらいして、診断結果が送られてきました。
気になる結果はどうだったのでしょうか。

最初に性格や傾向の分析結果があり、
最後に「あなたに適した職業は●●です」という記載があるのですが、

(当時の)僕に適した職業として書かれていたのは。。。

探偵 と 芸術家 でした。

なんでやねん!

どこに就職せえ言うねん!!!

どうなりたいかが分からない

そんなふうに思わぬ落とし穴にハマったりしながら、僕の就職活動は難航しました。

まあ、今にして思えば

毎回エントリーシートの納期はギリギリ、
人見知りで初見の人とコミュニケーション取るのは苦手、
おまけに将来どうなりたい、何をしたい、というのも不明確

という状態だったのですから、
当然といえば当然かもしれません。

とくに3つめは根が深くて、
運よく面接まで行っても落ちてたのは、
この部分から来る志望動機のあいまいさが大きいのではないかと思います。

そもそもの話

志望動機があいまいというか、
そもそも別にどこの会社にもそんなに入りたいと思ってないのだから仕方ありません。

ぶっちゃけると、
就職をしないことには大学を出てから生きていく術がないし、
世間体が悪いから、なんとかどこか会社に入らなければならない
・・みたいな感じ。

一応、「成長したい」とか「世界の色々なところに行きたい」とか
「やりがいのある仕事をしたい」みたいな漠然とした希望はあったので、
そういう切り口から興味を持てそうな会社を探し、
そこへの志望動機をひねり出す。

そんな繰り返しが、僕の当時の就活でした。

なんなら会社員そのものも別になりたくなかったし、
できることならそれ以外の道があるならよかったけど、

そういう特殊なルートは
特別な能力やバックボーンを持っている人か、
学生時代にちゃんと準備をしてきた人にしかできない、自分には縁のないもの。
そう、思っていました。
(その割には、内心「一生会社員でいる気はない」と思ってたんだから我ながら謎です)

何になりたいかというより

そんなわけで、特に入りたい会社や、会社を通じてなりたい像というのは明確じゃなかった僕ですが、
「こうなりたくはない」というのはありました。

それは何かというと、
「若い人に、『今のうちに遊んでおけよ』という、くたびれた大人」
です。

就活当時、一足先に社会人になった先輩や年上の友達が、
まだ1年とか半年とかしか経たないうちに
そう言ってくる(しかもなぜかドヤ顔で)場面に出会うにつけ、
ゾッとしたものです。

(この辺の話は、こちらの記事に詳しく書いてます) 


最後に

そんなこんなで、早い人は2,3月に就活を終了し、
4月には大体の人が内定を貰ってるなかで
僕がようやく一社から内定を頂いたのは5月も過ぎてからのことでした。

振り返ると自分におおよそ原因があるとはいえ、
このときの「Noを沢山食らう体験」は
それまでの人生で初めてで、なかなかキツい体験でした。

まあ、そんなキツさなんて、
この後に待っている社会人生活に比べたら
へでもなかったということが
あとでわかるのですが…

と、いうわけで、
次回は新卒編~人生最大の暗黒期~です。

(続く)

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