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109.いじめ、諦め、狭まる夢 ~自分を語る-②少年編~

ごきげんよう。

連続シリーズ自分語り、その2・少年編です。
その1・幼年編については、前回記事をご覧ください。

物心つく前から好奇心旺盛で承認欲求が高く、
一方人付き合いは下手で周りから浮いてた幼児が、
小学校に上がり、中学生になるにつれどうなったか、というお話。

いじめられっ子だった小学校前半

どうなったというか、まあ、いじめられましたよね(笑)

小学校1~2年生のときは
3、4人のグループにいじめられ、
3年生の時はなんと担任の教師に目をつけられて陰湿ないじめを受けました。

もうあんまり覚えていませんが、それなりに辛かったし、何より悔しかった思い出がおぼろげにあります。

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あきらめを知った中学生

小学4年生からは、父の転勤で
母方の実家に引越し、それを機にいじめともオサラバできました。

その後は、震災に見舞われたりはしたものの
幸い家族友人は全員無事で、
主観的かつ精神的な面ではさしたる波乱もなく小学校生活は終わっていきました。

中学は地元の公立校に通い、
その後大学まで仲が続く友達が出来たり
入る部活をミスって黒歴史になったり
中3の時は男女5人の仲良しグループが出来て青春を味わったりと
それなりに色々思い出はありましたが、
ここで記すようなことは特にありません(笑)

ただ、高校の進路を考えるときに
なぜか不意に
「ああ、自分はもう将来NASAに行って宇宙飛行士になったりすることは難しいんだろうな」
と、唐突なあきらめをしたのを覚えています。

いまからしてみれば
諦めるの早すぎやろ!と思いますが(苦笑)。

なくなっていった「将来の夢」

ともあれ、この時期のことを今思い返すと、
夢がどんどんと狭まっていったときだったな、
と思います。

小学校低学年頃まで言っていた
「発明家になりたい」という夢は、
高学年になる頃には「発明家ってなんやねん」と思い、色褪せて。

宇宙への憧れも、
先述のように中学3年のときに唐突に諦め。

そして、だんだんと周りの目を気にするようになって。

まるで、社会性を得るのと引き換えに、将来の夢や憧れを失っていったかのようでした。

そうして、
宇宙を語り、周りから浮いていた園児は
高校生の頃には
ちょっと変で、ちょっと成績がいいくらいの、
すっかり普通の少年になっていました。

(続く)

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