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22.サプライズニンジャ理論から学んだこと

Wasshoi!!

皆さまは忍者はお好きですか?
それとも、ニンジャですか?

◆)))

サプライズニンジャ理論とは

作劇に関する考え方のひとつで、

「シナリオを書いていて、そのシーンに突然忍者達が現れ、そこにいる全員と戦い始める展開の方が面白くなるようであれば、それは十分によいシーンとは言えない」

というものです。

僕はこれをTwitter経由で知ったのですが、
出典や広まった経緯などについては
pixiv百科事典にわかりやすくまとまっていたので、詳しく知りたい方はそちらをどうぞ。

そんなん、どうしたって面白いやん

で、僕はこの理論を知った時、
「え、難しくない!?」
と思ったのです。

そんなん、どうやったって面白いやん。

僕が見たTwitter上の反応も概ねそうでした。

と、思いきや

ところが、こないだ友達に
この理論のことを話したら、
全然ピンとこないリアクションが返ってきたのです。

「え…?ニンジャ? ナンデ?」

みたいな。
挙げ句、
「そりゃ忍者が突然出てくるより面白くない展開だったらダメでしょ」
とか言うわけです。

なん…だと…!?

前提の違い

最初こそ驚きましたが、
ほどなく、このギャップがどこから来てるか
気づきました。

僕が最初にこの理論に触れた
Twitterのタイムライン上の人は
僕を含め、
そのほとんどがニンジャヘッズだったのです。

ニンジャヘッズとは、
ご存じ、Twitterでリアルタイム連載中の
大人気サイバーパンクニンジャ活劇小説
『ニンジャスレイヤー』

のファンのことですが、わからない方はこちらをご参照ください。

※ここでニンジャスレイヤーのことまで触れると、記事のボリュームがえらいことになりそうなので今回はサラッと流します。


とにかく、ニンジャスレイヤー(以下「忍殺」)を履修済みの人からすれば、

ニンジャ」とは、
凄くて、エキセントリックで、刺激的な、
超人的な力を持った半神的存在です。

でも、忍殺を知らない人は「忍者」にそんなイメージないですよね。


この前提の違いが、
件のサプライズニンジャ理論への認識の違い
として表れたのではないか、というわけです。

「相手の理解に努める」

題材が題材なのでネタっぽくなりましたが、
こういうことって、実は往々にしてある気がします。

自分の持っている情報量や前提と
相手の持っているそれに違いがある、
そのことに気づかないために起こるすれ違い。

自分の物の見え方と、他人の物の見え方は違う。

だからこそ、
「相互理解に努める」ことが大事なんですね。

そういうことを改めて頭に置いて、
人と接していきたいと思います。

最後に

全然関係ないですが
忍者といえば、最近まためちゃくちゃ面白い
忍者モノの作品が世に出ているので、
ぜひ最後に紹介したいと思います。

『忍者と極道』
近藤信輔

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週刊少年ジャンプで「烈!!!伊達先パイ」や「ジュウドウズ」を連載していた、近藤信輔先生の作品。

宝島社『このマンガがすごい!2021』オトコ編 で第8位にもランクインしている、超熱くてエキサイティングでブッ飛んでる漫画です🔥

公式Twitter:https://twitter.com/nin_goku
第1話:https://comic-days.com/episode/10834108156722664318

さらに、
講談社の公式漫画アプリ「コミックDAYS」からだと、なんと全話ほぼ無料で読めます!

少年漫画が好きな方は、ぜひ一度読んでみてください♬

(((◆

軽い気持ちで書き始めたら、
まさかの過去一番のボリュームになってしまいました(笑)

そういうこともあるよね。

それでは

サヨナラ!

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