【新人面接官】就活生の志望動機や入社意欲の本気度を簡単に見抜く方法
こんにちは、就職応援をしている現役面接官の『はれきち』です。
今回はなんと就活生ではなく新人面接官向けのテーマとなっています。
『面接官が就活生の志望動機や入社意欲の本気度を簡単に見抜く方法』です。
人事部に入って間もない、採用担当者になったばかり、もしくは面接官として急に頼まれて面接をすることになった人向けの内容となっています。
就活生の方は手の内がバレるので見ないようにしてくださいね。
面接の合否を判定する上で【志望動機の信ぴょう性】や【入社意欲の高さ】は重要になります。
例えば、就活生があなたの企業にどうしても入社したいので次のようなアピールをしたらどうしますか?
▶御社の高い技術力とブランド戦略に大変関心を持っており、もっと世の中に浸透させるため、私もその一員として貢献したいです。
こんな気持ちを全面に出して志望動機を言われると入社意欲が高くてよいと評価をしたくなりますよね。
でも本当にこの就活生は心底思って言っているのでしょうか?
志望動機の例文は就活サイトや就活本でこれでもかと書かれています。
実は上っ面なのか、本気でそう思っているか簡単に見抜く方法があるのです。
私は大手企業で新卒・中途採用活動を15年以上している現役面接官です。
今まで延べ2千人以上の面接をしてきました。
私は採用側の立場として、就活に悩む人へブログ(就職応援レシピ)やnoteで面接のコツをアドバイスしております。
よって、上っ面な志望動機や入社意欲の低い人は簡単に見抜くことができます。
この記事では面接官が志望動機の信ぴょう性と入社意欲の高さをどこで判断しているかが分かります。
採用担当になって間もない人、面接官を急に頼まれた人が十分使えるテクニックになっています。
このテクニックを使えば、面接だけでなく部下が『この仕事は任せて下さい』と言われて、ただ単に評価を上げるために言っているのか、本気でやりたいのかがわかります。
その他、プロジェクトの参加に意欲的か嫌々かもわかります。
面接で【志望動機の明確さ】と【入社意欲の高さ】は必須
面接において、就活生の【志望動機の明確さ】と【入社意欲の高さ】は必須です。
通常の質問としては、志望動機、自己PR、新卒採用なら学生時代にがんばったことや苦労したこと、中途採用なら転職理由を必ず聞きますよね。
◆ここで問題です。
なぜ面接官は就活生に対してこれらの質問しないといけないのでしょうか?
◇答えは2つあります。
①就活生が就職する上で大事にしている考えを理解するため。
②答え方で就活生の人間性を観察するため。
面接官はこの2点を見ながら就活生のことを良く知ろうとしなければなりません。
《志望動機の明確さ》
面接官が注目しなければならないのは【志望動機の明確さ】です。
数ある企業の中から、なぜこの社を選んだのか?
志望動機は一番根幹にある考えなので抽象的な回答だと納得できませんよね。
例えば、
『御社は技術力が高いので』、『御社はブランド力があるので』
このようにざっくりした回答だと、本当にこの会社を選んだのか疑問になりますよね。
そんな回答をされると私はアバウトな人だな...といつも思っています。
技術力とはどんな技術ですか?具体的にどの部分を指してますか?
逆に超具体的に志望動機を言われたら、評価は上がります。
でもそれが丸暗記や就活サイトに書いてあるお手本だったとしたら、あなたは気づくことができるでしょうか?
『え、そんなのどうやってきづくの?』
そう思った人は就活生の本気度を見抜けないかもしれません。
大丈夫です、簡単に見抜く方法があるのです。
(➡この後の章で説明します)
《入社意欲の高さ》
もう一つ注目すべき点は【入社意欲の高さ】です。
入社意欲が低い人より高い人に当然入社してもらいたいですよね。
なぜかというと入社後のモチベーションに影響するからです。
とりあえず面接慣れのために受けただけの人より、この会社に絶対入社したいと思っている人を選びたいと思いませんか?
例えば、
・この会社に絶対入社させてください!
・この会社じゃないとダメなんです!
・この仕事が夢なんです!
こんなベタな言い方をする人はいませんが、これに近い頼み方をされたら入社意欲が高いと感じますよね?
でも本当に信じてよいのでしょうか?
どうやって入社意欲が高いかを判断すればよいのでしょうか?
この後の章では
・就活生が本当に志望しているのか、もしくは就活サイトのおすすめ文を丸暗記しているか簡単に見抜く方法
・入社意欲の高さはどこで判断したらよいのか
解説していきます。
★新人面接官(新人採用担当者)は合否の判定にもう迷うことはなくなります。
~ここからは面接官のテクニックや判断基準がバレちゃいますので就活生はなるべく見ないでね~
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?