綾波宗水

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綾波宗水

アヤナミ シュウスイ。 【カクヨム】https://kakuyomu.jp/users/Ayanami4869 🖋️読書(人文系)、アニメ・映画好き。ゆに国男爵。月の土地所有。博物館学芸員資格取得。

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鹿撃ち帽に続き、ついにはパイプを

 幼い頃から非常に多くの影響を受け続けている存在、それは僕にってシャーロック・ホームズの他には見当たらない。  去年の冬、ついに鹿撃ち帽を買ってみたことをnote内でも少し触れた。  これは郊外に行く際、ホームズが被ったように挿絵画家によって表現された後、演劇・映像作品などを通してホームズのトレードマークとなったもの。  勿論、今日の特に日本においては、この帽子はコスプレの用途の他にはほぼ一切用いられることが無い。紳士が狩猟の際に被った事に端を発するこの帽子を、いかに日常生

    • 行きつけにしたいそのカフェは、家から遠く、それにまだ知ったばかり。

       一応、書き始める前に辞書を引いてみると、「いきつけ」よりも「ゆきつけ」の方が読みとしては正しいっぽい。僕はいきつけ派だった。  どの読み方でも意味自体には変わりなく、「いつも行って、なじんでいること」。なお、病院の場合は行きつけではなく、“かかりつけ”。  座り心地の良い一人がけソファ。美味しい珈琲。天井が高く、テーブル間の距離も広いので落ち着いて過ごせる静かな空間。昭和的な内装。  高等遊民よろしくそこで思索に耽り、読書を愉しみ、ある時には人間観察することも悪くはなかろ

      • 命の洗濯の為にいざ銭湯へ。

         突然ですが、僕はゴールデンウィークを、これまでで一番充実かつ楽しんでいます。  心からそう断言できる人はそう多くないのではないでしょうか。  様々な過ごし方を既にしてきましたが、そのひとつとして、銭湯へ行く、というのも行いました。時間・資金にゆとりがあれば、温泉旅館へ行くというのも一興でしょうが、今回は手ごろな銭湯へ。  “命の洗濯”という言葉の意味は、日頃の苦労や束縛などから解放されて、のびのびと気晴らしをすることです。  そんな命の洗濯の方法に、一つの解を示してみせた

        • 眼帯フェチを卒業しよう

           フェティシズムとは、モノへの愛情であることを踏まえれば、僕にとってフェチと言えるのは「眼帯(美少女)」くらいなものだ。長らくお読みの方であれば、数ヶ月に一度の単位で語っているのも御記憶かもしれない。  令和でも、と銘打ったのは、既にあの時には、時代錯誤な嗜好であることを悟っていたからか――――――。  この多様性の時代にあっては、フェチであっても人様に迷惑をかけない範疇であればきっと許容されることと思われる。  だがしかし、今宵は眼帯フェチの、それも特に僕にとっての祝福が

        鹿撃ち帽に続き、ついにはパイプを

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        記事

          純潔と勤労、疑似。

           本当は4/27にちなんで、哲学の日か、もしくは「エリーゼのために」が作曲された日という事を書き綴ろうかと思ったけれど、連日、やや真面目な話題が続いているので、この辺りで少し息抜きしようと思う。  さっそくだが、僕は綾波レイを崇敬している。  他の二次元美少女へ愛を覚えているとしたら、レイには間違いなく敬いがある。  なので推し活よろしく彼女のグッズを買い漁るなどという行為はしていない。制服、プラグスーツ(白)、私服、ぬいぐるみ、といったように、形態が異なれば買う。その程度

          純潔と勤労、疑似。

          絵画解説:「バベルの塔」

           ブリューゲルの絵画「バベルの塔」のパズルを買った、という話を前回少し書いたのだが、今回はそれにちなんで解説を試みたい。  とは言っても、バベルの塔という物語は有名で、もはや僕があえてするような余地はない気もする。  バベルの塔。それは旧約聖書にある話を描いたもの。  天にも届く塔を建てることによる洪水への対策と神への挑戦。  だが、神にとっては謀叛である。  よって、その塔は破戒(または未完成のままに)されると共に、以降、人間の言葉もバラバラにされた(言語がひとつではなく

          絵画解説:「バベルの塔」

          記念すべき蔵書900冊目は……

           数か月前に、蔵書目録という目的で「ブクログ」ユーザーとなったことはnoteにも書いた。  積読がある中で、BOOKOFF等の古書を数冊単位で買っていくと、やはり買ったかどうか怪しい本も時には出てくる。今のところ、同じ本を二冊、などということは起きていない。  だが、読んでみたいなと感じた本を、そういえばと探してみれば、書棚にしっかりと収まっているということは過去にも数回。恥ずかしながら把握できていなかったわけだ。  さて、専門誌などは除外するとして、書籍(マンガも含む)を

          記念すべき蔵書900冊目は……

          4/21はローマ建国記念日とのこと。

           ローマ、それはラテン人の一派がティベル河畔に建てた都市国家の名である。伝説では、西暦前753年(4/21)に双子ロムルス、レムスのうち、兄であるロムルスが王となり建国したとされている。  教科書などでこの画像を観た覚えのある方も中にはいるのでは。オオカミに育てられる兄弟。ローマの象徴として、今でもこの図像は残る。  ローマの政体は、王政から始まり、貴族政、共和政、そして帝政へと至る。ギリシアの影響を受けつつ、その広大な土地でもって、文化・技術・学術も多種多様の開化を、歴史

          4/21はローマ建国記念日とのこと。

          推理ドラマに見るネクタイの主張

           近頃ではGUやユニクロなど比較的身近な服屋において、スーツスタイルに近いジャケット・スラックスが売られている。  大手スーツ販売店でも、「パジャマスーツ」という名称で洗えたり、着やすかったりするものが手ごろな価格で登場している。    このようにかつての西欧文化におけるスーツの立ち位置とは打って変わって、昨今では洋服の一種として敷衍されている感がある。  そんな中でも、特にこだわりのある人であれば、高価なものを買ったりと二分化している訳だが、スーツ自体が高価・安価のいずれで

          推理ドラマに見るネクタイの主張

          絵画解説:「The young Napoleon Bonaparte studying」

           絵画の語り口として、大きく分けて二つあると僕は思う。  一つはその絵画を描いた作者について。当人が有名であればあるほど、紙面上で絵画自体の特徴に触れる余地が減っていく。  もう一方は、描かれた題材(景色・テーマ・人物)が有名な場合。この場合だと、むしろ描いた作者があまり知られていない事が多々ある。  さて、今回扱う絵画はこの後者―――すなわち題材が有名で、作者が日本では無名―――に該当するのだが、それでもなかなか特殊なケースであることを前もって言っておきたい。    今回

          絵画解説:「The young Napoleon Bonaparte studying」

          せめてステッキ購入は来月以降に

           貴族・紳士のようにスーツ時にステッキをもちたい。そんな思いを度々抱いている僕ではあるが、実はこの間、本当に買うところまでいきかけた。  まず、なぜ買わなかったかと言えば、既に「趣味」に一万円以上のものを購入しているから。  『松屋会記』という史料。千利休や古田織部、細川幽斎、そして松屋が住んでいた奈良で催された茶会などなど、茶道史の動向を知る上で非常に重要なものとなっている。  あえて言及しておくと、歩行に難があるために「杖」を買いたい訳ではない。  あくまでも文化的な

          せめてステッキ購入は来月以降に

          2Bのゴーグルは眼帯フェチに含まれるか

           近々、アニメも第二期が決定している「NieR:Automata」。その主人公的役割を担うキャラクターが「ヨルハ二号B型」、通称2B。  彼女といえばコスプレ界隈でも人気が高い。確かに属性というべきアイコンが多く盛り込まれている。銀髪、ショートボブ、ドレス的な服装。  その中でも個人的に愛でたいのはカチューシャと、もうひとつ。  そう、ゴーグルである。一見すると目隠しだが、彼女らは非常に素早い機動力でロボットと対峙しているように、しっかりと視界は確保されている。また、着脱が

          2Bのゴーグルは眼帯フェチに含まれるか

          カクヨム4年目にして運命は交差する

           表紙にもあるように、2020年のこの日、僕は何でもない「Ayanami」というアカウントから、「綾波宗水」という名前に変えて、小説投稿サイト「カクヨム」で小説の執筆・投稿を開始した。  当初から多くの方に感想をいただけただけでなく、他のカクヨム作家さんや公式から表彰していただく機会もあったりと、励まされながら精進できる環境があったことは、今でも幸運の筆頭に挙げられる。  少し前に、その感慨についてはカクヨム近況ノート「カクヨム8周年、僕も間もなく4周年」に記載してあるので

          カクヨム4年目にして運命は交差する

          4月1日と言えば「ごちうさ」公式HP

           4月1日といえばエイプリルフール。昨今では周囲の人間関係からだけではなく、ネット上で企業や公式がネタとして何かを投稿したりすることが多くなっている。  僕にとってその代表格こそ、漫画・アニメで知られる『ご注文はうさぎですか』公式HPなのだ。毎年この日には、別の設定に変更されている。  今回も別世界の設定にはなっているが、これまでと少し違うのは、前の世界線も存在しているパラレルワールドということ。つまりは僕好みの設定。  そこに迷い込んだキャラを、元の世界に戻すべく、僕らは

          4月1日と言えば「ごちうさ」公式HP

          二眼レフ体験記①

           以前、二眼レフカメラを組み立て、使い始めたことをnoteに書いた。それからというもの、何となく気が向けば、あるいは詩情を感じれば(←言いたいだけ)その風景を撮ることにしていた。ようやくフィルムを使いきったので、いざ現像に。  結果として、室内で撮ったものはほとんど光量が足りず、何を撮ったのか分からない有り様。一方、屋外の場合はピントがややぼけてはいるが、なかなかどうして味わい深いものも幾つか。  せっかくなので、屋内かつ、まだ写真としての機能を果たしている二枚を、表紙に写

          二眼レフ体験記①

          拝啓、綾波レイ様。お誕生日おめでとうございます。

           3月30日、それは綾波レイの誕生日である。そのことに気が付いた昨晩、僕は彼女の曲を流し、月を見上げたもした。  「綾波レイ」というワードで僕のnote記事を検索(from:@syusui_221b 綾波レイ)したところ、なんと約30件と記載されていた。  勿論、中には少ししか触れていないものもあるだろうが、たとえば以下の記事などは、ありがたいことに、ご好評をいただけている。  この日は、ある意味では信者にとっての救世主の生誕の如き感慨がある。  依り代として人形が、いつも

          拝啓、綾波レイ様。お誕生日おめでとうございます。