海外に比べ日本の技術進歩がゆっくりな1つの理由
どうも、じんたろうです。
オフショア開発や海外駐在を経て、海外の方と仕事をする機会が多くあります。
現場から見ていて、「これは海外は日本より早く進むよなぁ」と感じた部分をシェアしようと思います。
✅何が決定的な差なのか?
日本人は職人気質な人が多い
きめ細やかな配慮や、仕事でも文字いっぱいのパワポ、精緻に作り込まれたエクセルの数式 etc.
資料一つ作成するにも、相手を気遣いとても綺麗なものを作ります。
これを、”職人気質”と呼んでいます。
✅職人気質は何を起こすのか?
🟢品質がよい
ひと昔前は”メイドインジャパン”というブランドなほど、良い品質の製品が多かったです。
パーツ1つ1つを正確に作りこむことで、壊れにくく耐久性に優れた製品を生み出していました。それが世界でも評価されていました。
町工場の方々の技術が随一と呼ばれるのも、そのパーツに魂込めて作られているのだと思います。
職人気質がプラスに働いているケースです。
🟠1歩1歩が重い
1つのことを突き詰めていくので、先に進むほど1歩が重くなっていきます。
80点の品質まではすぐに辿りつく、残りの20点はそれまでの80点と同程度の時間がかかることもあります。
日本人は職人気質故、100点を目指したがります。なので、今の80点より20点が気になってしまいます。
そして、相手にも100点を求めます。
でも、双方100点のイメージがあっていなかったり、お金/時間がないので”仕方ないよね”に妥協するパターンにはいります。
職人気質でマイナス、お互いを縛っているケースです。
✅他の国ではどうなのか?
🟢誰かの100点は目指していない
「海外の人の仕事は適当だなぁ。。。。」
(全員ではないでしょうが)海外駐在であったり現地の人とやりとりされている人から、必ずと言っていいほど出てくるフレーズです。
そして、その仕事をした本人は適当な仕事をした認識は無いのです。
大半の日本人は、日本人と日本の仕事をしています。
それであれば”みんなで100点目指そう”というルールが適用されるのですが、海外の方相手ではそうはいきません。
彼らは、彼らの100点と思ったものを出してきます。
🟢100点である必要も無い
もしあなたが1人で仕事をしているなら、自分の100点を目指す必要があるかもしれません。
もしチームで仕事しているのだとしたら、チームで100点を取ればよいはずです。
あなたのアウトプットを確認する人がいるなら、確認するのはその人の仕事です。
そうであるなら、あなた1人で100点を目指す必要がありません。その人と100点を模索する必要があります。
そのスタンスに立つと、彼らが100点を出してこないのは当然と言えば当然です。彼らが100点を取れるということは、確認する人はいらないということです。
✅日本はもうダメなのか?
そんなことはありません!
裏を返すと、日本人は1人で100点を取ることをに慣れていることになります。
個人的な感覚では、ビジネスで日本人が海外の方に負けているという印象は持ちません。
あくまで苦労するのは”海外の方とどう向き合うか”であり、日本人のスキルが低いわけでは無いと考えています。
日本人が英語を習得し、海外の方との付き合い方を普通として捉えられるようになれば、十分渡り合っていけると信じています。
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