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愛キャリフェス第2部レポート

TUMMY株式会社のYouTube Live
「愛キャリフェス〜愛を最優先にした私らしいキャリアの作り方〜」に参加してきました!

愛キャリフェスの概要としては、こんなメッセージがありました。

現在のキャリア実現に至るまでのプロセスを振り返り、暮らしや子育てと仕事のバランスに悩むみなさまへ向けて「愛」を最優先に生きるとは何か?を紐解き届けていきます。

第二部
「暮らしも仕事も抱きしめる人生 実験中間レビュー」
TUMMYメンバー しゅうたさん、かんばやし ちえこさん、西野千佳さん

それぞれの自己紹介と愛キャリ

しゅうたさん

身体が小さくて弱かったので、強い人にあこがれてプロのキックボクサーをしていた。10年掛けて、日本チャンピオンに。目標を達成し、引退。その後10年間、介護福祉士・ケアマネージャー・施設管理者。農家になって三年目。なぜ農家をしているかというと、管理者をしている時に心を壊してしまった。実家が農家で畑に行くようになり、心が癒される経験をした。畑の力に気が付き、畑の力を伝えたいと30代で農家に。
(人生3段フェーズ!)

かんばやしちえこさん

保育士や園児に野菜作りを伝える仕事をしていた。その後、独立を目指してベンチャーに入る等して20代過ごした。
今は業務委託でTUMMY+親子カフェを運営している会社+パーソナル菜園デザイナー(野菜作りをしたいをサポートする)仕事をしている。

西野千佳さん

沖縄西表島でキャリアをスタート。
ホテルの運営する会社で、客室清掃、フロントマン、婚礼のサービス等、お客様をおもてなしする基礎を学んだ。
その後「地域の良さ、季節を体験してもらえるような企画」
→「それをメディアにどうやったら届けられるかの広報」をしていた。
結婚したけれど、夫婦の時間が全然なかった。
コロナで打撃を受けてお休みが増え、生活を軌道修正したい気持ちが大きくなった。
SHEに入り、成美さんにはその時に出会った。
それから思い切ってフリーランスに。今は複数の会社から業務委託をしている。
7月からは、正社員+副業+TUMMY+夫婦の仕事をしている。

(登壇者の皆様のTwitterプロフィールがなぜか埋め込めず、ツイート貼ってます💦)

阿部成美さん→阿
しゅうたさん→し
かんばやしちえこさん→ち
西野千佳さん→西
(敬称略させていただきます)

自分の愛キャリ度、100点満点で何点?

皆さんそろって「80点くらい」とおっしゃっていました。
TUMMYチーム全員が80点ってすごく従業員満足度の高い会社ですよね!

何が高い採点に繋がってる?

西:会社員時代は、軸が他社や会社にあった。
今は自分のスキや得意に共感してくれるパートナーと仕事をしている。
そういう人しかいないから、愛キャリ度を押し上げてくれている。
(aiyueyoのクラウドファンディングの動画は、西野夫婦の作品!😍)

し:環境・時間・人の3つに分けられると思っている。
【環境】
畑が最高の場所!
毎日楽しい居心地のいい場所で仕事できる。
【時間】
自分で時間をコントロールできるってこんなに豊かなんだと気がついた。
時間の融通が利く点はすごく大きい。
【人】
自分の好きな環境で育った作物を、好きな方に届けられる。

ち:娘が小学生になった時に、家で「おかえり」と言える働き方を目指していた。それが夢じゃなくなって満たされている。
一緒にいたい人と働ける幸せも感じる。
TUMMYの成美さんも、もうひとつの職場である親子カフェの社長さんも好き。どっちかを選ばなくていい!どっちも選べる。
自由度もあり、毎日満たされている。

阿:自分で時間の主導権を持つからこそ大変さしんどさもある。

それぞれに自分が今満たされている理由を言語化できているところに、感動しました。
それぞれに自分の生き方だったり、大事にしたいことにきちんと向き合ってきているからこそ、自由な働き方を自分の力でデザインできているのだと感じます。
愛キャリに近くない状態でも、今の自分を見つめるために、これからのためにも、点数をつけたり言語化したりしていきたい!

西野さんご夫婦の動画↓


残り20点は何?ここが難しいなと感じるところは?

ち:やろうと思えばいくらでも仕事できちゃう環境だから、夜も仕事しちゃう。セーブして家族の時間を取りたい。

し:やることが楽しいから、仕事しちゃう。
ふと気がついたら、「家族との時間も…」と思う時がある。
朝4時から仕事をして、暗くなったら終わればいいのに夜にもやっちゃう。
けじめを付けないとと思っている。
お嫁さんに子育てを任せちゃっているから、子どもとのコミュニケーションも大切にしなくちゃ!と思うことがよくある。

西:昨年はフリーランスとして、いろんなバランスを試行錯誤の中で模索した。今年は、週に4日だけ働くバランスが取れてきた(水土日休み)。
今度は夫が軌道に乗ってきていて、それぞれのコミュニティができてきた。
「夫婦の時間作りたいね」と生活を変えたけど、またバラバラになりつつあるから、新しい形を模索したい。

阿:夫との時間って削りやすい。
バランスについて、自分の中の葛藤は毎日ある。

バランスは課題としても、やりたくてやっちゃう仕事って憧れます!

「夫との時間は削りやすい」にギクッとしたのは私だけじゃないはず…。ついつい削ってしまいますね。大事にしなければ!

阿部成美さんでも、毎日葛藤されていると聞いて、本当に移りゆくものだし、バランスが変わっていく自分をダメだと思わなくていいんだ!と発見でした。

自分にとっての”休み”ってなに?

阿:世の中の仕事と、自分の中の「休めてるってなんだ」を問い直すことが必要かも。

西:全部仕事なんだろうか?
休みの日に入れちゃいけないんだろうか?
「学びたい」「貢献したい」「好きでいたい」でその場にいるのは、仕事なんだろうか。
その意味づけを、もう一回デザインしたい。
自分でその意味を問うって、結構大事。

自分にとっての休みってなに?
ハッとさせられる問いでした。
ライフワークに近い活動を仕事にするのはとても幸せなことだと思います。でも、自分にとって休めてる状態をきちんと理解して、デザインしておくって健康面でもメンタル面でも大切ですよね。

西野さんの「デザインしたい」という表現が、分かりやすいし、自分が主体という感覚も掴みやすくて最高だと思いました!積極的に使いたいです。

女性が愛キャリを実現するにあたって、男性にはどんな姿勢でいてほしい?(しゅうたさんからの質問)

阿:育児を仕事にしたくないし、仕事も仕事にしたくないって思いがある。
「これは任せた!」じゃないくて、全部共有したい。
楽しかったことを共有したい。楽しさの共有がなくなると、楽しくなかったことになっちゃう気がするから、シェアしたい。

ち:どんと構えてほしい。ピリピリしてると雰囲気良くない。
旦那さんは、定時で帰宅して、でもちゃんと仕事もしてる。
冷静でいてくれるから、私も落ち着こうと思える存在。
お互いがお互いに、どんと構えているのがいいんじゃないか。

西:北海道育ちの夫はどんとしている。北海道に行って、ここで育ったんだなと実感した。
許容量があり、すぐジャッジせずに一旦受け止めてくれる。
許容されることを繰り返すと、感情が言いやすくなる。
言いやすいから、つらさを溜め込まずに済む。

男性から女性に向けての質問ではありましたが、「お互いにこうありたい」というお話になっていたのが印象的で、ハッとしました。

夫が愛キャリを実現できているのか?という視点は、パートナーを尊重できいているか?を問うのに、大切にしたいです。

仕事も家庭も同等にタスク化する

阿:仕事も家庭も、同等にタスク化するの大事。
夜の18時から21時を「育児集中時間」としてカレンダーに設定してブロックしている。ある意味タスク化ができているのかも。

ち:阿部さんにそれを聞いてから、16時半から21時をブロックしている。

し:それが愛キャリのコツかも!

ち:「暮らしも仕事も抱きしめるカレンダー」を作るのも、アリ!

阿:自分の中で、「仕事は仕事」「暮らしは暮らし」って発想をカレンダーから変えていく。

ち:木曜日を「暮らす日」に設定している。家庭菜園や人に会うなどの予定を入れる日。

阿:「周りに言ったから変えられない」と思う必要はない。
変わる可能性は十分にあるし、時間やカレンダーを意識して上手くいくならそうしたらいい。永久に組み替えていくものだと思う。

ち:ずっと実験していけばいい!

今は会社に時間を管理されているので、朝も起きるし人間らしい生活を保てていますが、もし自分が自由な働き方を手に入れたら、けじめをつけられるかすごく不安です。

具体的な方法が分かっていると参考にできますね。
それに今から練習しておくこともできると分かったので、理想の働き方を手に入れるための仕込みとして挑戦します!

ライフワークとして休日にやっていることや、SHEの受講もあるので、「暮らしも仕事も抱きしめるカレンダー」作ってみたい!

会社員だからってできないことじゃない

し:時間を自分で組み立てられるって本当に豊かなこと。

阿:時間を自分で組み立てるのは「会社員だからできない」って話ではないと思っている。
試しに入れてみよう!
職場でも、『ここ「考える時間」なので、打ち合せ入れません』とか
してみたら、いいかも。
小さな抵抗が、自分の時間を取り戻すことに繋がるかもしれない。

ち:周りに時間コントロールされてるのしんどい。

阿:なんでそうなっちゃうんだろう。

西:仕事の捉え方はあったかなって思う。仕事は、自分主導であっちゃいけないと思っていた。
18時に帰りたいのに20時まで予定を入れられていたけど、周りに時間をコントロールされていることに、当時は疑問もなかった。

比較的、自分で時間をコントロールできる仕事をしているのですが、自分の時間を大切に組み立てていたか?というと、あまりそうではなかったと気が付きました。
「自分主導なんだ!」という意識をもって、入ってくる予定だけじゃなくて「考える時間」みたいに自分の内面を含めた時間の組み立て方があるんだ!と痛感。

自分でアクセルとブレーキを踏む

し:ナエドコで成美さんが、「自分でアクセルとブレーキを踏めることを大事にしています」と言っていた。
自分を、そこに持っていきたい。

阿:運転が好きだから、車の運転に例えると、誰かが運転するバスに乗ったら、目的地には着くけど、全部決まってる。
自分で運転したら、好きな音楽を掛けられるし、コンビニに寄れるし、景色を見るために停まることもできる。下道でも、高速でも、通る道も選べる。

西:会社員だからできないわけじゃない。
会社員に戻ってみようと思ったのんは、「ないものは作ればいいから、大丈夫」って言ってくれる会社に出会ったから。
そういう発想って大事。自分がやれば次に続く人が楽になる。
この先に続く人にとっても、いい選択かもしれないと思って行動できる。

車の例えがとても分かりやすい!
バスより、自分で運転したい!と思いました。この例えを聞いて自分がどっちが好きと思うかも、ひとつの問いになりそうです。

私はバスがとても苦手なんですが、自分で運転できるようになってかなり心が楽になったのを思い出しました。
自分がすごく苦手なことがあっても、自分で運転すれば、得意な道を通ることだってできるはず。

会社は自分の人生に使うもの

阿:会社は自分の人生に使うものと思っている。
その方が成果が出るし、そういうマインドでいて欲しいと思う。
自分のモチベーションのために会社を使うのが、一番馬力が出る。
そうあって欲しいと経営者も思ってると思う。

し:農園のオーナーをしていて、スタッフには「使ってくれた方がうれしい」と思っている。
これを見てる会社員の人がいたとしたら、経営者はそう思ってるからそうした方がいいんじゃないか。
それを引き出せるオーナーになりたい。

ち:コロナ渦で前例のない働き方も、職場に言ってみたらできた。これまで積み上げてきた信頼はあるかもしれないけれど、自分の行動次第で掴めるものなのかもしれない。

またも名言!
「会社は自分の人生に使うもの」

転職活動中なので、刺さりました。
求人を見るより先に、自分の人生で何を大切にしていきたいかを深堀せねばと思い知りました。


「ハッとした」「気が付いた」ばかりになってしまうほど、メモを取りながら毎秒気づきが止まらないくらいの一時間でした。

  • 自分にとっての休みって何か?

  • パートナーが愛キャリを実現するにあたってどんな姿勢でいて欲しい/いたい?

  • カレンダーに設定してブロックしたい自分にとって大事な時間は何か?

  • 自分でアクセルとブレーキを踏めたらどんな風に運転したい?

等々、たくさんのヒントを頂いて、自分への問いが生まれました。

会社員でもできるそれぞれの愛キャリに向かうヒントが詰まった第2部でしたね!

阿部成美さん、しゅうたさん、かんばやし ちえこさん、西野千佳さん、素敵なお話をありがとうございました!


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