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「茶」の歴史① 茶の起源:中国

喫茶の起源

茶の木の原産地は、従来インドのアッサム地方や中国雲南省、四川近辺とされてきたが、近年の研究では中国雲南省最南端タイ族自治州西双版納周辺とされている。
また、茶の葉を加工して飲むことは四川省あたりで始まったとされている。

紀元後に書かれた『僮約』(前漢時代 前202~8 王褒が書いた奴隷売買の契約書)には、

「荼と/だ(茶)を烹にる」
「武都で荼を買う」

などの表記があり、茶葉を蒸して団子状に搗つき固めた「餅茶へいちゃ」が販売されていたと推測される。

写真出典:建仁寺の茶の木(著者撮影)

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