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茶の古典

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2023年9月の記事一覧

茶道論「茶禅一味論」② —江戸時代—

茶道論「茶禅一味論」② —江戸時代—

茶禅一味の初見茶禅一味の初見は大林宗休が武野紹鴎の画像に賛した偈である。

「大黒庵主一閑紹鷗」とは、武野紹鷗のことである。「曾結弥陀無碍因」とあるように、阿弥陀如来の念仏宗であったが、堺の南宗寺、大林宗套に禅宗に参禅した。「料知茶味同禅味」が、「茶の極意と禅の極意が同じことである。」ということであり、これをもって茶禅一味といわれる所以とされている。十六世紀の前半に、茶禅一味の思想が芽生えていたと

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