木曜日の朝に。
「おはようございます。」
朝部活のある日は、いつもより1時間早く、早起きの猫すら「ん?」と目をあけて、そそとグィーーンと伸びをする。 ナァアア。
一段ともっさんもっさんの寝ぐせ頭で、白湯+レモンを注ぐと「あ 牛乳…」と思い出す。
起き抜けに見ていた夢。
(私はよく夢を見て、そしてよく覚えている)ピッチャーになみなみと入った牛乳を、まさに飲もうとしていたところだったのに。
あのピッチャーは、昔アルバイトをしていたビアレストランのそれだ。ガラス製で重たくて分厚いあのハンドルの握り心地まで思い出した。あんなもの、直飲みしようとしていたなんて、余程喉が渇いていたんだろう…。飲んだとて、口の両端から耳までダラーっと飲みこぼすに決まっている。湯気のたつ白湯をフーフーしながら「変な夢」と思う。
卵焼きを焼かないと。
「ねー今日寒くない?」
と上トレーナー下ハーフパンツ、素足の次女が、お味噌汁をぶっかけたご飯をかきこみながら言うけれど、それ毎日言ってるから。
なんか「履け」ばいいと思うんだよ。
モフモフシッポ付きパジャマの私は、全然まだ寒くない。猫のまとわりつき様が半端ないけど。
そういえば、
三女の中学校で、学年集会があったという。
「昼休みに校庭で石を投げたら人に当たってしまった子がいます」とか、「家庭科室前のトイレのトイレットペーパーにマチ針が刺さっていました」とか、「○○君の片方脱げてしまった上靴がなぜか外にありました、何か事情を知っている人はいますか」とか。
(知るかい、と総ツッコミしたい)
それぞれを点と点として、それを線で繋げるには無理があるだろうけれど、きっと何かしら漂う「落ち着きのなさ」を注意されたんだろう。元気が有り余ってるのかもしれない。
中学の昼休み、私たちの頃はどうだったろう。男子はサッカーをして、女子はくだらない話で「箸が転んでも」笑っていた気がするけれど。
そうそう、
昼休み、生徒会室まで行く間に、友達とくだらない話で身をよじらせて笑っていた私たちに、通りかかった教頭先生が、胸元のボールペンを廊下に転がした。
コロコロ…。
それを見て「え?え?」と笑い転げた私たちに先生は、
「本当に箸が転がっても笑うんやな〜」
とペンをにこやかに拾って歩いていった。
「なにごとー?」 とまた笑ったけれど、
【箸が転んでもおかしい年頃】という言い回しがあることを後に知った。
お年頃ってあるんだね。
キッチンの低めの引き出しを開けて、キッチンツールを物色することを覚えた猫が、昨夜「獲物」として咥えていたケーキサーバー。
どうやら咥えながら階段は登れなかったらしく、哀愁ただようケーキサーバーがポツンと置かれていた。
ここにも、元気が有り余っているお年頃の人(いや、猫)がいる。
さて、最近ラジオで聞いて気になって、でもよく聴くと猟奇的な歌詞だったりしたけど、なんかよくて。な、この曲を♪
𝐇𝐚𝐯𝐞 𝐚 𝐧𝐢𝐜𝐞 𝐝𝐚𝐲🎧
洗濯物がよく乾きそうですね。
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