見出し画像

転職先を決めずに退職。無職になって実感した衝撃の事実【メンタル編】

昨年2020年の5月GWに退職を決意、9月に退職引っ越し、名古屋で無職生活をして1年経過した記録です。

次の転職先を決めずに退職した結果、自分に向き合う時間がたっぷりとれました。これがかなり自分に対して真摯に正直になる時間になったので忘れないように書いておきたいと思います。

次を決めずにやめちゃった人で、ちょっと焦ってる人のちょっとした支えになれる内容かな、と思ってるので、気になった人は目を通してみてくださいね。

はじめての本当の自由時間と気がついた

本当に全部自分で決めていい時間なんだ、と気が付きました。

けっこうびっくりしたんですけど、自分史を振り返るとおそらくこれは赤ん坊以来の自由です。

あなたもよく振り返ってみてほしいんですが、これまでは常に「次」が決まった生活ではなかったですか?

保育園から始まって、次に行くところが常に決まっている、とるべき道が決まっている状態。

わたしは1才から保育園なので、1才からその日行くところが決まっていたわけです。1度めの転職をすると決めた時も転職先を決めてからつかの間の有給を楽しみました。

そう、この先フリープラン!という状態は本当に人生ではじめてだったんです。

何時に起きるかも自由っていうのは想像つきやすいですよね。

わたしは眠くなくても0時ごろには寝ようとしている自分に気がついて、「あれ?眠くないなら寝なければよいのでは」とふと気がついたんです。

眠くない、やりたいことを気が済むだけやってから寝ればいい、ということに気がついた時、いかに自分の意見を封じ込めていたか気が付きました。

自分で決めていたようで、決めさせられていた疑惑

教育されてきたこと、社会人の常識として染み込んだことで、自分の正直な感覚をいかに無視していたか気がついたんですよね・・・。

さっき書いた「眠くない」は私の感覚であり、優先していいんです。

「寝ていたい」という感覚も優先していい。

朝○時に会社へ行かなくてはいけないから、逆算して何時にはベッドに入って寝られるようにして…と考えなくていいんですよ!

そして毎日3食食べなくていいし、お腹がすいたら食べればいいんです。

この時気がついたんですけど、子どものころから食べる時間決められてて、お腹が空いてなくても食べるように習慣づけられてたんですね。

お腹がすいてても今は食事の時間じゃないから我慢、食べたくないけどスケジュールを見ると今食べておかないとだから食べる、とか、疑問にも持たずに当然のようにやってました。

食べるものも、自分で選んでいるようで選ばされていた…と感じました。

職場の近くにあるもの、簡単に食べられるもの、お昼休憩時間内に食べ終わるもの、毎日のランチ予算、とか、自分が食べたい食材じゃなくて「その時食べられるもの」から選ぶようになってたんですよね。

しかも給食時代なんて「出されたものを時間内にすべて食べる」が求められるじゃないですか。

すごい…こんなころから教育されてたんだ…と思いました。

むしろ本当のわたしって存在してたんかな??と思うほど。

だから無職で完全に束縛のない時間軸で生きてみたら、だいたい2食くらいになりました。

そしてなんとなくでおおざっぱだけど起きる時間や寝る時間もそろってきて、これがわたしの感覚なのか…となんかしみじみしました。

食べるものについては感覚が完全にバグってて、嗜好性の強いものがやめられなかったり食べたくて食べたものが不味かったり、本当に食べたくて食べてる感覚がまだよくつかめません。

とにかく惰性で選ぶことはやめて、

・本当に食べたいものかどうか
・今食べたいかどうか
・おいしいと思うかどうか

を自問して食べるようにしています。

本当にどうしたいのかゼロベースで…考えない

本当にこう、「感覚的に決められていた」感があったので、平日にフラフラするのに罪悪感があったり、外出ると(働いてなくてすいません…!)という気持ちになったりしてました。

でもこの自分で選択する時間は、その決められた中でわたし自身が頑張ってつかんだ時間です。

与えられた人間関係、環境で頑張ってお金をためて、人に人生を売り渡すことなく獲得した時間です。

金銭的には悲観的にみても1年分ある、これは自分で自分に用意できた時間、といいきかせて、とにかく自分の感覚優先で生活してました。

自由になったら副業でやってたライターやアフィリエイトを思い切りやろうとしていた計画だったのに、何もできなくなったり何もしたくなかったり、という状態になって、あれ?なんだろう、なにがしたいかわからない…という状態。

何時間寝ても寝すぎることがなかったので、わたしは結構消耗してたのかなあ、なんて考えてひたすら編み物して目を数えたり植物の手入れしたりしていましたね。

これからどうするか考えなきゃいけない、ということもせず、ただ自分の感覚にまかせてました。

ただ、雇用されて働くことだけはしない、と決めていたので、独学でWebデザイン本を買って1冊やってみたり負担にならないライティングの仕事を受けてみたりと、気が向くことだけをしました。

次が決まっていないという時間は貴重

というわけで、「次がきまっていない時間は貴重」ということに気がついたわけであります。

もし今次決まってなくて無職になっちゃってちょっと焦ってるという人がいたら、ちょっと立ち止まってみてどれくらいの期間は無職で大丈夫か計算してみて、確実に自由は時間は徹底的に自分の感覚を優先させてみてほしいです。

寝ると食べるの感覚という2大欲求は一人で満たせるので、とことん自分感覚で満たしてみると、どんな人間関係がいいかとかどう生きていきたいかとか、もうちょっと複雑な正直な欲求がみえてくると思います。

わたしは「この自由な生活を完全形にしたい」と思いました。

それがどうして職業訓練校に通うことにしたのか、職業訓練校の結果について、次の記事でまとめてみます。

ここまで読んでくれて本当にありがとうございます。なにか参考になったところがあったり次の記事も読みたいよと感じてもらえたら「スキ」で教えてもらえるとうれしいです。みんなもこんなこと思うのかな?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?