18.うつを改善した運動生活「散歩」
こんにちは!
いつも記事を読んでくださりありがとうございます。
前回のうつを改善した運動生活「目的と目標」の記事はご覧になっていただけましたか?
うつを改善した食生活と並行して運動習慣を取り入れてみてください。
運動と言ってもジョギングやランニングではなく「散歩」です。
気分転換と称して毎日散歩に出かけることをして欲しいのです。
1日1回とかケチケチせずに何回も出かけることをお勧めします。
それが習慣化の入口です。
食生活を変えることも難しいと思いますが、運動となると余計に難しい。
うつを改善した運動生活「目的と目標」でもお伝えしたように、僕たちは運動を始めようとしたときに、ハードルを上げ過ぎてしまいます。
運動はマッチョになることやダイエットが目的ではありません。
うつを改善することが目的です。
食生活を見直して、散歩を続けていると、そのうち効果が表れてきます。
そのうち体重や体脂肪が減ってきて健康的になった実感が持てるようになります。
あれ?これって?結果的にダイエットにつながったんじゃね?
きっと、うつ症状が改善されたときには、このように感じることができるでしょう。
ここからは散歩をするときに取り入れて欲しいことをお伝えしていきます。
1.深呼吸
2.上目線
3.スマホを手放す
深呼吸
散歩をしながら意識して欲しいことは深呼吸です。
大きく息を吸って大きく吐く。
これだけです。
大切なことは脳にたくさん酸素を届けることです。
もしかするとビックリするほどクラクラするかもしれませんね。
頭がクラクラするからと言って帰らずに散歩&深呼吸を続けてください。
すぐに慣れてきます。
頭がクラクラする体験をできたことは、脳と全身が酸素を欲しがっていたことに気づけたとお考え下さいね。
上目線
少しだけ上目線で歩くと憂鬱さは消えていきます。
できるだけ公園などの安全な場所を目指して歩くようにしてください。
そして安全が確保できたら上目線&深呼吸をしながら歩きます。
歩くことが難しければ立ち止まっても大丈夫です。
上目線&深呼吸&適度に上半身を動かす。
散歩からかけ離れたお話ですが、この組み合わせをすることで、憂鬱な気分や頭の重さが軽くなっていきます。
頭が軽くなった方が気持ちよく散歩もできます。
なにが何でも散歩をするよりも気分の良さを優先して欲しいのです。
運動のために外出しただけでも生活習慣は変わり始めています。
確実に小さな一歩は進んでいます。
スマホを手放す
運動をはじめようとすると歩数と時間が気になることでしょう。
実際に僕も時間と歩数をお伝えしました。
数値化して具体的に示した方が信憑性が出てくるので書きました。
慣れるまではスマホを持って出かけても構いません。
でも散歩コースが決まって、歩く歩数がだいたい分かってきたら、スマホを持たずに散歩にでかけることを推奨します。
脱スマホ。
怖いですか?
不安ですか?
恐怖心がある方にはおススメしませんが、できる方はデジタルから離れる時間を作ることを、強く強く推奨します。
僕は心拍計も買いました。
スマホアプリと連動して記録を残すことで達成感を味わおうとしていました。
でも失敗です。
これらの文明の利器は、僕たちのように、うつで苦しんでいる人に向けて販売している商品ではありません。
もう一度、運動の目的に振り返りましょう。
運動はマッチョになることやダイエットが目的ではありません。
うつを改善することが目的です。
さまざまな誘惑があるスマホを持ち歩いていると、その欲求に負けて散歩に集中できません。
スマホの通知音が鳴ったらインスタ、フェイスブック、Twitter、noteなど誘惑に負けることでしょう。
一日のうち、たった30分でいいので、体を動かしながら体内に大量の酸素を送ることに集中してみてください。
身心の健康を取り戻すためにデジタルから離れる時間を作ってみてください。
時間は腕時計で計ればいいんじゃないですか?
僕なんかダイソーのキッチンタイマーを持ち歩いていますよ。
最後に
運動=散歩
かなりハードルが低い目標かと思います。
きちんと運動習慣が身につくまでは、とにかく毎日外出するくらいの心構えで十分でしょう。
本来の目的も見失ってしまうと続けられなくなることは、なんとなくお分かりいただけると思います。
世の中のCMはマッチョかダイエット系が多い。
そういったCMの影響を受け続けているから、より正しい知識、正しいやり方を探して、実際にやってみて続けることができずに失敗をします。
特にうつになりやすい思考特性として「善か悪か思考」があります。
より正しい知識こそが「善」と捉えてしまい本来の目的を見失ってしまう。
小さなステップを踏みながら少しずつ本当の健康を取り戻しませんか?
今回はこれでおしまいです。
また次の記事でお会いしましょう。
さようなら。
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