うつを回復させる内省ステップ1「とにかく書く」
こんにちは!
いつも記事を読んでくださりありがとうございます。
リワークでは繰り返し内省を行います。
内省を行うことで頭の中が整理できたり、うつに落ち込む思考のクセを発見したり、捉え方を発見できたりします。
自分と向き合う時間を作って日記を書くことも推奨されていました。
大切なのは書くこと。
頭の中で整理しようとすると不安が大きくなってしまい、余計にうつに落ち込んだりします。
なのでリワークでは体調を整えながら内省に取り組むことがメインの治療となります。
そして最初に取り組む課題は休職要因の特定でした。
僕の場合は、どうして体調を崩してしまったのか?をシンプルに表現できるまで、内省を繰り返すように指導されました。
それなりに人生経験が豊富になると体調を崩した理由が多くなるものです。
その理由をギュッと絞りました。
そのための内省のステップ1は「とにかく書く」ことです。
格好のいい文章はいりません。
誰かを意識する必要もありません。
頭に浮かんだ文字をとにかく書く。
それだけです。
うつ状態では書くこと自体が苦痛だと思います。
複雑な思考ができないのに、誰かにお手紙を書くつもりで、、、とはならないでしょう。
そもそも内省ですので、お手紙ではありません。
ご自身の頭の中を整理するつもりで書き出せばいいんです。
でもnoteを更新されている方々は、前向きな考えの方が多いので、読者のことを考えながら記事をかいていらっしゃることでしょう。
この時点で素晴らしい!とお伝えしたいです。
世の中にはさまざまな考えを持った方々がいらっしゃる中で、ご自身と向き合いながら、しかも相手のことを考えてnoteを書いていらっしゃるのですからね。
ときには「あー今日は書くネタねーなー」とか「気分が乗らないなー」なんて日もあることでしょう。
そんな日は休んでもいい。
でも諦めずに続けることで道は開けます。
休職要因を特定する3つのヒント
うつ状態になってしまった原因は、おそらく頭の中にたくさん浮かんでくるでしょう。
大丈夫です。
みんな同じですから。
リワークでは最低でも次の3つのテーマで内省を書きます。
1. 環境
2. 家族
3. 自分
この3つは最低ラインの課題でした。
環境
ほとんどの人は職場環境を書くことになるでしょう。
就業体制、就業時間、組織、休暇の取りやすさ、休暇日数、残業、人間関係、ノルマ、納入期限など。
きっと複雑に絡み合っていると思います。
頭の中をスッキリさせるつもりで、どんどん書き出すことがポイントです。
家族
これも悩む人は多いです。
どこの家庭でも少なからず発生してくる両親や兄弟の問題です。
介護疲れ、看病疲れ、幼少期の教育、兄弟の比較、肉体的虐待、精神的虐待など。
いろいろな側面から思いつく範囲を書き出してみます。
自分
環境と家庭を書き出したら自分について振り返ります。
おそらく環境や家庭と結びつくことばかりでしょう。
たっぷり時間をかけて自分史を書いてみることをおすすめします。
ここで書く自分史は第1作目です。
内省の書き方を練習を繰り返して、将来に元気になったときに、もう一度書き直してみることを強く推奨します。
これ、かなり面倒です。
でも自分の成長を確認することができます。
自分の成長が確認できると自信が持てるようになります。
まとめ
休職要因を特定するために環境、家族、自分について書き出してみる。
最大のポイントは「とにかく書く」こと。
内省文の書き方に正解はありませんので「とにかく書く」ことです。
ちょっとずつ書き足していく方法でも問題ありません。
経験上、書く習慣ができてくると気づきも多くなってきました。
1日で全部書こうとしないで、1~ヵ月くらいかけて完成させればいいと思います。
あと疲れたら休憩することをお忘れなく。
頑張りすぎる傾向はありませんでしたか?
今回はこれでおしまいです。
また次の記事でお会いしましょう。
さようなら。
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