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一人暮らしを始めてみてから思っていること

私の人生において、最大の目標と言ってもいい一人暮らしが始まりました。叶ったからには続けることが大切です。しっかりやっていこうと思います。正直なところ、本当に叶うとは思っていませんでした。したいという気持ちはずっとあっても、勇気が出なかった。 決まったきっかけは割と突発的なものです。詳細は伏せますが、何やかんやと人との関わりに悩んで煮詰まってしまったある時、母親がぽろっと「もう(一人暮らし)してもいいんじゃない?」と言ってくれたことが、最大の後押しです。その言葉を聞いて私は、

    • 横スクロールアクションゲーム『SANABI』感想(ネタバレ含みます)

      SANABI(サンナビ)というゲームを、私の友達がおすすめしてくれました。そして私はじわり、じわりと気になって、タイミングを見て……。 スタートしたのはけっこう突然でした。先週の中ごろ、「よし、やるぞ!」という気持ちで始めたこのゲームを、先日クリアしました。 本当に素敵なゲームに出会えました。 このnoteでは、SANABIというゲームに触れての感想や、好きなところ、考えたことを、ネタバレも含みながら書いていきます。スクショは最小限にとどめます。 感想noteでは今まであ

      • オリジナリティの難しさ

        「一つの話を思いつくには、様々な経験が必要です。たとえば過去に読んだ小説やマンガや…あの時のこと…。過去に見た映画や…あの時のことなど…。いろいろな体験がもとになって、一つの物語を思いつくのです」 月間少年ジャンプ(現:ジャンプSQ.)連載の漫画作品『ギャグマンガ日和』の『第10幕 ニュートンの万有引力』に、このセリフが登場します。 中学生の頃に初めてこのセリフを読んだのですが、当時漫画家になりたくて下手な漫画ばっかり描いていた私にとって、それはためになるものでした。今で

        • ピクミンが好きという話

          シリーズ最新作、『ピクミン4』が発売されて三ヶ月が経ちました。発売当初、私はゼルダの『ティアキン』を何かに取り憑かれたかのようにずっと遊んでました。なのでピクミン4を初めてプレイしたのは今から一ヶ月ほど前なのですが、とても面白いです。 最近、ピクミンはアプリにグッズに新作に、とっても賑やかで嬉しく思います。 このnoteでは、 ① シリーズの概要 ② 私がなぜピクミンを好きなのか ③ このゲームに私が何を感じているのか(主観丸出しです) という事を、ひたすら書いていきます

        一人暮らしを始めてみてから思っていること

          一期一会と言うには、やっぱり惜しい

          今回は個人的な手記のようなものです。 また、この言葉がよぎる機会がやってきました。 実は、去年の末くらいに前職を退職しています。そして今年の初め、障害者むけの就労支援事業所での就職活動が、また始まりました。 いろいろ探す中で私が新しく選んだのは、清掃業です。今月の頭に内定を頂き働かせて頂いており、体験実習なども含めて慣れてきたところです。清掃という作業自体もそうなのですが、ある程度ひとりで進められる仕事が、やはり私にはけっこう向いているのかも知れません。 人が大好きなの

          一期一会と言うには、やっぱり惜しい

          感想 『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』

          観ました。できるだけネタバレにならない範囲で、賛否を含めた感想を書くにあたって、いくつか前提があります。先に書きます。 ① 『しんちゃん』をそれなりに観たり読んだりしてる人が、このnoteを書いてます。この物語の原作版、TVSP版も大好き。 ② ネット上での批評は、観る前からあるていど不意に目にしており、私も同じように感じる部分はありました。 ③ 「頑張れ」という言葉は、時に人を追い込んだり、かえって孤独にさせてしまったりする事がある。これは私も元々そう思っています。ま

          感想 『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』

          「子どもっぽい」という言葉について

          何らかの作品に対する評価として、時々目にする「子どもっぽい」という言葉。これは一体、何によって決められるのでしょうか。どれだけ時代を重ねても決まらない、とても曖昧な概念だと思います。 子どもたちに人気という意味で用いられることもあれば、大人になって触れるものではない、というマイナスイメージで用いられることもあると思います。 「そろそろ卒業したら?」「まだそれ好きなの?」「それ子どもっぽくてなんか嫌い」とか、なんだか記憶を掘り返していると、かつて受けたそんな言葉が頭の中に反芻

          「子どもっぽい」という言葉について

          「肯定する歌」は、果たして本当に「甘いだけ」なのか

          最近、歌ものの音楽を聴いていると、人の生き方や価値観、性格を肯定して、受け入れる歌が増えてきたと感じます。ここ6〜7年くらいが顕著な所でしょうか。最初に書いておくと、私はこの傾向を、とても良いと思っています。お世辞や嫌味を含まずです。 一方で、そうした歌を甘言のように感じ、嫌いという人たちもけっこういます。甘い道へ誘う言葉、怠けの始まりという印象なのかもしれません。これは私にも、わかる瞬間があります。 ありのままでいいよ、あなたの生き方と価値観を大切にね、という言葉を受け

          「肯定する歌」は、果たして本当に「甘いだけ」なのか

          「一期一会」という言葉について

          一期一会。一生に一度きり、生涯に一度の出会い。このような意味を、人との出会いに重ねながら用いるのが、今は一般的だと思います。このnoteを書くにあたって調べてみたところ、元は茶道を起源とした言葉で、お茶会でのお客様への誠意を表す言葉なのだそうです。 人々はこの言葉に、どんなイメージを持つのでしょうか。爽やかさ、思い切りのよさ、青春。無常さや寂しさ。いわゆる「刹那的な生き方」にも通ずるものがあるかも知れません。 私がこの言葉を知ったのは、中学校の卒業式が近づいた時でした。

          「一期一会」という言葉について