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遺言書は必要なのか!相談相手を間違うな!
にんちは、お子さんのいないご夫婦の相続対策をライフワークにしている
よこやまです
先日、とあるご年配のご婦人(Aさん)からご相談がありました!
私には、遺言書を残したの方がいいのか?
ご相談の動機は、銀行から強く薦められてたからとのこと
私は、ご主人を数年前に亡くされ、お子様も最近、亡くされており
現在、おひとりで生活をされている。
Aさんには既に他界なされており、姉様のお子さん姪っ子が2人おり、相続人にあたる。関係は良好で仲良くされているらしい。
Aさんが他界されてば、姪っ子が遺産を受け取ることとなる。
このことについては、Aは異議がないし、そうあるべきだと思っておられた
私は、遺言書は残さなくても、姪っ子さんが遺産を受け取ることとなるので
遺言書の残す必要性は薄いですよ!
と私はお伝えした。
このような相談はお客さんの相続関係や希望を把握すれば、誰しもが辿り着く至極全うなアドバイスだと思うだが
なぜ、銀行は遺言書の作成を強く薦めたのか?
少し、考えてみました。
・報酬を得たいから
一般的に銀行に遺言書の作成を依頼すると想像以上に高くつくことがある。ただ、資産管理など長年のお付き合いがあったり、金融機関が遺言相続手続きに関わることで安心されるご家族もいらっしゃるようである。
Aさんは、ご主人の遺族年金や資産でやりくりしておられるごくごく普通の方で、お金持ちや地主さんでもない。
Aさんは、遺言書を銀行に依頼するほどゆとりのある生活をされていない。
・相続財産を狙っている
銀行が遺言を提案する一番の理由は相続人に金融商品を買ってもらいたいからではないかと私は感じている。
相続が起きれば、相続人に遺産が転がりこむこととなる。遺産を承継されたからは普通は貯蓄に回すこととが多いかと思うが、その貯蓄先には色々なバリエーションがある。
保険、投資信託、株、不動産などなど、
遺産は、自分自身が稼いだお金ではないので、ややリスクが高い金融商品に投資する踏ん切りもつきやすい。
銀行が、相続で関わっていたら当然、相続人に提案しやすい。
そういった意味でも遺言が営業ツールとして成立しやいのだと思う。
銀行が遺言を提案してくる場合、ほぼ商売が絡んでいる。
遺留分が。。節税が。。。などご家族のために遺言をと
お勧めされたら要注意ではないかと・・
もし、銀行に遺言作成の依頼を検討している場合は、弁護士や司法書士に相みつでも構わないのでご相談してください。
費用の違いに驚かれるかもしれません・・・
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