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不安障害になり、映画館に行くことが怖くなった

小説や漫画、アニメやドラマ、映画、ゲーム等々、多種多様な娯楽がありますが。自分が最も熱中しやすいのは本やゲーム(コンシューマー)です。

理由は自分のペースで進められるから。
好きなタイミングで休憩できるし、好きな時にガーッと進めることが出来るから。
本は好きな時に好きなスピードで読むことが出来るし、ゲームも同じ(ソシャゲはログインボーナスや体力管理などが存在するので除く)。


好きだけれど苦手なものはアニメやドラマのリアルタイム視聴、映画館で見る映画などです。

好きは好きなんです。
大好きなアニメは何本もあるし、何度も見ているドラマや映画もあります。
でも、リアルタイムや限られた場所で、要するに自分のペースを保つことが出来ない状況で何かしらを視聴することがあまり得意ではありません。そのために若干苦手意識があります。
余談ですがサブスクで一気見することが出来るようになった現代には感謝しています。リアルタイムで視聴したりレンタルショップに行くしかなかった時代よりも、自分のペースを保つことが簡単になったから。

苦手意識があるとは言っても絶対に無理ではありませんし、どうしても映画館で観たい作品、配信や円盤になることを待てない作品などは当然あります。

映画館にはそういう時に通っていました。
要するに、積極的に通うことはしないまでも、一般的な範囲内で通っていました。

映画館で観たい映画があっても映画館から足が遠のくことが多くなったのは、不安障害(パニック障害)と鬱病を発症して以降です。


最も大きな理由は単純なものでして、前触れの無い動悸や眩暈といったパニック発作が起きた時に、逃げることが難しいからです。
と言っても実際に映画館でパニック発作を起こしたことは殆どありませんし、起こしたとしても致命的に具合悪くなるレベルの症状ではないと思いますが、僅かなリスクを恐れる様になりました。

映画館は家で見る映像と違って自分のペースで見ることが出来ないというのが、ここでかなり大きいネックとなっています。

それ以外の理由としては、「出かける」という行為をした際に消費する精神的体力のコストが大きくなったために、そもそも出かける機会を且つてよりも減らしたからというのもあります。
コストが大きくなったというよりは、精神的体力の上限値が削れたと言ったほうが正しいのかもしれません。
こちらは恐らく鬱病の影響が大きいと思います。

体力が削れる前にメンタルが削れ、一日一行動しただけで楽しいことでもかなり疲れる。体調が良い日に調子に乗って色々なことをすると急激に疲れる。精神の疲労が私を支配する。
以前(上記リンク先記事)の繰り返しになりますがこういう話です。


現時点でも見たい映画があります。正直映画館に行って見たいです。
ただやはり不安というのは拭えません。

7月8月は見たい映画が複数あるので、事前に頓服薬を飲むなどの対策をこうじて挑んでみたいと思っています。未来の私に期待します。頼むぞまじで。


今回書いた内容ですが、パニック障害を発症している方々にとっては比較的よくあることなんじゃないかなと思います。
「逃げられない」「今体調不良を起こしたら周囲に迷惑をかける」という状況はかなりの不安要因になるので。少なくとも私はなりがちです。

この辺りを自分でコントロール出来ればもっと趣味のことをしやすいんでしょうけれども、簡単にコントロール出来ていたらそもそも病気と言われていないので如何ともしがたい。



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