660.生成AIを活用すればインサイドセールスはどう変わるのか。
営業現場で生成AIを活用されている方をあまり見たことがないです。世の中的にAIというワードは普及していますが、まだまだ業務の中では使用されていない状況です。
僕個人的には、今後誰もがAIを活用する世の中が来ることは間違いないと思っています。
誰と結婚する方が良いのか、どの商品を選んだ方が良いのか、どの映画が良いのか。
何かを選択する場面においてもそうですし、面倒だなと感じるライティング、資料作成といったこれまで事務作業でやっていたこともAIが担っていくと思います。
当たり前ですが、AIを上手く活用するのも技術が必要で触れている時間が長いほど技術レベルが上がっていきます。
つまり、使わない人と使う人ではかなりの差が生まれてしまうわけです。
業務効率化という観点以外にもAIの活用方法は無限にあると思っています。
たとえば、弊社事業の1つであるインサイドセールスの領域でもAIは活用できます。
・ターゲット選定の自動化
営業業務の中でターゲットの選定は重要です。商売の基本である、何を、誰に、どのようにの誰に売っていくのかを様々な分析方法を通して選定を行っていきます。
たとえば、競合他社の事例や海外の情報など、調べられることは全部調べ、どの企業であれば興味を持ってもらえるのか詳細情報を落とし込みが必要です。
ただ、忙しい営業マンが、これを同時並行でやるのはかなり酷だと思います。だからこそ、THE MODEL型組織のような分業で営業を行う体制を構築する企業が増えています。
マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスと4つに分け、それぞれの部門でKPI、KGIが定められています。
インサイドセールスはこれまでマーケで獲得したリードを分析したり、フィールドセールスで受注した企業の特徴を分析し「誰に」売るべきなのか選定します。それ以外にもIRやSNSといったWeb上の情報、展示会で知り得た情報をまとめ業界、業種、規模、従業員数とセグメントしどの企業へアプローチするのかリストアップします。
ここの部分をもう少し効率的に行いたいと思うインサイドセールス担当者が多いのでは?と思います。
生成AIを活用しターゲット選定のサポートをしてもらえます。
僕の中で具体的な方法がまだ見つかっていないので、これからも収集中です。
・トークスクリプトの作成
営業マンによってトークスクリプトの作成が上手い人や得意ではない人がいます。業務中に内容を変えられればいいのですが、全員ができるわけではありません。管理メンバーからすると営業マン一人一人の状況を逐一把握は難しいので、課題が発生した場合にその場で改善できる環境が欲しいですね。
もちろん管理の仕事なので対応するべきですが、スクリプトの改善はプレイヤー毎にやってもらえるとめちゃくちゃいいです。
トークスクリプトの作成もAIを活用することで精度の高い内容になる可能性が高いです。
・概要
・伝えたいこと
・ヒアリング
・クロージング
・切り返しトーク
・切り返しトーク②
上記構成でスクリプトを作成してくださいと入力すれば、自社に合う内容にカスタマイズが可能です(サービス内容の説明の仕方が大事なので、ここら辺はテクニック要ります!)
・オンボーディング、教育
新人社員へのオンボーディング、既存社員の教育にもAIの活用は有効的です。テキスト、動画などのマニュアル作成、不明点などはチャットボットを使用しインプットする。
最初の教育はこれまでのテンプレがほとんどなので、AIでも良いと判断する企業は確実に増えるでしょう。
今では動画もかなり質が高く生成できる時代になっているので、テキストを入力すればマニュアル動画ができるような時代ももう直ぐです。
インサイドセールスの教育には、トップセールスマンの音声やスクリプト、ターゲット選定の方法などを学習させ誰もがトップセールスと同様の質を担保できるプロダクトは既にあります。
・amptalk
・Miitel
・MagicMoment
上記以外にも営業DX関連のツールはあります。
インサイドセールスにおいては、音声AIや商談データを活用できるツールが良いのかなと思います。
・まとめ
今後は益々デジタルセールス人材が求められてくると思います。
これまでのゴリゴリやっていきます!というマインドとデータに基づいたドリブンセールスも必要です。
AIを活用し今よりも効率的な営業活動を行える企業がもっと増えると生産性が上がり給与も上がるみたいな最高な状態になりそうです。
これからもインサイドセールスに限らず生成AIと営業を絡めた話ができればと思います。
今日も一日お疲れ様です。
明日も頑張りましょう。
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