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全ての製造業の経営管理部門にいらっしゃる皆さまへのお願い。

全ての製造業の経営管理部門にいらっしゃる皆さまへのお願い。
  
世界各国の生産拠点は既に休業にしていらっしゃるかと思いますが、日本においても週明けから休業にしていただきたく、お願い申し上げます。
  
株価は当然下がります。
 
釈迦に説法ですが、会社は株主のモノである前に、従業員およびその地域社会を守るモノです。
 
これから資本主義は、次元が高くなります。
お金がデジタル化され、色がつきます。これは何をやっていた時のマネーなのかと。そうなると、短期的な利益追求によるデメリットの方が大きくなる時代が、『すぐに』到来します。
  
そもそも、従業員の感染者数が1人でも増えることで、収束に向かっていった際の事業計画に甚大な影響を及ぼすことになります。内部留保がある大企業にいたっては、ぜひ率先して進めていただきたく、お願い申し上げます。
 
必ず、近い将来、後輩や子孫たちが遡ってその英断を抽出して評価してくれることになります。まさに今の行動が、未来の帳簿に影響を及ぼしてくれます。
 
1人1人の勇気が問われている、1人1人の責任が目の前に叩きつけられている、未来の友達はすぐ隣にいて応援してくれている、それがこのコロナショックです。
 
私も37歳でして何をお前が言っているんだ!?となりますが、
日本の10代、20代、30代の若い方々は思いっきり好きなようにやったらいいと思っています。思いっきりやる権利と義務がある。

いつの時代も若い世代、新しい世代が言うことの方が正しいと位置づけております。

#老いては子に従え

どんなにテクノロジーが進化しても、数百年、数千年に渡って積み重ねてきた真理には、叶いません。

人類の大大大先輩方が残してきてくれた、ことわざとは、人間の真理そのものです。

この言葉を武器に、日本のおじさん方の背中を押してあげてください。

おじさん達も、実は待っている。

誰も正解が分からない時代だからこそ、話し合うことが大事。

経験していることが違うからこそ、観ている景色をまず共有することが大切かと。
 
 
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日本人の誇り・日本人のプライド・組紐・時間について
 
私は2006年、増産に次ぐ増産の中、製造業の工場経理として社会人をスタートしました。2年後、サブプライム/リーマンショックの際に、工場の生産余剰人員をエクセルで算出するフォーマットを主任とつくり、それが各工場に共有されました。

当時は、喫煙所が仕事が一番はかどる情報交換プラットフォームであったこともあり、ヘビースモーカーでして、よく用もなにのに現場を探検しまくっていた際に、現場の喫煙所にも行っていました。

期間工の方が、仕事がない、お金がない、家でも食べるものがないからしんどいと話をされていました。しばらく動けませんでした。

その後、間接工も電気を消してどうしても作業する人は、電気のついてる部屋に籠ってやろうとか、とにかく色々とありました。

1年後だったかBS放送で、最大手自動車会社に勤務する日系ブラジル人の特集があり、仕事がなくなり生活できなくなった状況を、同僚の日本人が助けるのですが、最終的に国に帰らざるをえないと、そういう内容でした。

泣いた泣いた。

ブラジルという国が1960~1970年代にかけ、いかにオープンだったか。

日本の製造業の歴史をご存知の方ならば、この戦後まだ20~30年の成長復興期に加工貿易で主力経済を支えていた時期に、人種差別意識が少なく拠点を建ち上げられることの重要性が分かっていらっしゃるかと思います。

そのオープンだった国の方を、返したんですよ。

情けなかった。
世界第二位の経済大国であるというのは、こんなにも脆いものなのか。
産業界全体としてのブラジル人達への恩は、その程度のものなのかと。
 
工場経理から本社の経営管理部門に移り、四半期決算という名のもとに、年がら年中、株主への説明責任や株価への影響などを考えて仕事をしていると、いかに本質的なことに対するコミュニケーションが難しいか。

私がいた会社のCFO/最高財務責任者は、同じ早稲田出身の方で非常に明るく男前でサバサバした方だったので、15分スケジュールの合間をぬって話はよく聞いていただきましたが、社会に対してそれを理解してもらうことについては、何も進めることができませんでした。

人間というものが何なのか、観えていなかった。観てもいなかった。

その後、東日本大震災があり、震災直後から津波が来るから逃げて―!!!と、放射能は必ず漏れているから若い方は逃げてー!!!とSNSで発信しまくり、政府の遅さにプッツンしてしまい(そもそも金融政策や地域創生そして教育に政策についても不満ありまくりでしたが)会社を辞めて衆議院選挙に出馬し、一人一人と真剣に向き合うようになってから観えてきました。

変わらないものは変わらない。

けれども変わらないものも、変わる時には変わる。

日本人の誇り、日本人のプライドは、24時間365日ずっと続いている、その方がいいですが、間があいてまた動き出してもいい、それが時間だ、と教えてくれたのは、新海誠さんの映画『君の名は』のおばぁちゃんでした。
 

一葉「三葉、四葉、むすびって知っとるか?」

三葉(の中の瀧)「むすび?」

一葉「土地の氏神様をな、古い言葉でむすびって呼ぶんやさ」

「この言葉には深ーい意味がある」

「糸を繋げることもむすび」

「人を繋げることもむすび」

「時間が流れることもむすび。全部神様の力や」

「わしらのつくる組紐もせやから、神様の技。時間の流れそのものを表しとる」

「縒り集まってかたちを作り、捻れて、絡まって、時には戻って、途切れて、また繋がり...」

「それがむすび。それが時間」


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