新音大生(音楽教育専攻生)に勧めたい本10冊
なんで本を読むのか(長いから本の紹介だけ見たいんだ、という人は飛ばしてもOK)
Twitterで「#新大学生に勧めたい10冊」というタグが流行っているのを見て、確かに自分も大学入ったときに、「これを読め!」みたいな指標が欲しかったのを思い出しました。
「学問」を学ぶときに、最初の一冊っていうのは本当に重要です。でもこの世に本なんて溢れかえっているので、何を手に取っていいかわかりませんよね。とりあえず、タイトルで面白そうだなぁと思ったものを手に取ったものの、内容が難しすぎるし、言葉遣いにも慣れないし…そして結局読み終わる前に挫折する。こんな経験は誰もがしてるんじゃないですかね。
実際自分がちゃんと「学問」を勉強し始めたのは、大学院に入ってからと言っても過言ではないです。というか、大多数の大学生が「学問」の本を読むのって、大抵は授業で読まなきゃいけなくなったとか、レポート書かなきゃいけないからとかですよね。そして最後に「卒論」がやってくる。これは何冊も読まなきゃまず書けない(読まなくても書けたよー、っていう人もいるかもしれませんが、参考文献をしっかり読むことなしに書かれた論文に論文としての価値はないです、というかそもそも論文とは言えない)。
ところで、自分の大学は「卒論」がなかったんですよね。音大で「卒論」と「卒業演奏」の2つをやってる大学ってどれくらいあるんだろう(教育学部の音楽専攻は両方ありますね。)。
「卒論」がないっていうのは、学生からしてみたら「ラッキー」と思うことかもしれませんが、卒論書かないで大学卒業って、「大学で何してたの?」と言われても過言ではないと、今なら思います。いや、楽器の練習ばっかりしてたんですけどね。笑
当時は、本当に楽器の練習に追われてたので、「卒論」なんか書いてらんねーよ!って思ってたんですけど、今はね、自信を持って言いたい。
音大生は、本を読むべきであると。そしてできることなら卒論を書けと。
というのも、本を読むことで、結果的に楽器が上達するし、表現の幅も増すと思うんですよね。
なぜか。例えば、楽器の練習についての本を一冊読んだとしましょう。まぁ2時間あれば大体読めると思います。でも、あらゆる本に言えることですけど、あなたが2時間で手に入れたその知識って、著者が「何年、何十年という時間をかけて得た知識」なんですよね。そんな知識を、2時間で手に入れられて、それ以降はずーっと自分の練習に生かしていけるわけです。単純に考えて、とんでもないコスパだと思いません?
2時間も本に費やすなら練習したい!と思う人は、ちょっと待ってくださいね。
①本は読まずに闇雲に今後も練習を続けていく
②2時間だけ時間をとって、正しい知識を手に入れてから、今後の練習に生かしていく
これを比較した時、圧倒的に後者が伸びます。時間の効率性が段違い。でも、試験やら譜読みやらに追われている音大生は、2時間あったら練習したい!と思って結局効率の悪い練習を続けてしまうんですよね。実際自分もそうだったし。まじで大学4年間やり直したい。笑
あとは、本を読んでいくと、次第に「自分で考える」スキルが身についていきます。これがむしろめっちゃ重要。なぜか。結局、自分の「腑に落ちた」ことしか本当に理解することはできないからです。
例えば、奏法とか練習の方法について。
今って昔に比べて遥かに楽器の奏法とか、練習の仕方とかについての正しい情報がすぐに手に入るんですよね。これ、本当に素晴らしいことです。
それはそうなんですけど、多くの人が発信している情報って、「結果」だけ取り出してて、「プロセス」は省略してることが多いんです。例えば、管楽器演奏では「息」が大事だ、アンブシュアは関係ない、奏法は千差万別で当たり前…などなど。いや、「息」が大事とか分かっとるわい!って感じですよね。「息」が大事なのは分かってるけど、「息が機能する」ってなんだよ…みたいな。
こういう、「大事なのは分かってるんだけど、どのように大事なのか分かっていないケース」ってよく見受けられるし、多分そういうケースは今後一層増えていくと思います。なぜか。それは「わかりやすい」ことしか人は「わかろう」としないので、発信する側も「わかりやすさ」を重視した言葉遣いになっていくからです。でも、「わかりやすい」言葉遣いでは、結局表面しか理解できなくて、「本質」までは触れられないんです。
つまり、「わかりやすい」は「わかりにくい」。
じゃあ、結局どうすればいいのかっていうと、「自分で考えて、理解する」ということが必要になってくるわけです。そうして初めて、「腑に落ちる」んです。身体感覚まで理解を落とせて、ようやく分かる。
じゃあ、「どうやって考えるの?」って話なんですけど、0から何かを考えることはできません。できる人はまじで天才です。何か1になるもの、考えのとっかかりになるものを探しましょう。そのために手っ取り早いのが、「本」です。
情報なんてネットですぐに入るじゃん!とか、本よりネットや動画の方がスピード感のある情報が手に入るじゃん!とかよく言われますよね。いや、そうなんですけど、そういう情報って基本的に「誰のチェックも入っていない」ですよね。つまり信頼性が低い。考えるためのとっかかりとしてはちょっと不安があります。だから、ちゃんと「本」を読みましょう、と言ってるんですね。少なくとも、ネット上で手に入る情報よりかは信頼が担保されてますから。論文とかだったら査読入ってたりするしね。
で、そうやって考えるためのとっかかりを本からもらってきて、自分なりに考えてみる。それを繰り返していくと、ある時「あ、これか」って感じでいきなり「腑に落ちる」時がきます。「先生、あんなこと言ってて意味わかんなかったけど、こういうことだったのか」みたいな。こういう瞬間めっちゃ気持ちいいから、体験して欲しい。ハマります。笑
じゃあ、どんな本を読めばいいんだよ!と、いうことで、ようやく本題です。長かった。個人的にオススメする10冊をジャンルにわけて紹介していきます。直接音楽関係ないじゃん!っていうのもあります。でも、そういう「音楽外」の分野から、音楽につなげる、考えるっていうことの方がむしろ大事だと思っていて、そういうプロセスを踏んで初めて「本質的」なことに気付けると思うんですね。なので、興味がある人は食わず嫌いをせずにまず読んでみてください。
練習について
ジェラルド・クリックスタイン著 古屋晋一監訳『成功する音楽家の新習慣』
とりあえず、練習の仕方とか、内容とかに悩んでる人はこれ持っといたらいいんじゃないですかね。学習心理学など様々な知見に基づいていることもあって、信頼性はとても高いと思います。全楽器に共通している内容だと思う。これ、2019年に邦訳されたんだったかな?今の音大生これが最初から手に入るって羨ましすぎる。そして「練習の仕方が分からなくて…」という言い訳はもう通用しなくなります。笑
全音楽家・指導者必携。
古屋晋一著『ピアニストの脳を科学する-超絶技巧のメカニズム-』
上の『成功する音楽家の新習慣』の監訳もしている、古屋晋一さんの著書。これ、読み物としてもめちゃくちゃ面白いので、ピアノの方はもちろんそれ以外の方にもオススメ。ジストニアのこととかも書いてあったりします。自分はこの本を読んで、「学習心理学」にめっちゃ興味を持った。それまで闇雲にやってた練習の内容とか計画を「学習心理学」的な視点で考えるようになったきっかけの本です。心理学とか認知科学とかに興味ある方、お勧めします。
クリスティアン・ステーンストロプ著『ティーチング・ブラス-管楽器指導の新しいアプローチ-』
これは、金管楽器奏者は必携。というか、指導者全員持っておくべき。個人的には「これを読んでいない指導者の言葉は信じられません(過激派)」というくらい素晴らしい本です。
とはいうものの、もう絶版なんですよね…。Amazonの中古で8650円て。高いわ。復刊してくれー、と切に願います。日本で出版されている金管楽器指導の本の中で一番素晴らしい本だと思います。
原著はこちら。こっちも値上がりしてる…。英語読める人はこっちの方が入手しやすいかもです。
この関連本として、『アーノルドジェイコブスはかく語りき』は手に入れやすいのでまずはこちらから入ってみては。とは言え、ジェイコブスの言葉って背景にある知識が理解できてないと、「何言ってんの?」みたいなことになりかねないんですよね。そのためのガイドになるのが、上記のティーチング・ブラスなので、セットで読んで欲しいんだけど、入手できないのが辛いところ。でも、こちらも金管奏者は必携の本です。
緊張・あがり対策
ティモシー・ガルウェイ、バリー・グリーン著『演奏家のための「こころのレッスン」―あなたの音楽力を100%引き出す方法』
元々はテニスのコーチングの方法として考案され、スポーツだけでなく様々な分野で応用されている『インナー・ゲーム』理論で話題になったティモシー・ガルウェイが、その知見を「演奏」にも応用しているのが本書。いわゆるセルフ1とセルフ2ってやつですね。
セルフ1が「頭の中でごちゃごちゃ喋る自分」でセルフ2が「実際に演奏する自分」という構図。緊張とか演奏不安に陥るのはこのセルフ1が活動しすぎてる状態なので、いかにしてセルフ1を黙らせて、セルフ2が集中して演奏できるようにするか、ということについて書かれてます。
緊張とかあがりとか、自信が持てなくて悩んでいるっていう人にオススメです。ただ、タイトルが蛇足すぎるだろと個人的には思う。普通に、それまでのシリーズと同様に「インナー・ミュージック」とかで良かったんじゃ…。ちょっとタイトルが胡散臭すぎて損してる気がする。
興味がある人は、「新・インナーゲーム」なんかを読んでみるとより理解が深まるんじゃないですかね。ちなみに自分はこれでブライダルとかの演奏で死ぬほど緊張してたのを克服しました。笑
練習・演奏に関してはこんな感じで。次は、音楽史とか教養的な部分いってみよう!
西洋音楽史
基本的には、大学で使う教科書をみといたらいいと思うんですけど、なにぶん教科書って読まないですよね。いや、読んでみたら面白いんだけど。
というわけで、個人的に面白かった音楽史の本を紹介します。
岡田暁生『西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)』
これ、めっちゃ面白いです。中公新書は、歴史分野に非常に強い新書なんですけど、西洋音楽史も例に漏れず。西洋音楽史とは、「西洋芸術音楽」の歴史である。そもそも、「芸術音楽とは何か」という問いから始まる本書は、西洋音楽史を超えて、様々な音楽のあり方や音楽の聴き方までも包含するような素晴らしい内容になっていると思います。まずはこれを読んで、西洋音楽史に興味を持ってから教科書っぽいのを読んでみると挫折しないんじゃないですかね。
音楽の聴き方
音楽の鑑賞方法って、正直よくわかんなくないですか?それもそのはずで、「音楽の聴き方」って教わらないんですよね。学校教育もねー、教えてはいるんだけど、聴き方とか聴く曲とかを画一的にしすぎじゃないですかね、と思ってしまう。まぁ教育という名の下に行われる弊害の一つですね。難しいところだけど、もっと多様な聴き方があっていいんじゃないかな、と思うわけです。そして個人的にはそんな多様な鑑賞授業のあり方を模索している。
そんなこんなで、参考になるのはこちらです。
岡田暁生『音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)』
またもや中公新書、そして岡田暁生さん。
音楽の聴き方は「自由」に思われるが、確かに「聴き方」には「聴く型」がある。そして、音楽は語ることのできないものと言われるが、語りうるものであるし、語っていかなければならない。そんな主張を、音楽の歴史や社会的文脈を踏まえながら論じていく。
西洋音楽史の勉強にもなるし、音楽の社会学的なとっかかりにもなるし、鑑賞教育のアイデアにもなる。一石何鳥やねん。っていうくらいの本です。普通に面白すぎるので、これは音楽やってる人全員読むべき。
個人的には、音楽を言語化することの抵抗感が消えました。というか、音楽を言語化するということがどういうことかを知れたというか。学校教育で行われるような言語化とはまた違った視点なので、どうにか生かして行けないかなぁと思っている次第。
音楽理論
音楽理論を学び直したいよーっていう人には、こちらがオススメ。
東川清一著『音楽理論入門 (ちくま学芸文庫)』
まぁ、いろいろ音楽理論の本ってあるんですけど、教科書的なものが多いので、投げ出しちゃいますよね。これは読み物みたいになってるので、結構分厚いけど読めちゃうと思います。
東川清一さんは、日本の音楽理論研究の第一人者です。特に「移動ド」の研究で有名なんですけど、その「移動ド」について詳しく書かれている理論書ってあんまりないんですよね。東川さんは他にもいろんな理論書を出してるんですけど、なかなか手に入らないものが多いので、一番手に入りやすいこちらをオススメします。
受験でとりあえず音楽理論を勉強して分かった気になってたけど、「実はこういうことだったのか!」と驚きと再発見すること間違いなしです。というか、最初からこれで勉強したかった。
音楽教育
日本の音楽教育って、大きく2つに分けられてて、それが「音楽教育」と「音楽科教育」なんですね。「音楽教育」は日本で行われている音楽教育全般を指すといっていいと思います。音楽教室とか、音大とかも含む。それに対して、「音楽科教育」っていうのは、平たく言えば「学校教育における音楽教育」のことを指します。つまり、音楽教育は音楽科教育も含むという構図には一応なります。
ただ、音楽科教育となると、学校という文脈に置かれるので、いろいろ置かれる前提だったり環境だったりが違います。なので、音楽教育で一般的に言われていることが音楽科教育では適用できなかったりするし、逆もまた然り。こういうところに、音楽教育と音楽科教育の軋轢が生まれるのかなーとか個人的には思ったりしています。論争もいろいろ起きるけど、そもそも両者では立ってる立場も考え方も、前提も異なるので、そこを理解しておかないと議論をしているようで、全く別の話をしているということになりかねません。音楽教育に携わる人は、知っておいて損はないかなと思います。さっきも言ったように音楽科教育は音楽教育に含まれるので、大前提は合ってるはずなんだけどなぁ…。
そんなこんなで、音楽教育の本は選ぶのが難しいんですが、これはどちらに関わるにせよ読んでおいていいんじゃないかなと思います。
R.カヴァイエ、西山志風『日本人の音楽教育 (新潮選書)』
今からもう30年以上前の本です。しかし、語られていることは、ほとんど今の音楽教育の状況と変わってないといっても過言ではないんじゃないでしょうか。日本の音楽教育の歴史を知る上でも、読んでおいた方がいい本。Amazonでみたら中古で1円で売ってますよ。笑
成熟した大人ですら理解が難しいベートーヴェンなどの曲を、子どもがそれらしく弾くことが日本ではよく行われているが、それは果たしていいことなのか?というような問いがあった気がしますが、そんな考えさせられる内容が詰まってます。
あ、あとは日本の音楽科教育の土台になっている学習指導要領の特徴の変遷についてまとめられてる論文がこちら。学校教育の音楽観の変遷がわかります。
音楽と哲学
セオドア・グレイシック著『音楽の哲学入門』
いろいろと本を読んでいると、哲学的なことにたどり着くことがあります。「〜って結局何なんだろう」と思ったら、それは哲学的思考の始まりだと思っていいです。根源的に何かについて考えること。当たり前を疑うこと。めちゃくちゃ骨が折れるし終わりの見えない作業ですが、何かひとつ、これだけは譲れないということに関しては、徹底的に、哲学的に調べてみるのもいいんじゃないでしょうか。
そんな感じで、音楽って結局何なんだろう、芸術って何なんだろう、と思った人にお勧めなのが、最近邦訳された『音楽の哲学入門』。哲学というと身構えてしまいそうですが、この本はクラシックだけじゃなくてジャズ、ロック、ポップスといった様々な視点で「音楽とは何か?」を論じている本です。今自分も読んでますが、読みやすいし視点が面白いし、まさに入門にぴったりなんじゃないでしょうか。ちなみに、訳者の源河亨さんは美学研究者で、音楽について面白い論文や著書を出しているので読んでみるのもお勧めします。
番外編
最後に、普通に大学生として読んで欲しい本を。
千葉雅也著『勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫)』
勉強とは、キモくなることである。
学問の勉強というのは、その学問で使われている「言葉遣い」をマスターしていくことだとも言えます。単語や専門用語に初めて出会う時、違和感ありますよね。「何でこんな言い回しするんだろう …」みたいな。カタカナで言ってみたりとか、漢字の羅列だったりとか。もっとわかりやすい言葉で言い換えられないのかよ、と思いますが、それがその学問における言葉遣い、つまり「ノリ」なんですね。勉強するということは、今の「ノリ」を捨てて、別の学問の「ノリ」へ引っ越すということ。そうすると、今までいた環境の「ノリ」にノれなくなります。周りから浮いてしまう。キモくなる。
しかし、それは高次元のノリに引っ越したということであり、自分が変わったということでもある。自分を変えるためには、必ずこの「キモくなる」という段階を経由する。
人が勉強しないのは、キモくなりたくないからだ。できない自分を直視したくないからだ。挑戦することを恐れるからだ。
この本を読むと、「勉強」することが怖くなくなります。「キモくなる」ことに慣れる。周りのノリから一歩身を引いて、俯瞰することができるようになる。最初はキモがられるかもしれませんが、突出していけば、それが個性になる。ノリの中でワイワイすることも楽しいし、必要なことですが、それだけで4年間という貴重な時間を費やして欲しくない。正直、この本をこれまで紹介してきた本の中で一番お勧めします。
まとめ
と、いうわけで、独断と偏見による新音大生にオススメする10冊でした。高3〜大学1年生を視野に入れて選んでみましたが、音楽を勉強するためのとっかかりが欲しいという人や、学び直したいという人にも適しているんじゃないでしょうか。これについて知りたい!とか、この分野は?とか質問があったら個人的に連絡してください。読んだことのある範囲、知ってる範囲でもし良さそうな本があれば共有します。ジャンル絞った方が答えやすいかも。
大体本の巻末には参考文献やら引用文献が載っていますので読み終わったら必ずチェックしましょう。そして、気になる本があったら、探して読んでみましょう。読んでいくうちに、この本とこの本は関係してるな、とか、この本が参考文献にあげられてるんだったら書いてあることは大体こんな感じのことだろうな、というように、どんどん読むべき本と読まなくてもいい本がわかってきます。
ただ、そうなるにはまずはたくさん本を読んでみること。そうして本のネットワークを作っていき、自分の「内なる図書館」(ピエール・バイヤール『読んでいない本について堂々と語る方法』より)を作っていくこと。そして、自分なりに考えていくこと。
大学4年間、しっかり過ごせたら物凄い財産になるはず。自分は正直後悔してます。もっとできたなぁとか、知っておけばよかったなぁとか、めっちゃ思います。だから今でも勉強してます。時間は有限です。よく遊び、よく練習し、たまには本も読む。そのくらいのバランスでちょうどいいので、ぜひ生活の中に読書を組み込んでみてはいかがでしょうか。
では。
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おそれいります、がんばります。