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読書メモ|ITビジネスの原理

note306にちめ。

「ITビジネスの原理」尾原和啓(初版2014)の読了メモ。

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20年前にインターネットによってネットワーク社会に突入し、いまは“なんとか”第1のカーブを曲がりきりある程度馴染んだところで、こんどはネットワーク社会を“あるべき姿”にするために第2のカーブを曲がろうとしている。ここで、第1のカーブがどんなものであったかを整理し、第2のカーブがどうなりそうかをすこし想像するおはなし。

インターネットにおけるコミュニケーションの変遷、それに伴う人のネットに対する態度(付き合い方)の変化や、生まれた新しいビジネスの形がまとまっている。

人の態度が、能動から受動になってきた点が、上の変化における最大の特徴かしら。Google(検索)からAmazonへ。

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合理性より余剰、ストーリー、という流れは一理納得、それが楽天かというとピンと来ず。

こちらに楽天のイメージがしかとないためである。そうなっているのか、5年ほど前の楽天はそう目指していたのか、5年前そうだったのか。

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iモードの段で、“携帯電話らしさ”が重視されたおはなしも印象的。

いまや電話らしからぬものばかり。当時はらしさがないと(たぶん)受け入れられず、後にはすつかり無用となり。タイミングの大事であることよ。


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