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やかましい映画語り

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ざっくりと、映画についてのお話はこちら。
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#note映画部

完璧で、生きづらくて、憎めない日々に。

【はじめに】 今回の記事はあまり綺麗な文章ではありません。 映画鑑賞直後、駅のホームでぶわ…

ひろひろ
5か月前
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わたしが映画レビューを書く喜び。

ひろひろのやかましい映画語りを読んでくださる皆さん、いつもありがとうございます。 メジャ…

ひろひろ
8か月前
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カリオストロ伯爵の言葉にドキッとして、クラリスと自分を重ねて。

名作『ルパン三世:カリオストロの城』 若かりし頃の宮崎駿が監督したルパン映画の原点にして…

ひろひろ
9か月前
3

こういうのが観たいんだよ、映画『ホーンテッド・マンション』の話。

とても面白かったです、ディズニー実写映画の新作『ホーンテッド・マンション』 同名アトラク…

ひろひろ
9か月前
5

だから私もジェームズ・ガンが好き。

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 同シリーズの最終章となる3作目、『ガーディア…

ひろひろ
1年前
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映画『バビロン』原案は50年代の暴露本か。

巷でも賛否両論! かと思いきや、意外と日本では称賛の声が大きい印象・・・。 『セッション』…

ひろひろ
1年前
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今年最後の大考察〈映画『異物~完全版~』〉

2022年12月某日。 久しぶりにお会いできたその方は、映画監督・宇賀那健一さん。役者・小出薫さん。 まだ「ああ!あの人!」と即座に反応できる読者は少ないかもしれないが、きっと数年後には「いいなぁ、羨ましいなぁ」と思う読者で溢れているだろう。 先日、我が青春の地・池袋シネマロサにて、宇賀那監督特集上映「未知との交流」が上映された。宇賀那ワールドにどっぷりと浸かってしまった私はその後も興奮冷めやらぬ気持ちを胸に、自宅で『異物』鑑賞会を敢行。男女の喘ぎ声が響き渡る第1章「異物」か

『シン・ウルトラマン』良くも悪くも「浪漫」ってやつか。

気付けば5月の清々しい陽気も過ぎ去り、じめっとした日本の夏の兆しを感じている今日この頃で…

ひろひろ
2年前
3

魔法ワールドの考察が止まらない。

我ここに誓う、我よからぬ事をたくらむ者なり。 ということで、ネタバレありまくりの『ファン…

ひろひろ
2年前
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サンタさんが消えて、サンタクロースが訪れる日

ずっと頭上でキラキラしていた銀杏の葉も、いつの間にか足元にばかり集まってしまいました。自…

ひろひろ
2年前
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映画『ドライブ・マイ・カー』 伝え方は苦手だけど、伝えたいことはとても好き。

先日、第94回米国アカデミー賞のノミネート候補作が発表されたことはご存知だろうか。 日本か…

ひろひろ
2年前
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改めて『ワンハリ』の魅力を語らせて。

恐ろしいもので...今年も残すところ20日ほどとなって来ました。 先日「今年いちばん面白かった…

ひろひろ
2年前
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『エターナルズ』感想・アメコミ映画として面白くないことこそが最大の魅力。

先日、MARVEL映画最新作『エターナルズ』が公開した。 原作は、アメコミ界の天才・ジャック=…

ひろひろ
2年前
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#映画感想文 『私たちの永遠の夏』

手元のデジタル時計が22:00に変わった。 夜の静けさとは裏腹に、私たちの興奮は冷めなかった。それでも「また明日」と言って、有楽町線に乗り込んだ。暗い窓に反射する私の顔は、自分でも驚くほど楽しさに満ちていた。 先日、第34回東京国際映画祭が幕を閉じた。 映画祭とは、実に不思議な空間である。 会場には老若男女の「映画好き」が集い、時間になればぞろぞろとシアターへ人が流れ込んでいく。世界注目の話題作から、無名監督のデビュー作、豊かな国も貧しい国も、エンタメ作品も、社会派作