メルボルン2泊3日の旅③
前回のお話はこちらから↓
いよいよこの旅のメインイベント、グレートオーシャンロードへのツアーです!
グレートオーシャンロードは、オーストラリアの国家遺産にも登録されています。
メルボルン南西のトーキーからアランスフォードに至る、全長約250kmにおよびます。
変化に富んだ海岸線の景色と、温帯雨林の緑が綺麗な道路です。
250kmというと、直線距離にして東京から名古屋まであります。
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確かこの日は、7:00前にはバスに乗りシティを出ました。
道路は峠のような曲がりくねった、ワインディングロードが続きます。
意外とバスの運転手さん、飛ばすので友人が途中で酔ってしまったのです。
ノンストップで観光名所まで行くわけではないので、所々の休憩所でしっかり休んだおかげで友人は回復しました。
お土産屋さんがたくさん入ってるような休憩所もあったりして、日本のパーキングエリアとはまた違った良さがあり楽しかったです。
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観光名所の12人の使徒のところは、とっても幻想的な景色でしたが、大勢の観光客でごった返してました。
「12使徒」と名前がついてますが、岩の柱が12本あるわけではないのです。
元々、9本の岩でしたが、1920年代に観光開発目的で「12使徒の岩」と命名されたそうです。
その後、海水と波による侵食で1本が崩落し、現在残っているのは8本となっています。
今後も侵食によって景観が変化していく可能性が高いです。
あと、この12使徒の見学をしていて驚いたことがあります。
この辺り、風がものすごい強いのですが、ハエが多くて顔や身体にバンバン当たってきたのです。
何でこんなに多いのか聞いてみたら、少ない水分を求めて人間に当たってくるのだそうです。
メルボルンは一日の中に四季があると言われてるだけあって、この日も途中の休憩所では雨が降りました。
12使徒のところでも、黒い雲が出てきて雨に降られそうでしたが、なんとか持ちました◎
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続いて、ロック・アード・ゴージ"崖に囲まれた秘密の入り江"という、12使徒から車で5分ほどの観光名所に移動します。
ここでは上から見るだけでなく、砂浜に降り立って散策をする時間が設けられてました。
実はこの場所で、私の身にハプニングが起こります。
波打ち際の(濡れない程度の)場所まで行って、カメラで撮影をしていたのですが、自然の力は想像がつかないもので、急に波が押し寄せてきてしまい、逃げる途中で履いていたビーサンを片方だけ波にのまれてしまったのです。
急に押し寄せた波でも驚き、履いていたビーサンまで持って行かれたものですから、慌てました。
瞬く間にビーサンが、沖の方に流されていく姿が見えます。
もう無我夢中で、海に入ってビーサンを取り戻そうとしてました。
このあと、まだ数時間は観光する予定だったので、さすがに素足で歩き回るのには抵抗があったため必死でした。
必死の甲斐あって、取り戻せたものの膝下はびしょ濡れ。
しかし、夏場でそれなりに気温もあったので、自然乾燥で乾いてくれました。
その後も観光地を周り、休憩を挟みながら帰路に着きました。