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大学生から見た「親ガチャ」

こんにちは。現在、都立大に通うものです。
2021年の流行語大賞には「親ガチャ」がノミネートされました。
今回は現役大学生の立場から主観的に親ガチャについて述べていきたいと思います。(*あくまで個人的な意見です。)

ブログもやっているので、もしよかったら覗いてみてください!

親ガチャはあるのか

個人的な意見ですが、親ガチャは存在すると思います。
子供はどの親の元に生まれるかは選べません。実際に大学に通っていても家庭が与える影響は大きいと感じることが多々あります。

裕福な家庭に生まれた人は学業や自分のやりたいことに集中できる一方で、アルバイトをして生活費を工面しなければいけない人もいます。

私の場合は、奨学金とアルバイト代から家賃・授業料・生活費を捻出しているため、学業に集中できる時間はどうしても少なくなります。
正直これらを家庭から出してもらっている人は羨ましいとは思います。

家が裕福なら幸せか

では、家庭が豊かなら子供は幸せなのでしょうか?
個人的には必ずしもそうだとは思いません。

塾講師や家庭教師のアルバイトをして感じたことですが、親が子供の将来を思うがゆえに、子供の貴重な時間を勉強のみにあてさせていることが多いように感じます。

塾に通わせられている子供たちは、親からの期待に応えたい気持ちと勉強をしたくないという気持ちの板挟みとなっており、とても不憫に思えてしまいます。

私は両親ともに高卒で、それゆえに大学進学という選択が全く想像できませんでした。しかし、両親は私のやりたいことを尊重してくれていましたし、私のために自分たちができることを最大限してくれていたと思います。
(高校生の頃はそれに気づけていませんでしたが……)

もちろん欲を言えば授業料や家賃を出してもらえたら嬉しかったですが、私のやりたいようにさせてくれていたという面では、良い環境で育ててもらったなと思います。

おわりに

最初にも述べましたが親ガチャは実際に存在すると思います。
令和元年の内閣府が行った調査、でも親の経済力が子供の進学を妨げる要因となっており、親ガチャは確かに存在するといえます。

しかし、親ガチャを一種の自虐として使う風潮が最近SNS上で見られます。
自分も家賃などを自分で払っていることを恵まれていないアピールとして言ったこともあるし、私が良い両親に育ててもらったなと感じられるようになったのはつい最近のことです。

親ガチャは社会問題になりつつあり、コロナ渦の影響でさらに顕在化したと思います。
大学に通ってる身としては、このような問題を理解し、自分の考えを発信するなどできることをしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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