見出し画像

最低の経験はストレス耐性を上げてくれるから、人生得すると思う

人間って「それを我慢するしかない」ってなると、なんとかその環境に順応できるよ。
だから、怖がらずに海外でもどこでも出ていった方が良いよ。
一度「最低の体験」をすると、ストレス耐性上がって人生得するよ。

ということを、ボクの体験を元に書いてみます。

■中国広東省東莞市

ボクは2007年にいまの会社に転職した直後から、中国広東省の東莞市というところで駐在生活を始めることになりました。

東莞って今でも都会にはなっていないけれど、当時はめちゃくちゃ田舎でした。

どれくらい田舎なのか?を説明するのは難しいんだけど...

【タクシーの初乗り運賃】も【朝マックのセット】も100円未満(6元)

と言えば伝わるかしら?

1番近いスーパーマーケットはカルフールで、歩いて片道1時間。

駐在直後は中国語話せなかったからタクシーにも乗れなかった...

という所で初の海外生活をスタートさせました。

■ヤツの住処に引っ越ししてしまった

そんな田舎街にマンションを借りてもらって、現地事務所の立ち上げ業務を開始したわけですが...

そのマンションがひどかった。でも、順応できた、という話です。


何がひどいって、『 G 』です。

あの、黒いテカテカしたクワガタみたいな虫さんです(-_-;)

ボクは女性から「しっかりしてよ!」と怒鳴られるほど、Gに対しては弱かったです。

そんなボクに与えられた中国のマンションの部屋は、Gのおうちだったようで・・・初日の夜にそれに気づいた時は当然パニックです。


そして、泣きました。。。


マ・ジ・で!泣きました。

とはいえ、いつまでも泣いていられないので、退治という行動にでたのです。

毎日30匹はぺちゃんこになってもらっていました。

でも、いくらぺちゃんこにしても、どんどんどんどんと、" どこか ” から出てくるんです。

でも、この「ぺちゃんこにする」って時点で、すでに順応してるやん!って思いませんでした?

違うんです。

・・・

・・・

本当に順応するって「ぺちゃんこにする」ことにすら疲れて、あきらめて共同生活することを選択するってこと

もうね、目の前を歩くのはもちろん、ソファでうたた寝しているボクの顔を歩いていても「ギャァァァ~!」ってならないのです。

「はいはい」って感じ(笑)

まさにこんな ↓↓ 状況です。

画像1

結局、1ヶ月後に一時帰国して大量のバルサンとGホイホイを買い込んで持ち帰ったことで一件落着したんだけど、ホントに貴重な体験をしたなぁ、って思います。

もうしたくないけど。。。


でもね、これを経験してから、すごくストレス耐性が上がったのです。

少々のことでは驚かなくなったし、「なんとかなる」って考えられるようになりました。仕事の面でも。

できればこんな体験も自分の子どもには若いうちに経験させたいと思っています。

「絶対に体験させたい」とまでは思わないけど...


最後まで読んで頂きありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?