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同じレベルの生活を続けていると、やがてそれが普通となり考えの基準となってしまう。

小学生の頃は、500円もらうだけでも嬉しかった。でも、仕事をして数十万円もらう生活が普通になり、500円の喜びがわからなくなってくる。

たった500円といってもお金はお金だ。もらえるのはとてもありがたい。だから感謝はできるけど、あの頃のような嬉しさは得られない。



20万円稼いだら今度は30万円稼ぎたい。500円のランチから1000円のランチにランクを上げたい。もっと今よりもいい家に住みたい。

そうやって自分にとっての基準よりも上に幸せを設定していたら、いつまでも満足できないと思う。

仮に望むものをすべて手に入れたとしよう。数年間同じ生活をしていたらそれが普通になり、すべてのものが「自分にとっての基準以下」となってしまう。最高だと思っていた生活が、実は不幸なのかもしれない。



今のは基準よりも上に幸せを設定している場合の話だ。私は常にそうしてしまっていたけど、これではいけないなと感じた。

だから、今が幸せだと考えるようにしている。



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