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持論を譲らない「水かけ論」

「20代は、結婚や彼氏の話
 30代は、子供や離婚の話
 40代は、保険の話
 50代は、介護の話   になるよ」

と、昔一緒に働いていた元キャバ嬢のお姉さんが言っていました。
*私がキャバクラで働いていたというわけではありませんよ。面白そうだし勉強になりそうだなと思いますが、残念ながら向いていないので…
妙に納得感のあったこの言葉を、5年経った今でも覚えています。

そして、まさに最近、最近離婚の話を聞くようになりました。
まあ、社会人になったら離婚の話なんて蔓延していますよね。

先日、離婚しようとしている知人から夫婦の話を聞いていました。
すると、その人が言いました。

「こう言っても、水掛け論になるからなぁ」

お恥ずかしいながら、"水掛け論"なんて使ったことがありませんでした。
さらっと会話の一節に出てきたこの表現に、思わず私はnoteを開いてメモしたものです。
水掛け論とは、持論を主張するばかりで相手の意見を取り入れないこと。
夫婦の会話がそうなってしまうのは、とても悲しいことですね。
水掛け論は、労力を使うのでお互いに心労が伴います。
私はまだ離婚を経験したことはありませんが、長いコミュニケーション不足からのフラストレーションで冷静に会話できなくなっているのだろうなと。
一度、結婚という契りを交わした手前、誰しも離婚という結末を望んではいないだろうし、二人での色んな未来を想像して結婚したんだろうなと。

これは私の持論で、意見の異なる方とは水掛け論になってしまうかもしれませんが、家族といえど一人一人の成長の時期によって形を変えるものですから、夫婦でも同じことが言えるんだよなあ。
恋人から始まって夫婦になった二人でも、いつまでも恋人ではいられない。
とはいえ、男と女ではあるから(今はそればかりに限りませんが)恋人でありたい気持ちもある。
うまーく、お互いにバランスが取れると良い関係であり続けられそうですよね。
これは、机上の空論でしかないのですかね。

気になる言葉、魅力的な言葉を集める共同マガジン「コトバツムギ」を始めました。共同運営者は以前ライティングスクールで一緒に学んだもりやみほさん。私は、月~土までのうち、火・木・土を担当しています。

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