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【検証】noteを始めてたった10日。9記事目で「編集部のおすすめ」に選ばれた理由を考えてみた

noteを始めてわずか10日目。執筆記事が「編集部のおすすめ」に選ばれました(パチパチ)。

今日は自分の記事が「編集部のおすすめ」に選ばれた理由を検証します。


「編集部のおすすめ」に選ばれるまで

ヤマダがnoteに記事を投稿し始めたのは、2020年11月9日。10日前のことです。

ブログを書く意味を見失っていたら、noteに辿り着いたという話。」という記事でnoteデビューを果たしたばかり。バリバリのnote初心者です。

一応、毎日更新を続けていて連続投稿は10日目。

でも、全く反応らしき反応はありません。「スキ」は多くて10数個、1桁の記事が殆ど…。まだまだ駆け出しの弱小noterです。

全くの無風状態に変化が現れたのが昨日(2020年11月18日)。

noteから通知が…。「note編集部お気に入りマガジン」と、「デザイン記事まとめ」にピックアップされたという通知が届きました。

ピックアップされたのはこの記事です。

装飾的なだけがデザインじゃない。機能的デザインの世界」というデザインに関する記事。

そして、今日(2020年11月19日)の朝。また、noteからスマホに通知が…。

今度は「編集部のおすすめ」の記事に選ばれました!

それからは沢山の人が記事を見に来てくれました。

Twitterで記事がバズると、通知が止まらなくなるっていいますよね。ちょっとだけそんな雰囲気を味わうことができました。
「スキ」の数も急上昇。いつもは1桁なのに100を越え、まだ増え続けています。

ダッシュボードを見ると、今までの記事との違いが明らかです。

いつもは100-200程度の「ビュー」が1万を超えています。2桁も違う!「ビュー」は、誰かのタイムラインに表示された数らしい。1万人の人が読んでくれたというわけではないみたいですが(笑)

でも、少なくとも「スキ」を付けてくれた人は記事に目を通してくれたんではないでしょうか。100人の人に記事を読んでもらえたとしたら、それだけでも凄いことですよね?

201119 noteダッシュボード
noteのダッシュボード

「編集部のおすすめ」に選ばれたことによって、駆け出しnoterの記事をこれだけ沢山の人に届けることができたんです。

「編集部のおすすめ」に選ばれた理由を検証してみる

不思議なのは、何でこの記事が「編集部のおすすめ」に選ばれたのかということ。

で、ちょいと調べてみたところ、

● 「note編集部お気に入りマガジン」、「デザイン記事まとめ」へのピックアップはシステムが自動に行う
● 「編集部のおすすめ」はnoteの編集部の人が手作業でピックアップしている

ということらしいです。

note公式の勉強会に出席した方がこんなtweetをしてますね。

1日に新作の記事が1万?それを全部見ている!(驚愕)

そんな激戦の中で選ばれたんですね。光栄です。noteはどんな基準で記事を選んでいるのかを公開していません。

だから、ここから先はあくまで予想です。

ヤマダのケースでは、まず、noteのシステムが何らかのアルゴリズムによって、ヤマダの記事を「note編集部お気に入りマガジン」、「デザイン記事まとめ」にピックアップした。

それが、note編集部の人の目に止まり、読んでみて、何某かの基準に従って「編集部のおすすめ」に選んだ。

こんな感じじゃないかと…。

note編集部の方は殆どの記事に目を通しているようだけど、「note編集部お気に入りマガジン」、「デザイン記事まとめ」にピックアップされたことで目に触れやすくなったと推測しています。

「編集部のおすすめ」に選ばれるには?

以上のように、「編集部のおすすめ」に選ばれると沢山の人に記事を読んでもらえます。じゃぁ、選ばれるためにはどうしたらいいんでしょうね?

基準が公開されていない以上、想像の範囲でしかないんですが、考えてみることにします。

先程の仮説、

「note編集部お気に入りマガジン」、「デザイン記事まとめ」に記事がピックアップされた
→それが編集部の人の目に止まって「編集部のおすすめ」に選ばれた

が正しいとすると、「note編集部お気に入りマガジン」や「●●記事まとめ」にピックアップされることが、「編集部のおすすめ」に選ばれる早道と言えそうです。

これらはnoteのシステムのアルゴリズムによって自動的にピックアップされていると言われています。このアルゴリズムについては、ちょっと古い記事ですが、これらの記事が参考になりそうです。

noteのCXOを務める深津 貴之さんの記事です。ここに、noteというプラットフォームの思想や理念が現れています。

noteの基本的な思想は、様々なクリエイターに公平にチャンスを与えること。

このため、少数のコンテンツにPV、フォロワー、売り上げ等を集中させてしまう単純なPVランキングには否定的な見解をとっています。公平で分散的なランキング構造を志向しているんです(「ランキング設計はどうあるべきか?」より)。

そのため、「ランキング」という呼称は用いず、記事をピックアップするアルゴリズムにも様々な工夫を加えています(「ランキング設計はどうあるべきか?その2」より)。この工夫の中に、今回、ヤマダの記事が選ばれたヒントがあるんじゃないかなと…。

気になったのは、この2つです。

● 比例代表制を導入する
● ランキングに複数のユーザークラスタをブレンドする

比例代表制を導入する」の項には、こう書いてありました。

そのカテゴリのユーザー人口(あるいは読者の趣味嗜好のスコア)をランキングの選出に加味する方法である。メジャージャンルの記事ほど多く、マイナージャンルの記事ほど少なく、ランキング掲載のチャンスを与えられる。

今回、ヤマダが書いた記事は「デザイン」に関するもの。noteユーザーにはクリエイターが多いので、デザインに関心を持っている人は多いはず。

実際、「デザイン記事まとめ」というまとめマガジンもあります。まとめマガジンがあるということはユーザー人口が多いということ。

ならば、まとめマガジンがあるテーマで書けばピックアップされる可能性は高まりそうです。

まとめマガジン一覧には、デザインの他、ゲーム、フード、音楽、写真等、様々なジャンルのまとめマガジンが掲載されています。これらのテーマの中から、自分がで書けそうなテーマで書いてみる、という方法は試してみる価値がありそうです。

一方、「ランキングに複数のユーザークラスタをブレンドする」の項には、こんな事が書いてあります。

新人ランキングと巨匠ランキングを算出し、例えば新人30%と巨匠70%をブレンドして、最終的なランキングを作ることができる。
同様にフォロワーが少ない人と、フォロワーが多い人の良い記事をブレンドすることも可能である。

ピックアップされるメンバーが巨匠だけで固定化されないように、誰でもチャンスをもらえるように工夫されています。これなら、新人かつフォロワーが少ないヤマダにもチャンスがありそうです。

ヤマダはこの基準の恩恵を受けて、「編集部のおすすめ」に選ばれたのではないでしょうか?

今日のまとめ

ブラックボックスの中に手を突っ込んで、あれこれ探ってみるのも楽しいもんですね。

「編集部のおすすめ」に選ばれるための明確な条件は見い出せませんでしたが、

● まとめマガジンがあるテーマで書けばピックアップされる可能性が高まる

というのを一つの仮説として提案させてもらいます。

今日はこの辺で。