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熱気溢れる「保育ソーシャルワーク座談会」レポート

前回の記事では、保育ソーシャルワーク講演会「園に保育ソーシャルワークを導入するとどうなるの?~チーム支援を築くための理論と実践効果~」の前半部分(講義と実践紹介)を簡単にご報告しました!


今回は後半部分の座談会の様子をお伝えします。

講演会終了後に、情報交換やつながりの場として設けた座談会。
集まった方々は様々な立場から子育て支援に燃えており、ある方は「熱い集まりだねー」と笑いながら会場をあとにしていました。
また、実践者の水城保育園 岩渕園長先生への質問も殺到していました。

座談会ででた話を一部ご紹介します。

保育SWを導入している水城保育園へ、

・SWに繋ぐまではどのようにしているのか。
⇒保護者に対して相談ができることは伝えているが、自分から相談を申し出る保護者はほとんどいない。園側から相談を勧めている。なかなか保護者に状況を認めてもらうことが難しい。

・月に1回ということだが、回数は増やさないのか。増やそうと思うことはないのか。
⇒今の所増やす予定はない。園側が通園状況で子ども達の様子を把握できている部分も大いにある。何年もかけて見ていくと、成長とともに変化も見えてくる。月1回のサポートで足りていると考える。

・地域の支援はどのようにしてるか?
⇒園のことで手一杯で、地域支援まで回ってないのが実情としてある。

・保育ソーシャルワーク訪問は月1回で足りてる?
⇒学校ソーシャルワークに比べると足りてないけど、まずはやってみることが大事でその頻度。増やしていくのも園と弊社が可能ならあり
※弊社代表の豊福返答

・保育ソーシャルワークについて議会で予算を組んでほしい
 実際に居住区の議員さんが隣にいて深くご相談している様子でした

・ニートやひきこもりが増えているのも、私達(園長)幼児教育に携わる者の責任もあるとおもう、本当に子どもの権利を考え、子どもにとって最善の関りを園も考えて行く必要がある。

園の子育て支援として産前産後にも力を入れている。企業主導型保育園の強みを生かして育児休業の父親向けの話しも始めている。今日のソーシャルワーク福岡さんの活動を聞かせてもらい、自分の園での実践のヒントがもらえた。

・長崎から参加:学校ソーシャルワークをしていて幼少期にアプローチしたいけどどうすればいいかわからない。とても困っているので今日話を聞きにきた

・療育などの現場にいて、未然に防ぐ、未病の考え方が保育の現場でも必要と感じた

この他にも、各地域の取り組み、地域と繋がるためにはどうすればいいかなどなど、情報交換から「お互いに頑張っていきましょう」とエールを送り合っている場面もみれました。話は止まらず、会場外で立ち話をする参加者さまたち。

「社会で子育てする」を実践していくために、まずは保育園から一緒に革命を起こそう!という想いをもとに開催した講演会ですが、私たちはこうして仲間が増え、仲間同士が繋がったことが何よりも嬉しかったです。

私達は皆様と一緒に子ども達の輝く未来を守り作っていきたいと真剣に考えています。

保育ソーシャルワークにご興味をもってくださった皆様、ぜひ弊社とお繋がりください。

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当日配付したスライド資料について郵送希望の方はご連絡ください。
資料2部(弊社保育ソーシャルワークサポート価格記載あり)と、弊社パンフレット2部を送料・税込み600円でお送りいたします。
ご希望の方は、題名に「資料送付希望」と明記の上、①氏名 ②送付先住所を下記メールにてお知らせください。後日、弊社よりご連絡いたします。

【お問い合わせ先】ソーシャルワーク福岡:info@sw-f.jp

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