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かわしまようこさん vol.5 カウンセリング

今回は、その時にかわしまさんからレクチャーしてもらったことや、その中で実行したこと、やってみての感覚の感想など、私の備忘録としても(ごめんなさい、忘れやすいので)綴りたいと思います。

*今回のお話のことを記事にして良いかは、かわしまさんから許可をいただいて書かせていただいています。
そして、受け取り方はその時の私固有のものですし、やってみての感覚や感想は個人的な体験ですので、あしからずご了承ください。


1回目は1月下旬。


今、自分が改善したいことと、手放したいパターンがあれば教えてくださいとお聞きしました。


そこで、昨年1年間施設や病院で受けた依存症のプログラムを通して見えてきたことや、その中でも強く手放したいと感じていた思考や言動のパターンを6個ぐらいに絞って紙に書いて準備して臨みました。
本当はもう頭も心も体も丸ごと手放したいくらいだったのですが・・・。

でも、実際話し始めてみると6個のパターンのことはほとんどお話しなかったような記憶があります。
なんとなく、なんらかの辛さは言わずもがなもう伝わっているような感じがし、カウンセリングの時間は限られているので、私の病の思考のからくるぐだぐだ・ぐるぐるを話している時間が勿体無いと感じたからでした。


それよりまず、聞きたかった。
新しいことを。


その時のレクチャーの内容は以下の4つと記憶しています。

・まずは呼吸をしやすい体を作ること
緊張して張り付いている筋膜をまずはがしすマッサージやツボ押しの方法。
首、肩、頭の凝りをとること。酸素を身体中に巡らせると思考に変化が見られやすい、いつも困っているパニックもそれだけでかなり改善するはずとのことでした。

・どんな感情を持ってもいいということ。感情が湧いてきたら紙に書き出してハートマークで囲ってみる。

・「私は幸せになってもいいと許可します」など、自分のしっくりくる言葉を紙に書いて、ふとした時に目に入りやすいようにお札のように部屋中に貼っておく。そして、許せたなと思ったら外す。それを繰り返す。

・黒い服をやめる。衣=薬。色はかなり大事ということ。それぞれの色を見た時をイメージしてみて。 そして、素材も大切で、特にコットンか麻がおすすめ。それも植物の生え方をみていればわかるとのこと。 コットン(綿)は命を守るかのように自分の綿で包み込んでいるような姿をしているし、麻は天と地をつなぐかのように真っ直ぐに育つから。それを身につけることで植物からチカラを受け取ることができる。また、私の場合はよもぎ染めの衣類は特に守ってくれると思うとのこと。

かわしまさん直伝の呼吸をしやすい体を作ることをカウンセリングの中で一緒にやったのですが、その数分であきらかに呼吸がしやすくなった体感があったので、すぐに取り組み継続することに。やると確に今までと体に入る息の量や深さが違うのです。

YouTubeでも、検索するといろんな方の動画がアップされているので、自分に合うものを見つけて取り組むのも良いと感じます。ちなみに、私は自分の思考に乗っ取られるとすべてふきとんでしまうので、YouTubeを活用することも多いです。


①呼吸器の周りの骨には、緊張して固まった筋肉が張り付いていて、それが呼吸の邪魔をしてしまうのをまずはがしていく。鎖骨の上下を手を鍵のようにして指で強めに下から上に向かってグリグリとマッサージ。(これがはじめ結構痛く感じた)

②胸骨の付け根から肋骨の隙間に沿って、そこも強めにグリグリと少しずつずらしながらマッサージ。

③胸鎖乳突筋(首の大動脈あたり?)を下から上へマッサージ。首は優しく。

④後頭部のくぼみを親指でグッと押す(後で調べてみたら「風池のつぼ」というところあたりかなと思った。ここもかなり痛い!)

⑤頭の「百会のツボ」の両脇の痛いところを指の腹で3分ほど、ここもグッと強めに押す。

かわしまさんより

私は喫煙者なので、呼吸法は自信がなかったのですが、変化は割とすぐにみられました。まず、鬱がほとんどなくなったこと。朝起きた時の、生きているのが辛いというあの地獄のような時間が消えたのです。

過食嘔吐も年明けには比較的軽くなっていましたが、さらに軽くなった感じ。症状を使った後の、立て直しが楽になったような気がします。筋膜はがしやツボおしやマッサージを始めて2ヶ月近く経った今は、過食嘔吐を使わないでいられる期間が長くなってきました。
1日を過ごす中で欲求「過食したい!」と思うことも日に何回かはあるのが正直なところですし、就寝前にどうしても何か食べたくて我慢できなくて、布団の中で横になりながら口にもぐもぐしたまま寝落ちしてしまう・・・ということも繰り返しています。
でも、吐かない。

この変化は、私にとってすごい変化でした!
食べすぎてそのまま寝るなんて、以前の私は絶対にできなかったから…。
20年、食べたら吐かないと眠れなかった。
吐かない!と決めて寝ても、途中で夢遊病者のように意識朦朧として起きて吐いていました。

多分その変化は、筋膜はがしやツボおしやマッサージが全てではなくて、そのほかのセルフケアの方法や何回かカウンセリングを受け色々やる中で、「違う選択をする」ということができやすくなってきたことが大きいと感じます。

「私は幸せになることを許可します」というお札は、カウンセリング後すぐに作って自室の4箇所に貼って。
今までは、依存症のプログラムの中で身につけた平安のお祈りを、常に心の中や(誰もいないときは口頭で)唱えていたのですが、そこに「私は幸せになることを許可します」という言葉も加わりました。
自己暗示は繰り返し、今もずっと唱えていますよ。

書き殴った感情をハートマークで囲むのも、可視化できるので、これもよかった。
今までは、色を使って書く作業をすることはほとんどありませんでした。
でも、ハートで囲むという工程をした時に、そのまま黒いボールペンで囲ってもちっとも心から癒されない感覚があって・・・
今まで使うことのなかった「色鉛筆」を引き出しから取り出して使い、黒い文字だけの紙に色がついてハートで囲まれたその光景を見ていると、本当にまるッと全ての感情があっていいかもしれないと、捉え方が本当に少しずつだけど、動いてきているような気がしました。単純ですね 笑

そして、「黒い服をやめる」
これは、私の中では大事変化を伴うものでした。
今までの生き方そのものが、私が黒を選ぶ理由にあったからです。
この続きは別の記事で綴りたいと思います。

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