マウンティングは相手の時間を搾取して快楽を得るもの。
■今回の登場人物:編集ライター歴20年のすずきと、ライター歴15年の友人
■記事の内容:マウティングする方に向けてのお願いと、フリーランス生活を長く継続するための魔法の言葉をお届け
つい、先日、フリーランスライターの友人から「マウティングされたと思う、わたし」と切り出された。いったい何のマウティング?と聞いたら、
「え?そんなに安いの? ぼくはそんな価格では書かないよ。●●系は稼げるからね」
と言われたらしく、その後もあれこれいろいろライターについて語られたそうで、ひとことでいえば、見下されたらしい。
フリーランスを長く継続するためのコツ
その友人がフリーランスライターとして15年近くやってこれた理由だと思っている、ひとつの武器が「鈍感力」。
そのヒトに言われた言葉を聞くと相当な蔑み、差別的発言、嫌みが並んでいたのだけど、友人はその場では感情を乱すことなく「へー」「ほぉー」「ふーん」で会話を終えたらしい。ちょっと話が長いことに退屈したくらい。
それからずいぶん経ってから、違う場所で違う人たちとマウティングの話を耳にして、あれ?もしかしていつぞやのあの会話は、マウンティングってやつでは?と思ったらしい。
素晴らしき、鈍感力。空気を読まない、ばかにされても気が付かない、悪口を言われても一緒に笑って相手の高揚感を吸収。鈍感力、万歳!
即効性のある、鬼スルーするための魔法の言葉
ま、でも、
どれだけ鈍感でもときどき、すぅーっと思い出し、人並みに傷つくコトもあります。そんなときの魔法の言葉が、
「ま、いいっか」
できれば声に出して、ま、いいっかって言ってほしいのですが、これ、かなり効きます。スルーできない問題もありますが、たとえば人間関係のトラブルや理不尽なことをされたときなら、ほどほどの効果ありです。口に出して、ちょっと大きい声で言ってみてください。
わたしは、けっこう「ま、いいっか」でやりすごしてきています(笑) 恋が終了したときもw
脱線しました。
話を戻します。
マウンティングしているみなさん、ぜひ報酬をお支払いくださいませ
へー、マウティングなんてしてどうするんだろうね、意味ないね。なんて話をしていたのですが、友人いわく、
「でもね。わたしのような風が吹けば飛ぶ、しがないライターでもね、マウティングしたことがあるんじゃないかって思ったのさ」
ほぅ。
「気が付かないうちに、え、そんな記事を書く仕事なんてしたくない、わたしのほうがマシだとか」
むむむ。
「別に普段から比べているわけじゃないけど、ゼロではないなって」
いたたたっ。
たしかに友人のいう通りで、わたしもどこかで知らず知らずのうちにマウンティングしているのかも。いや、したことはあるはず。
マウティングって、結局自分の自己満。しかも相手ありきで成り立つもの。つまり、相手の時間を搾取して、自分の快楽を得ている。
相手の時間搾取したことに気が付き、反省し、なんなら迷惑をかけてごめんと謝罪し、相手の時間を奪った分、何らかのお礼を返すべきですよね。
気持ちよさそうに話すだけ話して、快感を得て、無料だなんて。相手の時間を奪った分、何かしらの報酬をお支払いしないと。
ふぅ~。
あ。この記事も読んだ方の貴重な時間を奪うことになってしまったかもしれませんね。。。
最後までつきあっていただいてありがとうございます。いつかここに立ち寄ってくださったみなさまに、少しくらい役に立つ発信ができたらと思う今日のnoteなのでした。
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