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器は小さく、美しく、惚れ惚れと-すずころ日和 珈琲-

こんにちは。皐月です。

珈琲が好きです。
あなたはいかがですか。

珈琲、紅茶、日本茶、水、炭酸ジュース。
職場のデスクを見渡すと、意外と人それぞれ。
飲料水コーナーにあれだけの種類が売られているわけだ。

そんな中デスク上で一番多いのはコーヒーかな。マシンを設置している部署もある。
給湯室に行くと、新人さんが緑茶をいれていた。
「お茶が好きなの?」
「そうなんです〜。緑茶が一番おちつくんですよね」
彼女は粉末のお茶を慣れた手つきでいれていた。

おお、緑茶。
昼食時は見るけれど、仕事しながら飲む人をみたのは初めてだなあ。

そんな私は仕事も普段ももっぱらコーヒー派。
職場ではドリップを入れに給湯室へ。
男性は缶やペットボトル派が多い印象。もしくは水筒持参かな。

職場では急速に冷えてしまうコーヒー。
なのでサーモスを使って保温を伸ばしていた。ボトルに入れるのが一番だけど、カップで飲みたい。

保温性が高く蓋もある※Amazonから拝借

これ、どうでしょう。
カップでのみたいんです、コーヒーは。
お茶は水筒でいいんです。

カップで飲む。
両手で包んで、一口運ぶ。

このほっとした瞬間。
仕事中、淹れたての一口目だけはこうして飲む。

一瞬の癒し

あとは。
傍において、さあ仕事。水分補給?的に飲むので冷めたりも当たり前にある。


今は家にいるわたし。

朝のバタバタが終わって一息つく、今の時間。
豆でコーヒーを淹れることが多くなった。

この時は、好きな器をつかう。
先日手元に届いた珈琲はびっくりするほど新鮮で、飲みやすいのに少量で満足できる。


それまではマグで飲んでいた私。
イッタラのお気に入りのマグ。大きめ300ミリサイズにたっぷりと。

配色がステキ

今の豆は150ミリで淹れるので、小さいカップに。
マリメッコのお気に入りのコップ。ぷっくりさと配色、四角い形が好み。

白地に黒でポイントの黄色が効く


そして今日。
「そうだ」
食器棚からだしたのは、ノリタケのカップ&ソーサー。

優しい色合いと繊細な花々

我が家に一客だけあるこちら。
喫茶店にあるような品、美しい金の彩りに可憐な花。

思った通り、カップに注がれたコーヒーはピッタリの量だった。

こちらの品。結婚前のホワイトデーに
「コーヒーが好きだよね」と
今の旦那さんがわざわざデパートに行って買ってきてくれたもの。

受け取った当時は、びっくりしたのと正直戸惑った。

一客だけくれても…
(ペアじゃないと使いにくい。いつ使うの?)

ただ、彼がデパートに行くのは
いつも頑張ってわたしにプレゼントを買ってくれる時だけ。

デパートのノリタケの売り場。落ち着かない慣れない場。

喜ぶだろうから。

と、ただその気持ちで買いに行ってくれた彼の思いは素直に嬉しかった。
しかもちゃんと食品売り場にも行ってドリップコーヒーもつけてくれた。
(今考えると、旦那さん優しいな)


そんなエピソードを思い出しながら。
断捨離中も、ずっと食器棚にいたこの子。

もらった時に使った以来、2度目の登場だね。
またせたね。
まっててくれてありがとう。

もらった時は、高級なソーサー付きの器に
自分一人のために珈琲をいれる発想がまるでなかったよ。


でもね、今は違うよ。

自分だけのために珈琲を淹れる。
その時は、お気に入りの器で飲む。

高い器はお客様用。
カップ&ソーサーは揃った柄で誰かいる時につかう。

いつのまにか刷り込まれていた思い込み。
それがすこしづつ10年かけてなくなって。

今は高い器も自分で使う。

ちなみに。
このカップが入っていた立派な箱はこどものお手紙入れとして現役です。

ニヤニヤできるような恋人時代。
そんな時もちゃんとあったのね。

デコられたお手紙入れ


そんな今朝。

新鮮な珈琲と思い出の器。
その後生まれた愛しいわが子の一人は、ソファで丸まっている今。

日常に彩りと癒しのひと時。
だから現実の日々も生きるのさ。

あなたの癒しの一杯、今日は何を飲みますか?
お好みのものをお好みの形で。

これだけ書いておいて、
仕事中は午後になると自動販売機の甘い微糖を飲んでいた私。
缶だけは微糖派。

甘いものも必要ですw


今日も最後までありがとうございました。

ではでは。
また。

皐月







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