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好きなもの棚卸し-すずころ日和 デニム-


こんにちは。皐月です。

今年は「自分の好き」を思い出す。気づく。を深める。が私のテーマの一つ。

なので好きなファッションについても「自分の好き」を気づいたものから忘備録として書いきます。


デニム

多くの方が一本は持っていて、スタイリストの著書を拝見しても必ずといっていいほどでてくるアイテム「デニム」

わたしもようやくはっきり言えます。デニム大好き!!


ファッション誌を読むようになる10代。そこで毎回のように組まれるコーデ着回し特集にも必ずはいるデニム。

素直なティーンはこう理解します。
「そうか、デニムを履いていれば、ダサい認定されないのか

その考えがしっかり根付いていた私。
周りにオシャレと思ってほしい期待より、ダサいと思われるほうが怖かったあの頃。

とくに女友達と遊びに行く時。
無難に選んでいたわけではない。
その時の自分なりのおしゃれをしていた、と思う。
ただ、何を着るか迷う時は「まちがいない」デニムに行き着いていた。
大人が顔をしかめるローライズやダメージ、スキニーなど時々の流行りにのって。

20代初めだったと思う。
高校からの仲のよい友人は何気なく言った。
「そういえば、いつもデニムはいてるよね」

びっくりした。そして、ショックだった。
先に書いたように、デニムはいつも吟味していた。
当時大好きだったのはDEISEL。
3万ほどはする高級デニムに大学時代は憧れ、社会人になってドキドキしながら店舗に行って、生地やシルエットにうっとりしつつやっと購入した1着。身につけるのはデニムでもお出かけの時。

そんなこだわりのお気に入りの、しかも「まちがいない」はずのデニム。

DEISELの色落ち感は今も好き
※ZOZOTOWN

おしゃれ、ではあったのかもしれない。
ただ、友人からは「いつもデニムきてる人」にみえていたであろう当時の私。

それからしばらくはその友人を含め、遊びに行く時は敢えてデニムを避けた。
前に会った時は履いてないかな?そう思い出しながらたまに身につける程度。

親や恋人といった近しい人と会う時。
久しく会っていない友人と会う時。
デニムは変わらず履くけれど、少し身につける場面を考えるものになっていた。


そんな月日を過ごしてン十年、ようやく自認できたことがある。

「ダサい認定されるのが怖い」からデニムを履いていた時もあるのはあくまでも10代の頃。

  • おしゃれだな、好きだなというスナップはデニムスタイルであること。

  • 今も値段が高額でも欲しくて買うのは、服ではデニムだけなこと。(コートなどは除く)

  • デニム姿の自分が好きなこと。

  • 仕事を休んでいる今、毎日着るのはお気に入りのデニム2着なこと。

30thモデルは誕生日に

あー。わたし、デニム大好きだわ。


その時々で好きなシルエットや丈、色もブランドも変わるけれど
おしゃれだと思われたいからでなく、大好きだから履いていたデニム。

そう思ったら、普段から履こうとお気に入りブランドのデニムをもう一着購入し、今は交互に毎日履いている。
普段着用と値段だけで買ったしっくりしないデニムはサヨナラして。

犬の散歩も、雨の時も、お篭もりで1日家にいる時もお気に入りを着て過ごす。

今はRED CARDがお気に入り
※RED CARD公式サイト

お気に入りの1着を身につけている自信。

あー、これか。

この満足感。値段に関係なく普段からたくさん使うことが、自己肯定感を上げてくれる、とは。

この休職して数ヶ月で、やっと実践できている。このままミニマリストになれるかも、って思う。(気が大きい)
高いものは、大事にしまいこむお出かけの時使う、の呪縛をすこしずつできるものから解いていこう。まずは身近で丈夫な、デニムで実践。

今日もデニムに、ネットで購入し届いたばかりの白のハイネックを着ておこもり中。新品もできるだけすぐに使うようにする。
洋服は使って初めて価値があるのだから。

溜まった思いを、思考整理の忘備録。
ジーンズと呼ぶよりデニムという方がスキ。

散文、読んでいただきありがとうございました。

皐月



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