【転職成功】田舎好きが東京で暮らすことになった
こんにちは。あやねです。
今日はここで転職活動が終わったよ、来月から東京での暮らしが始まるよ、というお話をしますね。
あとは「都会と田舎どっちがいい?」という個人的な思いも雑談がてらお話したいと思います。
先日の記事で「まじで内定でない…🥺」という記事を書いてから1週間後、無事内定を勝ち取ることができました!!!!!
ほんとによかった!!!!!😭😭😭
転職活動で1番辛かったこと
転職活動で何よりも1番メンタル的に辛かったのは、「最終面接の結果待ち」の時間だったなぁ。
内定が1つでも出ればとりあえず安心して転職活動が進められるし、入社したいと思える会社ならとにかく嬉しいし努力が報われる。
でもお見送りになればまた一からやり直し。
これを何回も何回も繰り返すとさすがにメンタルがやられそうになった。
例えるなら「最後の1つのドミノの木を倒してしまってまた最初から」をエンドレスに繰り返すような辛さ。
せっかくここまでやってきたのに…。
なに?どうしてまたお見送りなの?
私に何か問題でもあった?
まるで「自分がダメ人間なんだ」と自己肯定感がボロボロになりそうだった。
でもそうじゃないんだよね。
確かに私自身の能力が足りないこともあったかもしれないけど、会社の雰囲気に合わなさそうとか、会社の都合で簡単にお見送りになったりするんだよね。
あとは応募者の相対評価での選考になるのも転職の難易度がグッと上がるよね。
いくら未経験OKの求人でも、他の応募者が少しでもその職種に有利なスキルを持っていたり、正社員歴が長かったりすると私は途端に不利になってしまった。
(私は元小学校教員で、適応障害の罹患経験があって、1年で退職している。)
やっぱり短期離職や精神疾患にかかったことがある人は不利だよなぁ、いくら若くても、と思った。
忌むべき「最低でも3年は働け」という言葉も、短期離職が転職に不利になるという観点からは、ある意味正解にもなり得る言葉なんだと思った。
まぁ、本当は違う仕事や生き方がしたいと思いながら3年も同じ場所で働き続けるのは時間がもったいない思うけどね。
だから1年で離職したことは、自分の人生において良い決断だったと今でも自信を持って言えるな。
エージェントさんが心の支え
あとは、私は本当に素敵なエージェントさんと巡り会えたからこそ、辛い転職活動を乗り切れたとも思ってる。
内定がやっと出たときは、私もエージェントさんも電話口でお互い涙声で喜びを分かちあってた 😭
エージェントさんにとっても、私との転職活動はここ最近で1番本当に嬉しいことだと話してくれた。
ただ目先の転職ではなく、私の人生のビジョンまでも一緒に考えて伴走してくれた素敵なエージェントさん。
本当に心から感謝しています😭✨
そして、転職活動にも終止符を打ち、来月から東京にある会社でインサイドセールスという営業職に就くことになりました。
将来性バツグンなインサイドセールスというお仕事で営業力を身につけて、いつかWebマーケティングに携わるお仕事がしたい!
そしてリモートで働けたら最高です。
そのための土台として、今回は営業職へのキャリアチェンジです。
東京は選択肢が多いのが魅力
東京で仕事を探した理由は、 求人数が多いからこそ、今の自分でも応募出来る会社の選択肢を増やせると思ったから。
少しでも自分にとって価値ある転職ができる確率を上げたいと思うと、東京はうってつけな場所だと思った。
最初は地元で職探しをしようと思ってた。
地元は名古屋まで電車1本ですぐに行ける場所なので、名古屋で仕事を探してもある程度求人はあるでしょ、と思っていたけど…。
でも、いざ探してみると思っていたより未経験OKの求人がなかったし、求人票を眺めて「ここいいな」と思った会社は大体東京だった。
ちょうど一人暮らしも始めたいと思っていたので、なら東京でちょうどいいじゃん!と思った。
東京での家探しの基準「満員電車に乗らないこと」
でも、私はもともと田舎や自然が大好きな人間。
地元がほぼ名古屋なので、むしろ田舎に憧れちゃうタイプ。
だから、人混みも満員電車も苦手。名古屋の満員電車も本当に無理…。
なら東京の満員電車とか絶対無理じゃんね😂
そこで私は「東京の満員電車に乗らずに出勤する」と固く心に誓った。
でも東京の家賃は高いから、結構難しい。
もし電車に乗るとしても絶対に1駅分と決めて今はお家を一生懸命探してる。
(会社に駐輪場がないから、基本は公共交通機関で出社してねと言われちゃった😂)
もし電車乗るとしても、1駅3分なら、頑張れるかな…。
家が会社から近ければ9時台の電車に乗れるし、それならラッシュのピークは過ぎてるかな?
その日の気分で歩きや自転車という手段も使えるし、それならきっと大丈夫かな?😆
田舎と都会の暮らしを両方経験して思うこと
田舎での暮らしは、昨年北海道で教員をしていたときのこと。
道東のど真ん中の湖がきれいな田舎町。
人口は約7000人で、人口密度は8人だった。
最寄りのイオンは片道1時間半で、町の約半分は国立公園に指定されちゃっているような町で1年間暮らした。
広い町内にはたった一つのスーパー「フクハラ」があり、約7000人の命を繋いでいると思うと「すげぇ…」とよく分からない溜め息が出た。
もちろん車がないと生きていけない。
朝起きてカーテンを開けたら目の前にシカがいた、なんてこともあった。
空気もおいしい。
秋でも最高気温が氷点下になる日は、水溜まりが完全に凍結していて、まるでスケートリンクを滑るように朝のお散歩をしたのも良い思い出だな。
田舎はのびのびと暮らせるのが良いところ。
でも生活に必要なものがすぐ近くに売っていないのが不便で不便でしょうがなかった。
ほぼ名古屋市で育った身としては、生活に必要なものが近くになにもない生活は「ありえない」と思っていた。
そして都会の暮らし。
まぁ東京はこれから暮らすけど、名古屋を都会としたら、やっぱり生活において必要なものがすぐ手に入る利便性は「暮らしやすさ」に直結すると思ってる。
でも、自然の美しさやのびのびと自分を解放できるような満たされた感覚は、やっぱり田舎暮らしの良さなんだよな。
でもきっと「ないものねだり」なだけなんだよね。
北海道の田舎町で教員をしていたとき、「東京のキラキラに憧れる系女子」がたくさんいた。
そんなキャピ系女子たちはほぼ名古屋出身の私に興味津々だった。
「ねぇ先生、私大人になったら絶対東京に行く!」と目をキラキラ輝かせて私にたくさん理想や憧れを教えてくれたな。
私の正直な感想は、
「え、都会って別にキラキラしてないし、それはただの幻想だよ?」
だった。
もちろん彼女たちの夢を壊したくなかったから口には出さなかったけど、
「東京に行けばどんなことだってできるんだ!」
「東京に行けばなんでもある!」
「東京ってキラキラしてて憧れ!」
という彼女たちの言葉は何だか心に引っかかった。
確かに東京には何だってある。
流行りのあのお店だってあるし、何かのイベントやコンサートも大体東京なら開かれるし、欲しいものはすぐ近くでなんでも手に入れられるのはその通りだと思う。
それはとても便利だし「何でもある」は確かに東京ならではの魅力だとは思う。
いろんな人がたくさんいるし、夢追い人とか何かの目標にチャレンジしている人にとっても良い刺激もあると思う。
でも結局、都会に住んでいる人にとっては「ただの生活の場」でしかないと思うよ。
憧れで上京してきても、誰でも等しく「東京は生活の場」になるんだからね。
反対に私は田舎に憧れて北海道に移住してきたけれど、やっぱり「ただの生活の場」になったよ。
だから生活に必要なものが近くにないことが本当に辛くて、田舎への憧れとのギャップをすごく感じた。
そして、田舎で暮らすキャピ系女子たちは、自然の美しさとか全く興味をもっていない。
別にその自然は当たり前にあるものであって、彼女たちにとって田舎は「ただの生活の場」でしかない。 私には田舎が憧れの場所だったのにね。
やっぱり、ただの「ないものねだり」だね。
だから私は都会にも東京にも憧れは一切なく、成り行きで東京で暮らすことになった。
でも、東京という街について、もっと知ってみたくなった。
街をふらりと散歩して、赴くままに居酒屋やおしゃれなカフェに立ち寄ってみたいな。
奥多摩とか自然を感じられる場所に行ってみたいな。
「何でもある」東京だからこそ、自分の好奇心のままに何でもできちゃいそう。楽しみだな。
都会にも田舎にもそれぞれ魅力があり、どっちが良いというのも本当に人それぞれ。
でも、私が1番魅力的だと思うのは、都会でも田舎でもない地方都市。
都会すぎても田舎すぎても不便だと思うからね。
一周まわって、都会でも田舎でもない地元、最高✌