作業療法士が教習指導員として働き始めてみた!Part33:Mission

こんにちは。
教習指導員の資格を取得した、作業療法士(OT)です。
教習指導員としてOTが自動車学校で働くのは日本初!!です。

前回は、“教習生に向き合うということ”について書かせてもらいました。
今回は、 “Mission”について書いていきたいと思います。




~自分のキャリア~


2010年の4月から作業療法士として、総合病院に勤務したのがキャリアのスタートになります。
総合病院では、12年間勤務してきました。
超急性期のHCUでのリハビリから慢性期の病棟でのリハビリまで、一通り医療機関内で経験してきました。

2022年4月から、勤務していた医療機関でもともと連携を行っていた自動車学校に転職する事を決め、
キャリアでは初めて、医療機関以外での勤務を始める事となりました。

2022年は、“普通自動車の教習指導員資格”を取得し、その他交通心理士などの資格をいただくことができました。現在は、自動車学校の中で医療福祉連携やハンディキャップを抱える方の自動車運転免許取得の支援、その他の活動を中心として行っております。




~なぜ転職したか?~


医療機関内でも、脳血管障害に罹患された方を中心に“移動支援”を行ってきました。
高次脳機能を机上で評価したり、ドライビングシミュレータを使用した評価、自動車の改造などはもちろんですが、自動車運転免許の更新が病気の影響により叶わなかった方の移動について支援を行ってきました。

医療機関に在職中、自動車学校との連携は主に実車運転評価を実施する事を目的として連携を図ってきました。
しかし、転職を選択した理由として
医療機関内でのMissionから、個人のMissionが変革した事にあります。

医療機関では手の届かない方への支援は?
医療機関での経験から“社会資源”を新たに創出することができないか?
医療機関で行っていた活動が社会貢献に役立つのでは?

というように、日々の葛藤を基に
自分自身の中でMissionが明確になった事もきっかけとなります。

Missionを果たすための手段として、新たな職場や資格および働き方などを変えた。
というところが理由であると考えています。




~Missionを再認識~


自動車学校での活動や、それ以外での活動も含めて考えた時に
私のMissionの核となる部分は大きくバリアンスすることはないと感じています。
(あくまでも現時点では…ですが)

これからも、働き方や取得する資格や学ぶべき学問など
それらに関して、行動の理由となるのはMissionに沿った活動になると改めて認識することができました。

今後も、自問自答しながら
Missionも変遷しながら…活動を続けていきたいと思っています。





本日は、ここまでになります。
次回も、感じた事などを書いていきたいと思います。

また不定期になると思いますが…
時間があるときに、覗きに来てもらえると嬉しいです。

それでは、良い一日を。

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