今年挑戦したこと

ことしも残すところあと1ヶ月と少し。
ことしを語るのに忘れてはいけないのが、コロナ問題だ。いろいろなことが制限された年だった。

そんな年に、わたしが家に引きこもって挑戦してきたことをまとめていきたいと思う。

①ギター

8月1日に、ギターを買った。理由は、「弾き語りがしてみたい！！」。tiktokで高校生たちが弾き語りをするのに憧れて買った。ミーハーなのだ。わたしもいつか、と思ってはいるものの、別に歌がうまいわけでもなく、ギターの経験者でもない。まだまだ聞かせられたもんじゃないため、披露できるのは当分先になると思われる。

披露できないレベルだからと言って、成長していないのかというとそうでもない。8月中は、1日15分程度の練習が限界だった。指がめちゃくちゃ痛いのだ。前日の痛みを引きずっての練習はなかなか厳しいものがあった。9月頃になってようやく指が慣れてきて、まともに練習できるようになった。

最初は左手でコードを押さえるので手一杯だったが、最近は右手のストロークも少し練習している。

全くやったことがないことに挑戦すると、もちろん思ってもいなかった難しさもあるのだが、自分の中の期待値も「できないのが当然」から始められるので気楽なものだし、すごく簡単なことができただけでも喜べるのでとても良いと思う。

②Excelマクロ

もともと、Excelは好きだ。関数を使って作業時間を短縮できたり、リストのデータを見やすくまとめたり、どうやったら自分が考えていることを実現できるか考えるのが好きだ。

ただ、マクロはやったことがなかった。学ぶ機会がなかったし、「頭の良い人たちが使ってるやつでしょ？」という感じで自分ができるとも思っていなかった。

そんなときに、Excelファイルのデータを、別のExcelファイルに打ち換えるという仕事を任された。大体週に1回あるのだが、それが膨大なのだ。1日がかり。細かく、リストも見づらいため目も痛いし、単純作業で頭もボーっとする。
それが苦痛で、なんとかならないか考えることにした。最初はシートの関数だけでがんばっていて、1ヶ月ほどはそれで運用していたのだが、それを使うためには体裁を整えたりなんだり準備の時間がかかるのだ。

いろいろ検索した結果、結局マクロが便利そうだということに気づき、思い切って勉強することにしたのだ。VBAをいろんなサイトで勉強した結果、1日がかりだった仕事が、午前中で終わるようになった。その分、別に仕事ができたり、次にそのファイルを使う人が〆切に余裕を持って作業ができるようになったり、良いことづくめだった。

Excelファイルだけでマクロを使うのはまだ初心者レベルで、次のステップはoutlook等ほかのシステムとつなげて使うことらしい。そこまでは挑戦できていないが、初心者レベルでもかなり便利なスキルを身につけられたような気がしている。

③アクセサリーのハンドメイド

知り合いに、アクセサリーを作るのが趣味の子がいた。その話を聞いたのは数年前で、そのときは特に何も思わなかったのだが、最近になって100円ショップのハンドメイドコーナーが気になるようになったのだ。

「友人がやっている」というのは、すごく難しそうなことでもなんだか身近に感じて、やってみようかなという気にさせる。工具をそろえてやってみたところ、本当に簡単にできたのだ。10分もかからなかったと思う。
なんだか気持ちが沈んでいたときだったので、「わたしにもできた！」と自信につながったのを覚えている。

工具やビーズ等、最初はお金がかかったが、ある程度揃っていると消耗するまでは特にお金もかからない。初心者セットみたいなものでも、なかなか使いきれない量が入っているため、興味のある方は一度挑戦して見てほしい。

今年は旅行にもなかなか行けず、おうち時間が増えた。そうすると、何か新しいものを取り入れなければ毎日同じことを繰り返してしまう気がする。

withコロナの時代に入り、いつ終わるのか、終わるのかも不確定な状態で、どんより立ち止まっている感じは否めないかもしれないが、自分はどこかへ進んでいる感覚が欲しいなと思う。来年も、何かに挑戦していきたい。