見返りを求めるから苦しくなるんだよ…。
どんな人でも「お金持ちになれる」6つの良い習慣として
『男はお金が9割』(三笠書房)の著者・里中李生さんは
以下の項目を挙げています。
①洞察力を磨く
②人と反対の行動を取る
③伸びない会社にしがみつかない
④根性論を捨てる
⑤お金を働かせる
⑥誰かを「助けたい」と思う気持ちを強く持つ
どれも当たり前のことで
いくつかは今すぐにでも実践できることですが
多くの人がそれを実践できていません。
①~⑤はなんとなく誰でも想像ができると思いますが
その中で⑥だけは明らかに異彩を放っています。
「全く意味がわからん!」
という方も多いのではないでしょうか?
だって単純に「人を助けたい」と思っても
どうやって自分にお金が入ってくるのか説明できないですよね。
はい。
ズバリですね。コレ
説明できないんです。
え?どゆこと?
スピリチュアル系?
説明できないなりに、ここからはボク的解釈として
著者の意図とは違うかも知れませんが書いていこうと思います。
「人を助ける」という行為に対して
人は何かの「見返り」を求めるものです。
しかしお金持ちの思想は「見返り」を求めません。
「見返り」がないということは⑥を実践しても
一銭も自分に入ってきません。
この部分に関しては完全に矛盾しています。
一銭も入ってこないのに
「お金持ち」になれるだと?!
普通はそう思いますよね。
ですけど
親が子に対して見返りを求めて育てますか?
それと同じなのです。
母性です。
「お金持ち」の多くは母性を持って他人と接しています。
実はここが非常に大事な部分で
自分のことだけを考えたり
儲けだけを考えているお金持ちは長く続きません。
①~⑤までのような目に見える行動も大事ですが
⑥のような一見すると何の繋がりのなさそうな思考の部分が
人生を豊かにする上で
とても大事な要素になってくるのです。
ボク自身がそうだったんですが
お金がないうちはこのことがあまり理解できませんでした。
しかし資産が増えるにつれ
もっと早くこれに気付くべきだったと後悔しています。
お金を持つための器の準備というのは
お金がないうちは必要ないと思いがちですが
これは全く逆で
器を大きくしないと貯められません。
コップならコップの量だけ
お鍋、バケツ、風呂釜…
お金も運もすべての幸せは自分の器にあった量しか入ってきません。
そして偶然、入ってきても許容を超えれば溢れてしまいます。
小手先の技術や情報ばかり追い求めるよりも
器を磨く方が
後に大きな見返りとなって返ってきます。
そして器を大きくするための行動こそ
「人を助ける(他人のための行動)」なのです。
成功者はこのロジックを知っているので⑥を行うのだと思います。
ありがとうございます!お気持ちは寄付させていただきます。