1000万円の寄付をしたYOSHIKIさんのコメントに日本の寄付事情の縮図が込められていると思う。
なぜ寄付をするだけで
こんなにも話題になるのでしょう。
寄付って聖人君主だけがするものではないし
寄付する人が聖人君主でもありません。
行為自体に特別性もないし
寄付をすることに特別な意味の必要もない
誰でもできることだし
やっている人にとっては
毎日ハミガキをすることくらい習慣的で日常的なこと
ハミガキって朝起きて意識がぼ~っとしているときにでも
自然にやっていますよね。
ハミガキするぜ~!…と朝から気合い入れて
さぁ今日はどのくらい磨こうかなんて考えないのと同じ。
どこをどう磨いたかなんて記憶に残っていないくらい日常。
寄付している人の寄付行為とは
そのくらい自然で習慣的で日常的なこと
なのに
「お前のハミガキ売名行為だ!」
「ハミガキするやつは偽善者だ!」なんて言ってる人がいる
……………????
寄付している人からすると何言ってるの?
なんでハミガキしたくらいで他人に指摘されるの?
…と、
そのくらいボタンの掛け違いがあるので議論をする気すら失せます。
日常的な行為を「胡散臭い」って言われるんですから
説明するもの面倒くさいですよ。
YOSHIKIさんが西日本豪雨の被災地へ1000万円を寄付したのですがそのコメントに心の内が見えます。
「助かるのであれば、僕は堂々としたい」
という短くシンプルで力強い言葉。
そしてその裏には
善意を売名扱いする方々への抵抗にも聞こえます。
堂々としたいという言葉には
堂々とできないという環境が存在することを物語っています。
それを承知で声を上げる
こういうことが本物のインフルエンサーとしての姿だとボクは思います。
本来の影響力って
日常的な行為そのものがエネルギーとなって他者に影響を及ぼすことを指すものなのではないでしょうか。
やれフォロワー数何名とか数字だけの価値観ぶら下げて自分の影響力に鼻を伸ばしてふんぞり返っている人よりよっぽど健全な姿だと思います。
寄付するってYOSHIKIさんにとっては
ハミガキしているようなもんなんですよきっと…
ありがとうございます!お気持ちは寄付させていただきます。